みのハイキングクラブ

友と山に登り、自然に親しみ、心身を健やかに、親睦を深めます。

御坂黒岳(1792m)(2023.1.22)

2023-01-28 | クラブ山行

クラブ山行報告

2023年1月22日(日)  天候 晴れのち曇り   参加者 18名

CL 佐藤Yさん

感想・雑記(Aコース)
 今日のマイクロバスの運転手さんは、サブの会でもお世話になっているNさんだ。リーダーとの息の合った楽しい掛け合いの中、バスは進む。美濃加茂HOで待つ私が、関市役所に行くと間違えてリーダーに伝えて、ご心配おかけしたうえ、出発を遅らせてしまい、ご迷惑おかけしてしましました。皆さま申し訳ありませんでした。今日は、ずっと曇りだった天気予報が、急に変わり、1日晴マークに変わったので、皆、富士山に期待がかかる。
 御坂山系は、今34歳の末っ子の生まれた甲府市に転勤で3年間住んだ時に、よく中央線の陸橋の上から富士山の頭と共に見上げていた山である。「御坂山系がなければ富士山がもっと見えるのにね。」などと子供たちと話していた申し訳ない記憶があるが、御坂山系に登るのは初めてで、とても楽しみである。
 中央高速にのり、懐かしい八ヶ岳や南アルプスが見え始めると、このまま千葉へ帰りたいような気持になる。釈迦ヶ岳は、登山口から結構な急登が、ずっと続く。空チームのリーダーが、見事な健脚で、とても登りがいある。釈迦ヶ岳も稜線は、やせ尾根の岩場で変化に富んでいる。頂上に着くと、うっすら雪のある富士山の絶景が広がり、皆、大喜び。二体のお地蔵様は、フリースの服と毛糸の帽子をかぶっていて、仲良く暖かそう。目指す黒岳が見える。
 日向坂峠へは、はじめ急坂で、途中から穏やかになり、林道に出る。また登り返して府駒山頂で休憩し、黒岳へ。ブナ林が、続き美しい。雪がうっすらとつくピークに展望はないが、130m歩くとすぐ上に展望台があり、富士山が裾まで見え、河口湖もキラキラしている。
 ここで昼食。しかし残念なことに、その前から徐々に曇りはじめ、雲がかかってしまっている!やはり午後はだめなのかとがっかりしていると、軽アイゼンをつけて出発と共にまた雲が取れてきはじめる。見事なツルウメモドキの赤いかわいい実を見つけて、破風山からツインテラスに着くころには、すっかりいい天気で絶景である。山中湖も向こうに見える。ツインテラスも素敵で、デートスポットにしたいような気持のよいテラスに皆大感激!「このテラスだけでもまた誰かと来たいね。」という意見多数であった。

 ここで、アイゼンを外す。下の新道峠にバス亭があり、季節によっては、スズラン群生地からピストンしてくれるようだ。すずらん群生地でBグループと再会し、帰路についた。長時間マイクロバスを運転してくださったNさん、ありがとうございました。あと2回しか皆様とご一緒できませんが、リーダーをはじめ皆様に心から感謝します。

(Aコース 記録担当 澤田Jさんの報告より)

コースタイム(Aコース)
関4:00==富加IC==美濃加茂HO4:20==恵那SA(トイレ休憩)==原PA(トイレ休憩)==境川PA(トイレ休憩(A)靴を履く)==笛吹市川郷線(県道36号)==釈迦ヶ岳登山口バス停8:35…釈迦ヶ岳登山口8:55…釈迦ヶ岳9:50~10:10…府駒山…10:45休憩…黒岳12:15…展望ポイント12:20~13:00(昼食)…破風山13:40新道峠(ツインテラス)13:50…すずらん群生地P15:00==双葉SL==駒ケ岳SL==美濃加茂HO21:00==関

 

(Aコース 写真提供 古谷さん)

 

感想・雑記(Bコース) 
 最大級寒波接近の報道が流れる中、「防寒対策、チェーンスパイク等持参」の指示の下、今回の山行は実施された。リーダーはじめ諸役の方々の気苦労も、ひとしおであったと思われる。が、結果的にはそれほどの寒さもなく、富士山もしっかり見え、大成功の山行となった。
 出発当初こそ気温1℃と寒かったがどんべい峠へのそれなりの急登を登るうち、上着も脱ぐほどに体も温まり、会話も弾んでゆっくりとしたペースでブナや雑木林を進む。黒岳へのアプローチも登山道に雪が薄く残り、気温もマイナス4℃も観測されたがそれほどの寒さも感じられず、むしろ心地よいほど。
 黒岳山頂から少し離れた展望ポイントにてようやく富士山を見る。到着当初は山頂に雲がかかっていたがそれも風に流され全景が見え、皆歓声。眼前の大富士と河口湖の姿が素晴らしい。普段、富士山を見ることのない地域に住んでいるだけにこの風景は絶品だ。今回、この景色が見えなければ、ただの雑木林山行遠征になっていただけに、リーダー・諸役の判断と天候(および参加者の心がけ)に感謝。
 黒岳からの下山は積雪もあり足元の安全を考慮しチェンスパ・軽アイゼンを装着。ツインテラスで富士山や景色を堪能しながら昼食。他の登山者もほとんどなく、にぎやかに、そしてのんびりとこの絶景ポイントを堪能できた。
 そこからの下山時、心配だった積雪のある路面もチェンスパ等装着することなく無事通過。アイスバーンにさえ気を付けていれば、むしろサクサクの雪面が気持ちいい。最後はすずらん群生地を抜け駐車場へ。迫力の富士山を堪能し、のんびり散策できた山行だった。

 リーダー及び諸役の方々、そして参加者の方々、お疲れさまでした。

(Bコース 記録担当 村瀬さんの報告より)

コースタイム(Bコース)
釈迦ヶ岳登山口8:45・・・分岐9:17・・・日向坂峠(どんべい峠)9:25・・・黒岳11:00・・・展望ポイント11:05~11:15・・・すずらん峠11:45・・・破風山12:10・・・新道峠(ツインテラス)12:25~13:10昼食・・・新道峠登山口13:15・・・すずらん群生地入口13:45・・・すずらん群生地駐車場14:10

 

(Bコース 写真提供 松田さん)

 

(Aコース GPS軌跡提供 古谷さん)


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