街路樹のツツジが花を咲かせている。南向きの庭に植えられているフジが見事な花房を垂らしている。こんなに寒いのに、それでも季節は移り変わっているようだ。「無党派市民派・自治体議員と市民のネットワーク」の仲間たちは果敢に奮闘している。私たちは名前だけを連呼するような選挙はしないと決め、街頭演説に重点を置いてきた。選挙を手伝ってくれる支援者から、「そんな誰もいないところで演説しても無駄だ」と何度言われても、「私の思いや政策を伝えるにはこの方法しかありませんから」と言い続けている。選挙に入る前に、「思いや政策」を訴えるビラを何度も配布する政治活動が一番重要だろう。しかし選挙になれば、街頭で語る以外に法的にも手立てはない。
朝から晩まで、辛いことかも知れないが、これを越えなければ当選の2文字は見えてこない。特に、新しく選挙に挑む人は、その前の政治活動が薄いだけに、この選挙活動に全てを注ぎ込まなければならない。1日に50箇所で、ある人は百箇所で、3分間の演説をしたと言う。それでも残りは明日1日限りである。最善を尽くして欲しいと思う。仲間の全員が当選できたならば、こんな嬉しいことはない。それは仲間の勝利ではあるけれど、日本に民主主義を育てていく上での勝利だと思うからだ。確かに20歳以上の人に等しく投票権がある。けれども、実際に投票するとなると、候補者の主義主張ではなく、地域の代表とか同窓とか組合とか団体が推薦しているからという理由で決めている。
今回の選挙では、立候補する人が増えた。誰でも立候補して、手作りで選挙運動を行なってもいいのだという意識が出てきた。これは民主主義の基本だろう。自分たちのまちのことは自分たちで決める。だから「こうしたい」と考える人が名乗りを上げるのは小学校以来の選挙の基本だ。私の住むマンションでは、組長は輪番制を守っている。「やりたい人にやってもらう」という意見の人もいたけれど、マンションを守っていくためには全ての住民が平等に責任を果すべきだとして、輪番制を堅持している。自治会の代表は住民全員の選挙で選ぶという方法もあったけれど、そうすれば役員が偏るという懸念もあったので、組長の中から互選することにし、役員の任期に制限もつけた。
マンションを維持管理するための費用を各自が負っているばかりか、いつまでも住み易い場所にするために責任も果す。これは小さなコミュニティだけれど、地方も国も同じだと思う。みんなが平等に責任を果し、運営にものが言えることが大事だ。選挙ではまだまだ地縁や看板にカバンが物を言う。これを何とかして破っていくことが私たちの役割だと思う。普通の人が普通にものが言える社会でなければならないし、弱い立場の人に配慮されてこそ平等だと思う。いろんな人がいて、それを認める社会でありたいと思う。
朝から晩まで、辛いことかも知れないが、これを越えなければ当選の2文字は見えてこない。特に、新しく選挙に挑む人は、その前の政治活動が薄いだけに、この選挙活動に全てを注ぎ込まなければならない。1日に50箇所で、ある人は百箇所で、3分間の演説をしたと言う。それでも残りは明日1日限りである。最善を尽くして欲しいと思う。仲間の全員が当選できたならば、こんな嬉しいことはない。それは仲間の勝利ではあるけれど、日本に民主主義を育てていく上での勝利だと思うからだ。確かに20歳以上の人に等しく投票権がある。けれども、実際に投票するとなると、候補者の主義主張ではなく、地域の代表とか同窓とか組合とか団体が推薦しているからという理由で決めている。
今回の選挙では、立候補する人が増えた。誰でも立候補して、手作りで選挙運動を行なってもいいのだという意識が出てきた。これは民主主義の基本だろう。自分たちのまちのことは自分たちで決める。だから「こうしたい」と考える人が名乗りを上げるのは小学校以来の選挙の基本だ。私の住むマンションでは、組長は輪番制を守っている。「やりたい人にやってもらう」という意見の人もいたけれど、マンションを守っていくためには全ての住民が平等に責任を果すべきだとして、輪番制を堅持している。自治会の代表は住民全員の選挙で選ぶという方法もあったけれど、そうすれば役員が偏るという懸念もあったので、組長の中から互選することにし、役員の任期に制限もつけた。
マンションを維持管理するための費用を各自が負っているばかりか、いつまでも住み易い場所にするために責任も果す。これは小さなコミュニティだけれど、地方も国も同じだと思う。みんなが平等に責任を果し、運営にものが言えることが大事だ。選挙ではまだまだ地縁や看板にカバンが物を言う。これを何とかして破っていくことが私たちの役割だと思う。普通の人が普通にものが言える社会でなければならないし、弱い立場の人に配慮されてこそ平等だと思う。いろんな人がいて、それを認める社会でありたいと思う。