みのハイキングクラブ

友と山に登り、自然に親しみ、心身を健やかに、親睦を深めます。

労山雪山歩行技術講習会 母袋烏帽子岳(1,340m) 2024.2.4(日)

2024-02-19 | 講習会

 

山行報告

2024年2月4日(日)天候 晴れ 岐阜勤労者山岳連盟 総参加者 25名

 大垣労山 8名 多治見労山 7名 アルパインKANI 5名 みのハイキングクラブ 5名 

感想・雑記

  母袋烏帽子岳にて開催された雪山歩行技術講習会に4団体25名が参加しました。初めにアルパインKANIのK遭対部長の挨拶があり、
事前天気予報の関係と雪不足により疑似埋没体験と滑落停止訓練は中止となり歩行訓練のみを行う説明がありました。
 また、アイゼンやワカンの装着未経験の方をたずねられ、アイゼンについては全員経験済みでしたが、ワカンの装着~歩行未経験者は1名おられました。
しかし、いずれも今シーズンの装着が初めてという方が数名おりました。
その後、登山道を進み積雪量によりアイゼン~ワカンを装着しましたが、
全員が装着完了するまでの時間はアイゼンが約15分、ワカンは25分程掛かりました。
また登山道は積雪が少なく、特に傾斜地は地面の露出箇所が多いため器具を装着した状態での歩行はとても困難でした。
そして段差などでは小股で歩くよう指導を受け、山頂へは12:30分に到着しました。
30分の休憩後下山を開始。
駐車場手前でアイゼンを外し、14:40分全員無事に下山することが出来ました。今回の訓練での発生事例と注意点をまとめてみました。

  事例1  アイゼンの調整不足により歩行中2回ほど外れてしまった。
  注意点 アイゼン、ワカンの点検を事前に行うこと。
  事例2  器具の装着に時間が掛かった。またバンドの末端処理方法がわからない。
  注意点 アイゼン、ワカンの装着を事前に練習すること。
  事例3  アイゼンを持って来たが車内に忘れてしまった。
  注意点 現地到着後、出発前に忘れ物がないか再度確認を行うこと。
  事例4  下山間近でアイゼンを外し、片手に持ちながら歩いた。
  注意点 歩行バランスを取るもの以外は手に持たないこと。
                いずれも事故やケガに結びつく可能性がありますので、安全に配慮をする必要性を改めて感じることが出来ました。
      以上、今回も貴重な体験を行うことが出来ました。
ありがとうございました

【追伸】

母袋烏帽子岳の眺望について、当日は晴れて山頂からは御岳山、ピーク手前では乗鞍や白山などを楽しむことが出来ました

(記録担当 M・Mさんの報告より)

行程

美濃市小倉公園前P7:30==アウトドアイン母袋駐車場8:40講習会9:00~14:40 
雪山装備を使用して母袋烏帽子岳へ・歩行訓練、アイゼン、ワカン装着しての雪山歩行アウトドアイン母袋駐車場15:00==美濃市小倉公園前16:10

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