『劇場版 進撃の巨人 完結編 THE LAST ATTACK』
監督:林祐一郎
声の出演:梶裕貴,石川由依,井上麻里奈,下野紘,三上枝織,谷山紀章,嶋村侑,
細谷佳正,朴路美,神谷浩史,子安武人,花江夏樹,佐倉綾音,沼倉愛美他
原作も読んでいなければTVアニメ版も観たことがありません。
知識としてあるのは劇場版に描かれていたことのみ。
それだって最後に観たのは実写版の『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN エンド オブ ザ ワールド』(2015)で、
あれから実に9年が経過しています。そんなの覚えていられるわけがない。
そう思って今回の劇場版はもうスルーしてもいいかなぁと思っていました。
けれども昨年秋についに完結したらしくて、本作はその“The Final Season 完結編”の劇場版とのこと。
これで終わりならばまぁ観ておくかと思い、イオンシネマ茨木へ。
案の定、記憶を呼び起こすのが大変でした。
覚えているのは、「なんだか巨大化した人に襲われるぞということで壁を築いたけれど、
その壁も蹴散らして巨人が侵入してきたよ、さぁ戦うよ」てなことだけ。
自分でもあきれましたが、終盤になるまで「エレン」は女性だと思っていました。
巨人化しても正気を失わずに人類を救おうとする人がいる一方で、
エレンはどうやら巨人側に魂を売ってしまったらしい。
もう敵なんだからごちゃごちゃ言っている場合じゃない、エレンも殺すしかないという意見があるなか、
ミカサだけはどうしてもエレンを殺す気持ちになれない様子で、
それはミカサがエレンの幼なじみで大事な友だちだったからなのかと思ったら、
そうですか、エレンとミカサは恋仲だったのですね。女性じゃなかったんだ~。(^^;
何の予習も復習もなく、9年ぶりにこれのみ観たら、ほとんどワケがわかりません。
エレンだけがもともと全容を知っていて、アルミンやミカサを英雄にするためにシナリオを作ったのだと私は理解しましたが、
これが合っているのかどうか、一度観ただけではさっぱり。
夢オチに思えなくもなくて、でもこれを夢オチで片付けるとファンの方々に怒られそう。
ただ、こんなにも話をわかっていないのに、序盤にほんの少し睡魔に襲われたのみで、お目々パッチリ。
ということはそれなりに面白かったわけで、話をちゃんとわかったうえで観ればめちゃくちゃ面白いのでしょう。
今は観る時間をつくれません。これも老後の楽しみに取っておきます。