クラブ報告
5月26日(日) 天候 晴れ 参加者 23名
CL 松尾Tさん
此処の所、初夏を思わせる晴れの日が続いている。今年は早い梅雨入りの予報なので、今日は梅雨入り前の貴重な晴れ間になりそう!リーダーの堀越さんが参加出来なくなり、代行、松尾千さんリーダーの挨拶後、5台の車に分乗して関市役所を出発する。
途中、恵那峡SAで休憩をとる。松川が近くなった車中から見えた木曽山脈は、青空の下、山襞の残雪に朝日がさし白く輝いている。松川のICを出ると車は小渋川に沿って59号線を進みます。小渋ダム、小渋峡を過ぎ登山口のある大鹿村へ向かいます。
1961年6月29日、梅雨前線に伴う集中豪雨で42人の方が犠牲になられた大西山大崩壊の爪痕が半世紀過ぎた今でも残っています。ビガーランド大鹿村観光協会でトイレ休憩を取り、7:50分つり天国P到着です。青葉が瑞々しい大きなホオノキがあり白い花を付けています。
Hさんの指導でストレッチを行い、2班の班構成で出発です。イチゴのビニール栽培の横をすぎると樹林帯にはいります。プラスチックでできた矢印の標識が随所にあります。暫らくは九十九折に付けられた何の変化も無い登山道を一歩一歩踏みしめて行きます。所どころ、乾いた落ち葉の吹き溜まりがあり足元に注意を払います。老木が登山道を塞いでいたりします。そんな場所では、下見山行を行った1班のリーダーさんが鋸で枝を切ります。安全に登山ができる様にと心配りが嬉しいです。
自然林の中を歩くようになると、登山道の両側にフタリシズカが群生しています。
空を仰ぐと木々の目のさめるような萌黄色に心も体も癒されます。三回ほどの休憩を挟みながら急登を終えると、稜線分岐に着きました。此処まで良いペースで来ています。分岐はカラマツ林と笹原が広がって気持ちの良い場所です。15分程の休憩を挟み三角点(前大西山)へ向かいます。
幼いカラマツの木々の中の登山道沿いに三角点はあります。
山頂への道中、高い木の上に熊の餌場を見つけました。あんなに高い所で食事を取る熊は、見かけと違いなんと身軽でしょう。何回かの小さいアップダウンがあり小広い大西山山頂に到着です。残念ですが展望は有りません。
11:20分から12:10分迄、ゆったりした春の景色の中でランチタイムです。山頂付近は大きなコシアブラの木が何本もあり、季節をずらしたお土産としました。
下山の途中、赤石山脈展望台では残雪の残る塩見岳、悪沢岳、赤石岳を望む事ができました。
1班は、まだお目にかかってないギンランを見つけるノルマを課して、往路を下ります。後ろでOさんの「あった~」の声。15センチほどの茎に長楕円形の葉が6枚互生して、茎頂に白色の花を数個つけているギンランでした。
登り以上に足元に気を付けながら、皆さん無事につり天国P下山いたしました。
帰路は、ビガーランドで休憩、冷たい飲み物やアイスを頂いてリフレッシュします。
ここでリーダー松尾千さんの挨拶を頂き解散となりました。「信州で2番目に山奥の村」大鹿村にある大西山、それぞれの思いを胸に大鹿村を後にしました。
出会った花
ギンラン・マムシグサ・ミツバツツジ・フタリシズカ・キジムシロ・ヤマホトトギス・ギンリョウソウ
コースタイム
関5:30==富加関IC==松川IC==つり天国P7:50・・・登山口8:10・・・尾根直登地点・・・稜線分岐10:30・・・ 三角点11:00・・・山頂11:20~12:20・・・尾根分岐12:40・・・つり天国P14:45==松川IC・・・ 関17:00
5月26日(日) 天候 晴れ 参加者 23名
CL 松尾Tさん
此処の所、初夏を思わせる晴れの日が続いている。今年は早い梅雨入りの予報なので、今日は梅雨入り前の貴重な晴れ間になりそう!リーダーの堀越さんが参加出来なくなり、代行、松尾千さんリーダーの挨拶後、5台の車に分乗して関市役所を出発する。
途中、恵那峡SAで休憩をとる。松川が近くなった車中から見えた木曽山脈は、青空の下、山襞の残雪に朝日がさし白く輝いている。松川のICを出ると車は小渋川に沿って59号線を進みます。小渋ダム、小渋峡を過ぎ登山口のある大鹿村へ向かいます。
1961年6月29日、梅雨前線に伴う集中豪雨で42人の方が犠牲になられた大西山大崩壊の爪痕が半世紀過ぎた今でも残っています。ビガーランド大鹿村観光協会でトイレ休憩を取り、7:50分つり天国P到着です。青葉が瑞々しい大きなホオノキがあり白い花を付けています。
Hさんの指導でストレッチを行い、2班の班構成で出発です。イチゴのビニール栽培の横をすぎると樹林帯にはいります。プラスチックでできた矢印の標識が随所にあります。暫らくは九十九折に付けられた何の変化も無い登山道を一歩一歩踏みしめて行きます。所どころ、乾いた落ち葉の吹き溜まりがあり足元に注意を払います。老木が登山道を塞いでいたりします。そんな場所では、下見山行を行った1班のリーダーさんが鋸で枝を切ります。安全に登山ができる様にと心配りが嬉しいです。
自然林の中を歩くようになると、登山道の両側にフタリシズカが群生しています。
空を仰ぐと木々の目のさめるような萌黄色に心も体も癒されます。三回ほどの休憩を挟みながら急登を終えると、稜線分岐に着きました。此処まで良いペースで来ています。分岐はカラマツ林と笹原が広がって気持ちの良い場所です。15分程の休憩を挟み三角点(前大西山)へ向かいます。
幼いカラマツの木々の中の登山道沿いに三角点はあります。
山頂への道中、高い木の上に熊の餌場を見つけました。あんなに高い所で食事を取る熊は、見かけと違いなんと身軽でしょう。何回かの小さいアップダウンがあり小広い大西山山頂に到着です。残念ですが展望は有りません。
11:20分から12:10分迄、ゆったりした春の景色の中でランチタイムです。山頂付近は大きなコシアブラの木が何本もあり、季節をずらしたお土産としました。
下山の途中、赤石山脈展望台では残雪の残る塩見岳、悪沢岳、赤石岳を望む事ができました。
1班は、まだお目にかかってないギンランを見つけるノルマを課して、往路を下ります。後ろでOさんの「あった~」の声。15センチほどの茎に長楕円形の葉が6枚互生して、茎頂に白色の花を数個つけているギンランでした。
登り以上に足元に気を付けながら、皆さん無事につり天国P下山いたしました。
帰路は、ビガーランドで休憩、冷たい飲み物やアイスを頂いてリフレッシュします。
ここでリーダー松尾千さんの挨拶を頂き解散となりました。「信州で2番目に山奥の村」大鹿村にある大西山、それぞれの思いを胸に大鹿村を後にしました。
出会った花
ギンラン・マムシグサ・ミツバツツジ・フタリシズカ・キジムシロ・ヤマホトトギス・ギンリョウソウ
(記録担当 泉谷さんの報告より)
(スライド写真提供 須田さん)
コースタイム
関5:30==富加関IC==松川IC==つり天国P7:50・・・登山口8:10・・・尾根直登地点・・・稜線分岐10:30・・・ 三角点11:00・・・山頂11:20~12:20・・・尾根分岐12:40・・・つり天国P14:45==松川IC・・・ 関17:00