友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

アメリカ大統領予備選挙

2008年02月06日 22時23分04秒 | Weblog
 ヒラリー・クリントンが大苦戦だ。オバマ候補が名乗りを上げなかったなら、民主党の大統領候補のイスは確実に彼女のものであったはずだ。二人をテレビで見ていると、やはりオバマ氏の方がなぜか堂々と見える。ヒラリーさんの伝記を読んだ私は、彼女が大統領になったなら、アメリカは大きく変わるだろうと思っていた。しかし、以前にも書いたが、ヒラリーさんの主張は二転三転と変る。これは絶対に支持者に受けないなと思ったが、結果はそのとおりになった。

 オバマ氏がどのような考え方の持ち主か私はよく知らないが、二人の演説を聞く限りでは、「この国を決めるのはあなただ」「あなたがアメリカの政治を変えるのです」「新しい国を一緒につくるチャンスです」と、ほとんど同じようなことを言っている。主権は国民にあり、国民が国政をリードするという、民主主義なら当たり前のことを二人は主張している。イラク政策について、オバマ氏はアメリカ軍の撤退を明確に主張するが、ヒラリーさんはあいまいだ。

 共和党が70歳のマケイン上院議員を大統領候補に選ぶなら、民主党としては60歳のヒラリーさんよりも46歳のオバマ氏の方が選挙戦では有利であろう。1年近くかけて予備選挙を行い、民主・共和の両党の候補者が出揃ったところで、この他の党の大統領候補も加わり選挙戦となるが、結局は民主・共和以外から大統領になることは至難の業なのだ。予備選挙を見ていても、ものすごくお金がかかることがわかる。人手も物資も紙も想像以上に必要だろう。だからカンパを呼びかけ、何十億のお金が集められるのだろうけれど、お金が動くということは、お金を出してくださった人のために働くことになるから、それが本当に「国民主権」となるのか、疑わしい。

 このまま、ヒラリーさんとオバマ氏との間が僅差のままで、ヒラリーさんが上回っているなら、オバマ氏を副大統領に指名して、大統領選挙に臨むべきだろう。もし、オバマ氏が彼女を上回るのであれば、副大統領など受けずに、オバマ候補のために全力で大統領選挙を戦うべきだと私は思う。

 アメリカの大統領候補者選びも関心はあるが、私の友だちのことも気になっている。それはまた、明日にしようと思う。
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