先週、「カノン」という映画をレンタルして見たのだけど
見てて「そうだったのかー」って理解出来た事があった。
今まで謎だった事が解ってきた感じ。
映画の中で、母親が背負ってしまった問題があまりにも重くて大きくて
それで心が壊れてしまうのだけど、
母親一人では大き過ぎて超えられなかった沢山の因縁が
三人の娘たちに同じような形でそれぞれの因縁として引き継がれ、
三人がそれぞれに寄り添い力を合わせる事で、その問題を見事に超えて行った。
超えるのは一人だけど、そこに頑張れーって応援する味方がいるような感じ。
決して孤独に自分一人だけで問題と向き合っているわけではない。
家系って、そういう事なのかなと思った。
それで私の実家の問題も理解出来た。
そういえば、父も親の面倒を見ることができなかったな。
だから子供にその家系の因縁が現れてきていて
私にその問題が引き継がれたので、私はそこから逃れられないのかなと思った。
兄には兄の別の家系の因縁が引き継がれていて、兄もその問題から逃げる事が出来ない。
だけど頑張れーっていう気持ちはあって、兄弟姉妹で追いかけっこしながらハーモニーを奏でる。
それがカノンだった。