半年ほど前だったと思うけど、誰かに紹介してもらった店。メンソール宅からは徒歩圏内にある店ではあるが、メンソールの場合は、梅田~難波間の4.4km を歩くのは当たり前なので、地下鉄一駅分でもタクシーに乗ってしまう人からすると徒歩圏内と言うにはとんでもない距離かも知れない。最寄り駅は地下鉄千日前線の今里駅。二番出口を降りて、平野川の方に少し歩くと、かつては栄華を誇ったらしい商店街があるが、その入り口付近にある。栄華を誇ったらしいと言うのは、この店以外には営業している店がないんじゃないかと思うほどで、人通りのない商店街を歩くのは、ブラックホールに吸い込まれそうな怖さを感じたりもする。
さて、店名からしてメンソールは、中華料理の店だと思ってた。確かに水餃子とか春雨炒めとかの中華なメニューもあるが、中華料理にこだわっているわけではないようだし、居酒屋ということでも良いんじゃないかと思う。酒類はやはり焼酎がメイン。残念ながら日本酒の取りそろえといえば、久保田千寿の一種類のみ。燗してくれるというのが唯一の救いか…。
店は年季の入った木造家屋で、店にはいると右手にカウンター、左手側には座敷席がある。カウンター席にたどり着くまでの間に、ドリンクメニューは焼酎がメインだ。日本酒系はあまり取りそろえられてなさそうだ。といったところまでは観察できたので、メンソールのオーダーはおなじみのトリビー。最近、「トリビーって一般的に通じる言葉なんですか?」と質問を受けたが、メンソールの経験からすると半々くらいかな。あまり高級な店でトリビーと言っても通じないように思う。
オーダーしたのは、お勧めに従ってのカジキマグロの作り、もう一品がツブ貝。判ってることなんだけど、作りとビールは合わんような気がする。ちょっとオーダーをミスったか…。で、ツブ貝を食べながらビールを飲み。常連とおぼしきカップルの会話に耳を傾ける。スナックのマダムらしいので、これから同伴出勤と言うことなんだろう。マダムの方が日本酒をオーダーし、そのときに「冷やおろしはあるの?」と聞いていた。ををっ、ということは、日本酒系もそれなりの隠し球があるのか…、と期待して速攻でビールを飲み干し、日本酒をオーダーしてみる。「何があるの?」と聞くと「久保田の千寿だけなんです」との答。見事に脱力するメンソールであった。
客席担当のお姉さんがいるんだけど、これがちょっとかったるい雰囲気を持った人なんだ。かったるいと言っても気だるいという感じに近いのかな。注文とかの受け答えはちゃんとしっかりしてくれるんだけど、何となく雰囲気が気だるい。男どもが萌えるような、眼鏡かけてて三つ編みなんだけど、眼鏡外して髪を解いたらめちゃ美人なんだろうなと思わせてくれるようなお姉さんなんだな。
それはさておき、久保田の燗は、ちゃんと温度計で燗の温度を調節してくれたりする。これは嬉しい。せっかくの日本酒ということで追加オーダーしたのがマコモ茸&海老の炒め物。マコモ茸は沖縄料理なんかでよく使うと思う。これを甘煮にしてあるんだけど、珍しく青のりをふんだんに使ってあるので、それだけで海の香りがする。
続いては、胃袋を満足させるためのピリ辛春雨炒め。オーダーすると、「よろしければパクチーを…」と聞かれる。善哉。追加料金が必要でもかまへんから山盛り入れてくれ…、と言いたいのを我慢して、「大丈夫だ」とニヒルに答える。あんまり辛くなかったけど、牛肉が結構たくさん入ってて満足できる一品だった。ただ、あんまり辛くなかったというのは、メンソールにしてみればということであって、食べれないほど辛いと感じる人がいるかも知れないので念のため。メンソールは、辛くても平気だから辛くしてくれと言ってオーダーしたし…。
最後は『芋』という文字が大きく書かれた焼酎の、氷なしちょい水を飲みながら、トドメのくんたま。『おんたま』とか『くんたま』とかは、昔キリンビールと紀文がタイアップしたコマーシャルが流れてたして、それ以来居酒屋とかでもポピュラーなメニューになったような気がするけど、この店のメニューに載せられていたのは、ウズラ卵のくんたまだった。なので、5~6コのウズラくんたまが器に盛られている。芋焼酎の芋の香りもセクシーなんだけど、そのセクシーとくんたまの香りが何とも言えないハーモニーを奏でてる様な気がしたりする。
(店 名) 大阪饅福堂
(ジャンル) 居酒屋
(所 在 地) 大阪市東成区大今里西3-4-14
(電 話) 06-6972-1199
(営業時間) 18:00-26:30
(定 休 日) 火曜日
さて、店名からしてメンソールは、中華料理の店だと思ってた。確かに水餃子とか春雨炒めとかの中華なメニューもあるが、中華料理にこだわっているわけではないようだし、居酒屋ということでも良いんじゃないかと思う。酒類はやはり焼酎がメイン。残念ながら日本酒の取りそろえといえば、久保田千寿の一種類のみ。燗してくれるというのが唯一の救いか…。
店は年季の入った木造家屋で、店にはいると右手にカウンター、左手側には座敷席がある。カウンター席にたどり着くまでの間に、ドリンクメニューは焼酎がメインだ。日本酒系はあまり取りそろえられてなさそうだ。といったところまでは観察できたので、メンソールのオーダーはおなじみのトリビー。最近、「トリビーって一般的に通じる言葉なんですか?」と質問を受けたが、メンソールの経験からすると半々くらいかな。あまり高級な店でトリビーと言っても通じないように思う。
オーダーしたのは、お勧めに従ってのカジキマグロの作り、もう一品がツブ貝。判ってることなんだけど、作りとビールは合わんような気がする。ちょっとオーダーをミスったか…。で、ツブ貝を食べながらビールを飲み。常連とおぼしきカップルの会話に耳を傾ける。スナックのマダムらしいので、これから同伴出勤と言うことなんだろう。マダムの方が日本酒をオーダーし、そのときに「冷やおろしはあるの?」と聞いていた。ををっ、ということは、日本酒系もそれなりの隠し球があるのか…、と期待して速攻でビールを飲み干し、日本酒をオーダーしてみる。「何があるの?」と聞くと「久保田の千寿だけなんです」との答。見事に脱力するメンソールであった。
客席担当のお姉さんがいるんだけど、これがちょっとかったるい雰囲気を持った人なんだ。かったるいと言っても気だるいという感じに近いのかな。注文とかの受け答えはちゃんとしっかりしてくれるんだけど、何となく雰囲気が気だるい。男どもが萌えるような、眼鏡かけてて三つ編みなんだけど、眼鏡外して髪を解いたらめちゃ美人なんだろうなと思わせてくれるようなお姉さんなんだな。
それはさておき、久保田の燗は、ちゃんと温度計で燗の温度を調節してくれたりする。これは嬉しい。せっかくの日本酒ということで追加オーダーしたのがマコモ茸&海老の炒め物。マコモ茸は沖縄料理なんかでよく使うと思う。これを甘煮にしてあるんだけど、珍しく青のりをふんだんに使ってあるので、それだけで海の香りがする。
続いては、胃袋を満足させるためのピリ辛春雨炒め。オーダーすると、「よろしければパクチーを…」と聞かれる。善哉。追加料金が必要でもかまへんから山盛り入れてくれ…、と言いたいのを我慢して、「大丈夫だ」とニヒルに答える。あんまり辛くなかったけど、牛肉が結構たくさん入ってて満足できる一品だった。ただ、あんまり辛くなかったというのは、メンソールにしてみればということであって、食べれないほど辛いと感じる人がいるかも知れないので念のため。メンソールは、辛くても平気だから辛くしてくれと言ってオーダーしたし…。
最後は『芋』という文字が大きく書かれた焼酎の、氷なしちょい水を飲みながら、トドメのくんたま。『おんたま』とか『くんたま』とかは、昔キリンビールと紀文がタイアップしたコマーシャルが流れてたして、それ以来居酒屋とかでもポピュラーなメニューになったような気がするけど、この店のメニューに載せられていたのは、ウズラ卵のくんたまだった。なので、5~6コのウズラくんたまが器に盛られている。芋焼酎の芋の香りもセクシーなんだけど、そのセクシーとくんたまの香りが何とも言えないハーモニーを奏でてる様な気がしたりする。
(店 名) 大阪饅福堂
(ジャンル) 居酒屋
(所 在 地) 大阪市東成区大今里西3-4-14
(電 話) 06-6972-1199
(営業時間) 18:00-26:30
(定 休 日) 火曜日
あ あ 饅福堂のくんたま食べたくなってきた……ちょっとあたたかいのが嬉しいですよね。
あそこのインテリアがたまらなく好きです。時間のナガレカタが違うし………