大阪グルメ倶楽部

メンソールのグルメレポート&オフレポート

翠香(広東料理/夙川)

2006年10月15日 14時06分59秒 | チャイニーズ
 広東料理といえば、言うまでもなく中国の東南部にある広東省を中心として発達している料理で、広東省出身の華僑により全世界に広められたとされてる。伊勢エビやアワビなどの高級食材を使うことでも有名だし、龍虎闘料理というゲテモノ料理もあるらしい。神戸方面の中華料理店といえば、ほとんど広東料理店だと思うし、そういう意味では、日本人が一番日常的に食べてる中華料理が広東料理と言うことになるんじゃないかな。

 さて、この店の特徴は、カウンターに寿司屋のようなネタケースが置かれていて、魚介類が並べられていること。ということは、カウンターに座ればネタケースの食材を見ながら、調理方法をあれやこれやと相談しながらメニュー構成を考えるという時間を過ごすことができる。某雑誌に、「調味料を極力控えている」といった内容の店主の言葉が紹介されていたので、メンソールは「薄味の広東料理」をイメージしたんだけど、味付けに関してはごく標準的か、やや辛い目のように感じた。食べた終わってから、調味料を控えているというのは薄味という意味ではなくて、化調を極力使っていないと言うことなんかなぁ…、と考えたりした。

 とりあえずはビールをオーダーし、前菜盛り合わせをオーダーしてから、カウンターのネタケースをのぞきに行く。おすすめはミル貝とのことだったので、ミル貝を空芯菜とともに炒め物としてもらうことに決定。その後、エビはシンプルに蒸すだけの料理とし、あこう&あごの二種類の魚を清蒸にしてもらうことにした。この店の名物は、魚介類系の料理なんだけど、メンソールとしては肉系の焼き物がほしかったりしたので、豚肉のブラックビーンズソース炒めをオーダーした。

 マダムは商売上手なので、しっかりと何人前かを伝えないと、予想したよりも多い目の料理がやってくるので注意した方がいい。いっそ、予算を伝えてお任せとした方が気が楽かもしれない。マニュアル通りにしかしゃべってくれないようなところがあるので、こちらが知りたい情報を聞き出すに当たってはちょっと苦労する。ただし、サービングは下手。円卓だからわからないではないけど、座ってるメンソールの足を三度ほど踏んでくれたりした。別に、横に脚を出してたわけではないんだが…。

 締めは定番の焼飯と汁そば。これは炒飯じゃないだろう、ピラフだろうと言いたくなるような一品でちょっと拍子抜けしたか…。人気の店で、予約は取りにくかったし、テーブル席もカウンター席も満席で、メンソールも120分の制限を付けられたりもした。料理の方はというと、やはり魚介類系のシンプルな味付けの料理がおいしいと思う。極めつけは清蒸だった。値段的には、若干高めに設定してあるように思う。



(店  名) 翠香
(ジャンル) 中華料理(広東系)
(所 在 地) 西宮市相生町11-9 クレインビル一階
(電  話) 0798-70-9788
(営業時間) 11:30-14:00、17:30-21:00
(定 休 日) 木曜日(祝日の場合は翌日が休み)
(そ の 他) ディナータイムは3%のサービス料が別につく


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