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『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』〈字幕版〉

2021年12月12日 | 映画(は行)
『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』(原題:Venom: Let There Be Carnage)
監督:アンディ・サーキス
出演:トム・ハーディ,ウディ・ハレルソン,ミシェル・ウィリアムズ,
   ナオミ・ハリス,リード・スコット,スティーヴン・グレアム他
 
イオンシネマ茨木にて前述の『フラ・フラダンス』を観たあと、
109シネマズ箕面へ車を走らせ、本作のIMAX版をレイトショーにて。
 
『ヴェノム』(2018)の続編で、今回メガホンを取るのはアンディ・サーキス
映画監督としてよりも、モーションキャプチャー担当のイメージが強い人。
本作では監督に徹し、出演はしていません。
俳優としても監督としても面白い人だなぁ。
 
前作でジャーナリストのエディにタール状の地球外生命体“シンビオート”が寄生
やがてそのシンビオートはエディと完全に一体化して、ヴェノムと名乗るようになった。
通常はエディの体の中に潜んでいるが、突如として姿を現すから油断も隙もない。
 
ヴェノムに振り回されることに疲れるエディだったが、
ヴェノムのおかげでスクープを掴み取ることもあり、
もはやヴェノムなしでは仕事できないのが実情。
 
しばらく良い記事を書けずに悩んでいたところ、
収監中の連続殺人鬼クレタスがエディに会いたいと連絡してくる。
クレタスの被害者の遺体を捜していた刑事マリガンは、
エディにクレタスと面会して情報を得るように求める。
結果、クレタスの話からヴェノムが遺体の所在を突き止め、
またしてもエディはヴェノムのおかげでスクープゲット。
 
遺体が発見されたせいで死刑執行が早められたクレタスは、再びエディとの面会を希望。
その席でクレタスの挑発に乗って飛び出したヴェノムと牢越しの殴り合いとなり、
エディはクレタスに噛みつかれてしまう。
 
こうしてエディ=ヴェノムの血液を体内に取り入れたクレタスは、
最強のシンビオートに寄生された状態になり、脱獄に成功するのだが……。
 
グロいけどコミカルで楽しい。
太い首して顔色悪く、今にも倒れそうなトム・ハーディ
ヴェノムに振り回される様子が可笑しいです。
部屋の中をこれだけぐちゃぐちゃにされたうえに、
テレビも大事にしていたバイクも窓から放り投げられてかなり気の毒。
でもヴェノムがいなければ二流記者なんだから、仕方ない(笑)。
 
エディの片想いの相手アン役のミシェル・ウィリアムズ
その婚約者でイケメン医者役のリード・スコット
スティーヴン・グレアム演じるマリガン刑事、
それぞれとエディやヴェノムとの会話も楽しい。
クレタスの彼女フランシス役のナオミ・ハリスだけはちょっと怖かった。
 
スーパーヒーローものってどれもこれも面白いけれど、
ヒーローが多すぎたり、世界戦略阻止にいたるまでがややこしすぎたりしますが、
本作の場合はいたってシンプル。頭がこんがらがらずにありがたい。
 
今度はスパイダーマンとの対決ですかね?楽しみ♪

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