『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』(原題:Fast X)
監督:ルイ・ルテリエ
出演:ヴィン・ディーゼル,ジェイソン・モモア,ミシェル・ロドリゲス,タイリース・ギブソン,クリス・“リュダクリス”・ブリッジス,
ジョーダナ・ブリュースター,ナタリー・エマニュエル,サン・カン,ジェイソン・ステイサム,スコット・イーストウッド,
レオ・アベロ・ペリー,ヘレン・ミレン,シャーリーズ・セロン,ブリー・ラーソン,アラン・リッチソン,ダニエラ・メルキオール他
イオンシネマ茨木にて。
“ワイルド・スピード”シリーズって22年も続いているんですね。これは第10作に当たるのだそうです。
まったく、どんだけ出演者多いねん。主要キャストだけ上に挙げようと思ったのに、全然書き切れへんがな。
もうワケわからんことになっています。(--;
ドム(ヴィン・ディーゼル)は妻レティ(ミシェル・ロドリゲス)と、
亡妻エレナとの忘れ形見リトル・B(レオ・アベロ・ペリー)と3人で穏やかな日々を送っていたが、
ある日、秘密工作組織“エージェンシー”から仕事の依頼を受け、
ファミリーのローマン(タイリース・ギブソン)、テズ(クリス・“リュダクリス”・ブリッジス)、
ラムジー(ナタリー・エマニュエル)がその仕事を片付けるためにローマへと向かう。
ところがそれは罠。
亡き父親の復讐を誓うべく、念入りに計画を立てて動き出したのだった。
ダンテはドムひとりに仕返しをするのではなく、ドムの愛する者すべてを破壊しようとしており、
ファミリーが連携を取れないようにまず散り散りにして……。
あらすじを書く気も起こりません(笑)。
いつもどおりワーッとやって、バーッとなって、でね、最後はそれなりに落ち着くじゃないですか。
だから、ポール・ウォーカーが映画の外で事故死してしまったことを除けば安心して観ていられたのに。
ここで終わらせるとは、相当ずるい。回想シーンに頼りすぎの感もあり。
誰が生き残ったのかもわからず、たぶん悪役みんな生きている。
続編を作って引っ張る魂胆が透けて見えてガックリ。
客みんな「はぁ?何この終わり方」と思ったことでしょう。
ドムの弟ジェイコブ(ジョン・シナ)は本当に死んじゃいましたか。
最後にクレジットなしでガル・ガドットとドウェイン・ジョンソンが出てきてもねぇ。
ガル・ガドットは最近こういうオマケ的な出方が多くないですか。
“アクアマン”のジェイソン・モモアがこんなイカれたサイコ役とは。あんまり見たくなかったかも。
続編も仕方ないから観に行きますけど、リトル・Bが大活躍する姿とか見たいです。
ずるい商売だなぁ。みんなそれなりの歳になったんだから、そろそろ終わりにしますかね。