『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 運命』
監督:英勉
出演:北村匠海,山田裕貴,杉野遥亮,今田美桜,鈴木伸之,眞栄田郷敦,清水尋也,
磯村勇斗,永山絢斗,村上虹郎,高杉真宙,間宮祥太朗,吉沢亮,高良健吾他
109シネマズ箕面にて。
『東京リベンジャーズ』(2021)って、いかにも続編ありな風で終わったのでしたっけ。
前作を観てからまだ2年経っていないけど、よく覚えていません。
ちなみに私は間宮祥太朗の顔が苦手です。なぜなのか不明。なんとなく。
監督は引きつづき英勉。
前作の復習もしないまま観はじめましたが、タケミチがちゃんと説明してくれます。
大好きなヒナタを喪い、自分も死んだと思ったそのときに高校時代にタイムリープした彼は、
なんとしてでも過去を変えてヒナタの命を救おうとする。
前作で見事それに成功して現在に戻った今、ヒナタとデートすることに。
嬉しくてたまらないタケミチだったが、今度は彼の目の前でヒナタが死んでしまう。
ヒナタの弟で刑事のナオト(杉野遥亮)に話を聞くと、
総長のマイキー(吉沢亮)以下みんなが家族同然だった東京卍會は今や別物。
恐ろしく強いけれど優しかったマイキーも変わり、単なる悪の集団になっているらしい。
タケミチは東卍の崩壊とマイキーの暴走を食い止めるべく、再び過去へとタイムリープするのだが……。
暴力に満ちていますが、結構笑えるシーンも多いのは英監督の成すところ。
楽しく観られるけれど、マイキーをコントロールするキサキ(間宮祥太朗)がめっちゃ嫌(笑)。
その側近とおぼしきハンマ(清水尋也)も嫌ですよねぇ。
こういう集団に属すということは何が面白いのかわからないから、
彼らのやっていることにまったく賛同はできません。
しかし、家にも学校にも居場所がない子がいたとして、
こんなふうに弟のように可愛がってもらえたら、この人のために生きようと思えるのかも。
エンドロールを見るまで高杉くんだとは気づきませんでした。
村上虹郎にパンチパーマは似合わない(笑)。
ほとんどカメオ的出演の高良健吾が印象に残ります。
ストーリーを楽しむというよりも、若手人気キャストいっぱいの顔ぶれを楽しむ作品でしょう。
アンタ、それは逆恨みというものよ、などというツッコミも内心入れながら。
で、えーっ、ここで終わるの!?ってとこで終わるんですよ。
いったい次はいつあるんすかぁ。おおっ、2カ月後か!