長女から電話があって、高2になった孫娘が「病院の救急外来に来ることになったので迎えに来て欲しい」と言う。どういうことなのかと孫娘に尋ねると、「体力測定の反復横飛びを練習していて、残り5秒という時にギクッとやってしまった」と言う。「一番お得意の時に残念ねと友だちにも言われてしまった」とぼやいていた。1年の時はオールAで、体力測定だけは自信満々だったのにこれで2年連続オールAの記録達成はできなくなった。また春の学級対抗の球技大会や水泳の大会もおそらく出場するのは無理だろう。孫娘にとってスポーツは生き甲斐だったから、さぞかし悔しい思いをしていることだろう。
私は夢中になったスポーツはなかったけれど、体力測定ではやはりオールAだった。カミさんに聞くと「私もAだったわよ」と言うけれど、ボール投げは下手だからちょっと疑問だが、それを言ちゃーおしまいである。スポーツは私よりも遥かに好きで、熱中する方だ。今も歩くのは速いし、走るのも速い。ゴルフとなればどんなに朝早くても出かけていく。スポーツジムで汗を流すことも好きだ。真面目に身体を使うことが本当に好きなのだと思う。怠け者の私はちょっと付いていけないが、子どもは2人とも母親似で、身体を動かすことが好きだ。長女は高校時代は陸上部だったし、次女はハンドボール部だった。新聞部の私とは大違いだが、母親は高校時代にはテニス部だったからその血筋である。
孫娘はレントゲン検査の結果、骨には異常はなく、捻挫と診断された。それでもしばらくは静かにしていなくてはならない。体育も水泳もお休みである。これが彼女にとって幸いになってくれればいいけれど、裏目になることはないだろうかとカミさんは心配している。そのくせ孫娘の前で「人生なんてこんなものね」と言う。「いつも大事な時に躓くわね」って、それっていつもと言うけれど、いったい何時のことなのだろう。本人が一番落ち込んでいるのに、ワザワザそんなことを言わなくてもいいのに、つい心配が先に立ってしまうのだろう。
何をやってもうまくいかない時もあるし、一生懸命にやっているのに全く成果が上がらない時もある。「それはあなたがダメなのよ」と言われてはますます落ち込む以外ない。私たちの井戸掘りもまさにそんな状態である。どんな道具を使っても、どんなに方法を変えても、一向に進まない。いつも冷静な人も「どうして掘れんのかなー」とため息ばかりついている。こうなるとますますみんなの力は分散し、どうにでもなれといった精神状態に陥ってしまう。
「明日もう一度やってみよう」と言う声に、どうせ無駄なのにと思っているのがありありと見えるけれど、やはりそこが大人だなと思うところだが、「ああ、いい結果が待っているかも知れない」と答える。これで明日の『チューリップを愛でる会』は延期にしなくてはならないが、金曜日と土曜日はバスツアーで信州へ出かけるし、日曜日からは市議選挙になってしまう。困った、どうしようか。大人ならばこういう時はどうするのだろうか、じっくりと考えてみよう。
私は夢中になったスポーツはなかったけれど、体力測定ではやはりオールAだった。カミさんに聞くと「私もAだったわよ」と言うけれど、ボール投げは下手だからちょっと疑問だが、それを言ちゃーおしまいである。スポーツは私よりも遥かに好きで、熱中する方だ。今も歩くのは速いし、走るのも速い。ゴルフとなればどんなに朝早くても出かけていく。スポーツジムで汗を流すことも好きだ。真面目に身体を使うことが本当に好きなのだと思う。怠け者の私はちょっと付いていけないが、子どもは2人とも母親似で、身体を動かすことが好きだ。長女は高校時代は陸上部だったし、次女はハンドボール部だった。新聞部の私とは大違いだが、母親は高校時代にはテニス部だったからその血筋である。
孫娘はレントゲン検査の結果、骨には異常はなく、捻挫と診断された。それでもしばらくは静かにしていなくてはならない。体育も水泳もお休みである。これが彼女にとって幸いになってくれればいいけれど、裏目になることはないだろうかとカミさんは心配している。そのくせ孫娘の前で「人生なんてこんなものね」と言う。「いつも大事な時に躓くわね」って、それっていつもと言うけれど、いったい何時のことなのだろう。本人が一番落ち込んでいるのに、ワザワザそんなことを言わなくてもいいのに、つい心配が先に立ってしまうのだろう。
何をやってもうまくいかない時もあるし、一生懸命にやっているのに全く成果が上がらない時もある。「それはあなたがダメなのよ」と言われてはますます落ち込む以外ない。私たちの井戸掘りもまさにそんな状態である。どんな道具を使っても、どんなに方法を変えても、一向に進まない。いつも冷静な人も「どうして掘れんのかなー」とため息ばかりついている。こうなるとますますみんなの力は分散し、どうにでもなれといった精神状態に陥ってしまう。
「明日もう一度やってみよう」と言う声に、どうせ無駄なのにと思っているのがありありと見えるけれど、やはりそこが大人だなと思うところだが、「ああ、いい結果が待っているかも知れない」と答える。これで明日の『チューリップを愛でる会』は延期にしなくてはならないが、金曜日と土曜日はバスツアーで信州へ出かけるし、日曜日からは市議選挙になってしまう。困った、どうしようか。大人ならばこういう時はどうするのだろうか、じっくりと考えてみよう。