至って健康である。
社会人になって、病気を理由に休んだのは、40年間でたった二日だけ。
しかもそれは、牡蠣による食あたりと言う、情けない理由からである。
無論、インフルエンザなど、50年以上罹ったことがない。
そんな私がここ数日、激しい咳に悩まされている。
ただし、発熱はない。
食欲も不必要なくらいある。
インフルエンザや新型コロナではないと思うのだが・・・
かと言って外出する気にもなれず、テレビの前でゴロゴロしていると、
「オッチャン、〇〇君がコロナだったってよ。」
「あんだと。ゲホゲホゲホ」
私は先週の金曜日に古巣の会社に行き、かなり間近で、〇〇と会話をしている。
無論その間、両方ともマスクなどはつけてはいない。
それから3日後に、この激しい咳が始まった。
いくらノー天気な私でも、コロナを疑わざるを得ないではないか。
週末には人と合う約束もある。
かくなる上は観念して、病院に行くしかなかろう。
病院に行く前に、電話で事情を説明。
「そんな訳で、コロナかも知れん。ゴホゴホゴホ」
「あ、分かりました。駐車場に着いたら電話下さい。別室に案内しますので。」
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かかりつけのクリニック到着。
「もしもーし、江島じゃけど。着いたよ。」
「ハイハイ。お迎えに行きまーす。」
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その後看護師の案内で、普段、滅多に使われてないと思われる、狭い部屋に通された。
「江島さん、鼻に差し込みますよ。」
「おう、矢でも鉄砲でも差し込ん・・・ムギギギ!!」
検査の結果は・・・
コロナでもインフルでもなく、ただのしがない風邪とのこと。
「薬出しとくたい。」(院長)
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非感染記録、未だ更新中である。