みのハイキングクラブ

友と山に登り、自然に親しみ、心身を健やかに、親睦を深めます。

ヨセミテ国立公園

2013-07-17 | 自主山行
自主山行(ハイキング)報告

2013.6.20~6.28    参加者  6名
 ヨセミテは、アメリカで最も人気のある国立公園のひとつで、ユネスコの世界遺産に登録されています。数ある国立公園の中でもこのヨセミテは、他の国立公園が、一度訪れた人の脳裏にその情景が焼き付けられ、思い出となって仕舞い込まれるのに比して、「また行きたくなる」、「何度でも行きたくなる」ようなところにその特徴があるといわれています。
 それはなぜか・・、そこの景観にはいわゆるハデさはないものの、自然と人間とのかかわりの根源にまでさかのぼる原始の自然が今に至るも息づき保護されていて、人間に、そしてそこにある生きとし生ける動植物全てにとっても、安らぎを与え続けているから・・ということではないかと、私は感じました。つまり、それは人間のためでも、何のためにでもなく、それ自身の存在のための自然がそこにあるから・・ということになるのでしょうか。

 公園内の人工物は厳しく制限され管理されていて、ロッジなどの宿泊施設も限られています。なかでもホテルは少なく、そのうちのアワニー・ホテルは、アメリカ人の間でも「一生に一度は泊ってみたい」と憧れの的になっている所だといいます。1年前から始まる予約で1~2泊取ろうにもなかなか至難といわれているところに、私たちは前々から働きかけ、国内と現地の旅行社のお骨折りもあって、身分不相応にも五連泊できる幸運に恵まれました。
 そして園内(東京都の1.5倍の広さ)の、数限りなくある見所にも、あまり欲張らずゆったり楽しもうというつもりで出かけました。参加人数は6名でしたが、サンフランシスコ国際空港スタートから帰着までの終始、現地旅行社のガイド付き専用車で行動できたことは完璧なサポート条件となりました。午前・午後という半日の日も含めて延べ6日間園内に滞在でき、車の総走行距離数は約2000kmにも及びました。その逐一をここでご報告するスペースはありませんので、主な散策地、トレッキング個所を箇条書きで列挙してみます。
  1、トンネルビュー   (ヨセミテを代表する壮大な風景ポイント)
  2、マリポサグローブ  (世界最大の巨木ジャイアントセコイアの森)
  3、グレイシャーポイント(2199mヨセミテ随一の絶景ポイントからトレッキング)
  4、マウント・ホフマン (3307m公園のほぼ中心部にある山をハイキング)
  5、テナヤレイク    (山上湖と花崗岩の丘を散策)
  6、ミラーレイク    (鏡のような緩やで広く浅く冷たい流れを徒渉して遊ぶ) なお、滞在中は毎日のようにハーフドームやエルキャピタン、ヨセミテ滝(739m)を眺めて暮らしたという感じでした。 


コメント (2)
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