次女のところはどんな風に初節句を祝ったのだろう。最近、次女が送ってくれる写真メールを見ると、もう直ぐ10ヶ月になる孫娘は随分と大きくなった。物につかまれば立ち上がることが出来るので、興味を持ったものを片っ端から引っ張り出してしまい、母親は大忙しらしい。音楽を聞かせたり、分からなくても本を読んでやったり、一緒に遊んでやることで赤子は脳を動かしていく。子どもは大人を見て学ぶ。大変だけど頑張るしかない。
頑張ると言っても、普通のことをすればいい。ひな祭りらしいことであればいい。年中行事が大切なのは、家族が揃うことだと思う。意味付けや内容はもっと大きくなれば理解してくれるだろうから、行なうことが大事だ。仙台の気候はどうなのだろう。こちらはうす曇りだったけれど、風はなく寒い感じはしなかった。稲沢市の国府宮神社のはだか祭りは寒い日が多いけれど、今日は天気には恵まれた。
今朝、長女から長女のダンナがはだか祭りに参加する姿がメールで送られてきた。すっかり清須市の人になっている。新川の浄化運動に参加したり、河川敷でのライブに出演したり、彼の持ち味が存分に発揮されている。いいところに引っ越したと私は思うけれど、安城の両親にすれば、跡取り息子が嫁の家の近くに行って寂しい気持ちだろう。再来年には5歳の孫娘が小学校へ通うことになる。ダンナの両親はただひとりの孫のことがとても気になるようだ。
ダンナの父親は、「学校の送り迎えをしなくては」と意気込んでいる。ダンナの母親は図書館で働いていたこともあり、5歳の孫娘に読ませたい本をプレゼントする。ジジババに可愛がられ大切にされ、あの子は幸せだ。父親に似て音楽が好きで才能もある。母親に似て運動もできる。負けず嫌いなところはどちらに似たのだろう。20歳の孫娘もガンバリ屋だったから、姉にも似ているのかも知れない。
はだか祭りは寒さのために酒を飲むからケガ人も出る。裸になるのは生まれたままの姿で神と向き合い、厄を落として新たに生まれ変わるためだという。長女のダンナがさらに飛躍するきっかけとなるのだろう。今年中には家を買うと言うから、清須の人なるのは確かなようだ。天下統一はこの地から始まった、彼にとっても縁起のよい地なのかも知れない。