友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

民主党の代表選挙に期待する

2010年08月31日 22時30分17秒 | Weblog
 とうとう8月も最後の日となった。暑さは変わらない。むしろ今日は一段と暑くなったようにさえ感じる。民主党の代表選挙に小沢さんも立候補するという。菅総理が挙党体制を受け入れないことを不満として、小沢さんが立候補するとしたものの、鳩山さんがトロイカでと言い出し、選挙なしで代表が決まるような雰囲気だった。けれど、話し合いは不調となった。私はそれが妥当だと思う。菅さんの総理ではダメだと小沢さんは言うのだから、それならどういう風にダメなのか、キチンと選挙で争うべきだろう。

 それを、小沢さんと菅さんの一騎打ちになれば、民主党の分裂を招くことになるという声を上げた人々がいた。国会議員の中にも、「もし、敗北するようなことになれば、負けた方は党を出ざるを得ないだろう」などと平気で言う人までもいた。民主党はそんな程度の政党だったのか(実はそんな程度の政党だろうと私は思っている)。それを世間に露呈することになるが、それでは選挙に不利になるから、そんな馬鹿なことはしないだろう。

 選挙での当落を一番気にしている人たちである。菅さんと小沢さんが話し合いで代表を決めたとなれば、民主党の支持者は減るだろう。民主党に期待した人々は、もう自民党ではダメだと思い、それに民主党が代わって欲しかった。つまりはクリーンな政治を求めたのであって、高速道路の無料化とか子ども手当てはたまたま掲げられていた政策に過ぎないし、そうなってもいいかという程度の支持だと思う。

 私としては、代表選挙をキチンとやるべきだと思っている。鳩山さんのようなトンチンカンな人が出てきてやめるようなことになれば、「ああ、やっぱり民主党は自民党と同じだ。やはり密室で代表を決めている。派閥の論理とか、グループへのポストの配分でバランスをとろうとしている」ということになってしまう。つまりは、国民無視の党内の権力争いだということになってしまう。政治が不透明で、金の臭いが付きまとう。そういう政治に「NO!」を突きつけたはずなのに、やっぱりダメかとなってしまう。

 私は党内の権力争いは重要なことだと思っている。密室でやるからダメなのだが、堂々と公開でやればいい。誰が何を言い、誰と誰が誰を支持した、そういうことを克明に国民の前に明らかにしてやることが大事だと思う。すると、「そんなことをすれば党は分裂してしまう」とまたしても馬鹿なことを言う人がいる。もう一度言うけれど、そんな政党なら分裂した方がいい。

 先日の日曜日、理容店に行った。40代の店主とその中学校からの友だちが政治論議に花を咲かせていた。友だちは「民主党の代表選挙はいったいどうなっているのだ」と、マスコミの報道を「もう、うんざりだ」と非難と嘆きの声を上げていた。「鳩山さんという人はわからん。政界を引退すると言っていながら、どうして小沢と菅の仲を取り持とうなんて、しゃしゃり出てきたんだ。アホと違う!」と店主も手厳しかった。若い人たちも政治の現実をよく見ているなと頼もしく思った。こういう人たちによって、新しい時代が作り上げられていくのだろう。これからも頼むよ!応援するね!
コメント
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