このところ、日本酒系の店しか行けていなくて、その反動でフレンチやイタリアンの店に行ってみたくなったので、選んでみたのが我孫子にある『ア・ラ・ルーシュ(a la louche)』です。グランド・オープニングは2009年3月24日。『ア・ラ・ルーシュ』というのはフランス語で『目分量で』といった意味だそうです。で、料理の質についてはレストラン、雰囲気についてはビストロを目指しておられるようです。
テーブルに案内されると、まずドリンクのオーダーを取りに来ます。メンソールは泡をオーダーし、メニューの吟味に取りかかります。
ディナータイムは、コース料理のみのオーダーになります。コース料理は3,990円、5,250円、7,500円の三種類。3,990円のものはメインが肉料理か魚料理を選択、5,250円だと魚料理と肉料理の両方をセレクトできます。7,500円のものだと、皿に前菜料理が二品になるようです。今回メンソールがオーダーしたのはmenu50と書かれている5,250円のコース。肉料理はタスマニア産子羊のローストをセレクトしました。
まずはアミューズが出されるんですが、キュウリのムース、白ワイン&タイムのジュレ、ハムが涼しげに三層になったものが出されます。しっかりとかき混ぜて食べるのがよいようです。鮮烈なキュウリの味と酸味がまず襲ってくるんですけど、キュウリの青臭さはあまりありません。で、ジュレの甘味、香ばしいハムの香が口腔から鼻腔にかけて協奏曲を奏でてくれます。涼しげで爽やかで鮮烈な一品で、メンソールはこのアミューズだけで、リピートしたいと思いましたね。大げさではなくて…。
前菜は、盛り合わせになっています。七品あったんですけど、左端の一品が写ってないです。見えているところを左から、蓮根とサーモンのミルフィーユ風、ジャガイモとイワシ、プチ・ハンバーガー、リュエット、バジルですね。蛙の卵のように見えるのがバジル・シードです。左側から順に食べるようにアドバイスがもらえるので、その通りにするんですけど、絶妙です。味や食感が異なるのはもちろんなんですけど、微妙な温度差が不思議な感覚を与えてくれます。メンソール的には、プチ・ハンバーガーがお気に入りでしたね。
スープは、トマトのスープです。中央にあるのはバジルのグラニテ、右上に見える棒状のものがカナッペなんですがオリーブとアンチョビで作ったタプナードです。まず一口食べてみると、トマトの味を感じるんですけど、非常に濃厚です。酸味があるようで甘味もあるという微妙な味付けになっています。非常に興味があったので、マネージャに確認したところ、セロリがかなり大量に使われているらしいのですが、言われなければセロリが使ってるとは判りません。トマトスープと言うよりはガスパッチョに近いというはお話もいただきました。センターに置かれているグラニテが、余計にトマトの甘味を引き立てるわけですね。
魚料理は、スズキです。スズキの下には冬瓜、スズキの上にはイカが乗せられていますが、アクセント的に置かれているこのイカが旨かったです。皮目はしっかりと炙ってあってかりっと言う歯ごたえもあり、香ばしさも抜群です。甲殻類のソースと言うことだったんですけど、これでもかっと言うくらいにしっかりと濃厚な香りが口の中で広がります。
肉料理は、タスマニア産子羊なんですが、背肉のローストと肩ロースのカイエット。要は二つの部位が二つの料理法で、一皿の上で楽しめるわけですね。カイエット(caillette)というのは、肉や内臓、野菜などでパテを作って網脂で包んだものですね。
続いてはリゾットです。鱧と山芋のリゾット。日本人なら〆に米料理が食べたいだろうという配慮なんでしょうか。大阪では、鱧は天神祭までが旨いとされているんですけど、この時期の鱧も十分に脂がのっていて旨いです。
デザートはももを使ったものです。ワインを一本強空けている状態なので、マネージャーからはしっかりと説明はいただいているのですが、記憶が定かではありません。食後のドリンクは、コーヒーにしてみました。以前はエスプレッソを頼むことが多かったんですけど、最近はコーヒーを頼むことが多いです。
2011年に訪れたフレンチの中では出色の素敵なお店でした。料理のコストパフォーマンスは抜群で、この料理が税込み5,250円で食べられると言うこと自体が驚きだったりします。あとは、サービスがすばらしいです。マネージャの福井さんによる料理の説明は丁寧です。通常フロア担当に要があるときは、手を挙げるなりして合図する訳なんですけど、福井さんは、メンソールがフロア担当を探す目の動きを感じてテーブルに来てくれます。本当に久しぶりに、こんなに目の良いフロア担当に出会いました。
ランチは2,625円、3,990円、5,250円なので、気軽にと言うわけには行かないかもしれませんが、ディナータイムと同じく力の入った料理がいただけると思います。
(店 名) ア・ラ・ルーシュ
(ジャンル) フレンチ
(所 在 地) 大阪市住吉区苅田3-17-4 エクセルアビコ一階
(電 話) 06-6697-6632
(営業時間) 12:00-14:00、18:00-22:00
(定 休 日) 月曜日&火曜日のランチ
(予 約) ベター
(予 算) 8,000円くらい
(席 数) カウンター6席、テーブル18席
(ウ ェ ブ) http://www10.plala.or.jp/a_la_louche/
(ブ ロ グ) http://ameblo.jp/a-la-louche/
(そ の 他) 全面禁煙(ポーチに灰皿有り)、年齢制限あり(未就学は入店不可)
テーブルに案内されると、まずドリンクのオーダーを取りに来ます。メンソールは泡をオーダーし、メニューの吟味に取りかかります。
ディナータイムは、コース料理のみのオーダーになります。コース料理は3,990円、5,250円、7,500円の三種類。3,990円のものはメインが肉料理か魚料理を選択、5,250円だと魚料理と肉料理の両方をセレクトできます。7,500円のものだと、皿に前菜料理が二品になるようです。今回メンソールがオーダーしたのはmenu50と書かれている5,250円のコース。肉料理はタスマニア産子羊のローストをセレクトしました。
まずはアミューズが出されるんですが、キュウリのムース、白ワイン&タイムのジュレ、ハムが涼しげに三層になったものが出されます。しっかりとかき混ぜて食べるのがよいようです。鮮烈なキュウリの味と酸味がまず襲ってくるんですけど、キュウリの青臭さはあまりありません。で、ジュレの甘味、香ばしいハムの香が口腔から鼻腔にかけて協奏曲を奏でてくれます。涼しげで爽やかで鮮烈な一品で、メンソールはこのアミューズだけで、リピートしたいと思いましたね。大げさではなくて…。
前菜は、盛り合わせになっています。七品あったんですけど、左端の一品が写ってないです。見えているところを左から、蓮根とサーモンのミルフィーユ風、ジャガイモとイワシ、プチ・ハンバーガー、リュエット、バジルですね。蛙の卵のように見えるのがバジル・シードです。左側から順に食べるようにアドバイスがもらえるので、その通りにするんですけど、絶妙です。味や食感が異なるのはもちろんなんですけど、微妙な温度差が不思議な感覚を与えてくれます。メンソール的には、プチ・ハンバーガーがお気に入りでしたね。
スープは、トマトのスープです。中央にあるのはバジルのグラニテ、右上に見える棒状のものがカナッペなんですがオリーブとアンチョビで作ったタプナードです。まず一口食べてみると、トマトの味を感じるんですけど、非常に濃厚です。酸味があるようで甘味もあるという微妙な味付けになっています。非常に興味があったので、マネージャに確認したところ、セロリがかなり大量に使われているらしいのですが、言われなければセロリが使ってるとは判りません。トマトスープと言うよりはガスパッチョに近いというはお話もいただきました。センターに置かれているグラニテが、余計にトマトの甘味を引き立てるわけですね。
魚料理は、スズキです。スズキの下には冬瓜、スズキの上にはイカが乗せられていますが、アクセント的に置かれているこのイカが旨かったです。皮目はしっかりと炙ってあってかりっと言う歯ごたえもあり、香ばしさも抜群です。甲殻類のソースと言うことだったんですけど、これでもかっと言うくらいにしっかりと濃厚な香りが口の中で広がります。
肉料理は、タスマニア産子羊なんですが、背肉のローストと肩ロースのカイエット。要は二つの部位が二つの料理法で、一皿の上で楽しめるわけですね。カイエット(caillette)というのは、肉や内臓、野菜などでパテを作って網脂で包んだものですね。
続いてはリゾットです。鱧と山芋のリゾット。日本人なら〆に米料理が食べたいだろうという配慮なんでしょうか。大阪では、鱧は天神祭までが旨いとされているんですけど、この時期の鱧も十分に脂がのっていて旨いです。
デザートはももを使ったものです。ワインを一本強空けている状態なので、マネージャーからはしっかりと説明はいただいているのですが、記憶が定かではありません。食後のドリンクは、コーヒーにしてみました。以前はエスプレッソを頼むことが多かったんですけど、最近はコーヒーを頼むことが多いです。
2011年に訪れたフレンチの中では出色の素敵なお店でした。料理のコストパフォーマンスは抜群で、この料理が税込み5,250円で食べられると言うこと自体が驚きだったりします。あとは、サービスがすばらしいです。マネージャの福井さんによる料理の説明は丁寧です。通常フロア担当に要があるときは、手を挙げるなりして合図する訳なんですけど、福井さんは、メンソールがフロア担当を探す目の動きを感じてテーブルに来てくれます。本当に久しぶりに、こんなに目の良いフロア担当に出会いました。
ランチは2,625円、3,990円、5,250円なので、気軽にと言うわけには行かないかもしれませんが、ディナータイムと同じく力の入った料理がいただけると思います。
(店 名) ア・ラ・ルーシュ
(ジャンル) フレンチ
(所 在 地) 大阪市住吉区苅田3-17-4 エクセルアビコ一階
(電 話) 06-6697-6632
(営業時間) 12:00-14:00、18:00-22:00
(定 休 日) 月曜日&火曜日のランチ
(予 約) ベター
(予 算) 8,000円くらい
(席 数) カウンター6席、テーブル18席
(ウ ェ ブ) http://www10.plala.or.jp/a_la_louche/
(ブ ロ グ) http://ameblo.jp/a-la-louche/
(そ の 他) 全面禁煙(ポーチに灰皿有り)、年齢制限あり(未就学は入店不可)