『アポロ11』(原題:Apollo11)
監督:トッド・ダグラス・ミラー
もはや日曜日に2本観る気力もなくなり、これ1本だけ。
109シネマズ大阪エキスポシティにて。
「完全版」とはどういうことなのかと思ったら、
完全版の公開より先に「ファースト・ステップ版』なるものが公開された様子。
そちらは全国の科学館や博物館で限定公開されているそうです。
アポロ11号が人類史上初めて月面着陸を成し遂げたのは1969年。
当時のアメリカ公文書記録管理局とおよびNASAで新たに発掘された70mmフィルムなど、
一般には未発表のアーカイヴ映像と音声データのみが用いられています。
ニール・アームストロング、バズ・オルドリン、マイケル・コリンズが
アポロ11号に乗り込む前の表情を見ているとこちらまで緊張。
発射のシーンでは大興奮。
無事に月面着陸を果たしたあとも、帰還時の通信不能になる時間はドキドキします。
そこにいる誰もがものすごく長く感じたことでしょう。
実話が基の物語では感動するようにつくられているから、
泣いてしまうのも当たり前ですが、
何の演出もなく、あるがままの状況を撮っただけでこれは感動します。
明石市立天文科学館では7月初めから来年3月末までファースト・ステップ版を上映しているらしい。
劇場で観るのもいいけれど、この手の話ならば天文科学館で観るのがいいかもしれませんね。