友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

孫娘の体育大会

2008年09月25日 22時19分15秒 | Weblog
 今朝6時に隣りの小学校の運動場を見ると、女の子が2人、グランドで身体を動かしていた。見ている間にもう2人がやってきて合計で4人となった。その4人がグランドの2箇所に分かれていった。400メートルリレーのバトン渡しの練習をするのだ。孫娘とその友だちに違いないと思った。それにしても今日は彼女たちの中学校の体育大会なのに、まだ練習をして行こうとするその根性にビックリした。

 それで、学校から帰ってきた孫娘に「今日はどうだった?」と聞いてみた。孫娘は良い結果ならばニヤニヤするし、結果がよくなければご機嫌が悪いから、誠にわかりやすい。この時の彼女の表情は厳しいものだったから、期待した結果が出せなかったのかと察しがついた。彼女が一番出したかった800メートル走は1位であったが、新記録にはならなかった。と言うことは、母親と同じ欄に名前を載せたいとしていた彼女の希望は実現できなかったのだ。

 友だちばかりか校長からも「残念だったな」と声をかけてもらったようだ。前半飛ばしすぎて後半が思うように走られなかったと反省していた。水泳に加えてこの陸上競技の練習が重なり、疲労が溜まっていたのではないかと思う。土曜日だったか、水泳の練習中に左足が突っ張ってしまい、歩くことも出来ない状態にまでなったのに、翌朝にはまた早朝からグランドを走っていた。頑張ることは大切だけれど、身体を壊すようなことがあれば元も子もない。充分に睡眠時間をとって疲労回復に努めないとダメだよと言っておいたが、結果を見ると疲労回復は出来ていなかったようだ。

 それでも、400メートルリレーはバトン渡しの練習の効果があって、ダントツの1位だったそうだ。体育大会での成績も彼女たちのクラスは全体で1位になったそうだから、「よかったじゃないか」と声をかけるが、自分が思い描いていた結果が出せなくて、どうにも面白くないといった様子だ。「まあ、今日の反省を活かして来年に新記録を出せばいいのではないの」と言うと、「ウン、来年は絶対にやってやる」と決意を示す。

 本当にすごい奴だと感心する。どこまでこの純真な感情が維持できるのだろう。電車で見かける女子高生は、まつげをつけ、ピアスをし、口紅を濃く塗っている。そんな風にしか自分を見せられないことが年寄りの私には情けなく思えるが、孫娘はどんな高校生になるのか、2年後には必ず結果があることが少し怖い気もする。
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