何もしたくなかった。しかし、しなければ何も変わらない。マスコミは「世界が北朝鮮の動向に注目している」と報じているがウソだ。北朝鮮がミサイルを打ち上げたら、被害が出るのは韓国と日本、それに両国に駐留するアメリカ軍だけだ。武力で平和を達成することは出来ないのに、武力で現状を維持している首脳たちは、安全な場所から兵士に命令を下す。
何かの間違いから戦争になってしまうことはある。咲き終わったチューリップを眺め、球根を取り出してサルビアを植える準備をしなければと思いながら、戦争にでもなれば無駄な努力になってしまうと思うと、やる気も失せる。アメリカのトランプ大統領が「私が金正恩委員長に会うことが適切と思えば、その時はもちろん喜んで会う」と話していた。
まずはトランプ大統領と金正恩委員長が会って話すことが一番だろう。休戦協定を破棄して終戦協定を結び、平和条約を締結すれば、とりあえず「一発触発の危機」を回避することが出来る。「あの国はケシカラン」と他国が言うことではない。どういう政府を選ぶかはその国の民に任せる他ない。安倍首相が「憲法改正の機は熟した」と述べている。私は断固反対だが、決めるのは国民である。
トランプ大統領は金正恩委員長を「なかなかの切れ者」と評価している。「強い」ことに憧れる人は、「強い」ことに執着するようだ。トランプ大統領が「ほとんどの政治家は(金正恩委員長と会談すると)決して口にしない」と言うのも、誰もやったことがないことをやることが嬉しくてたまらないからだろう。
ひとまず危機が回避されたのだから、また日常に戻って、チューリップの球根を取り出しサルビアを植える準備にかかるしかない。今日は朝から天候もよく、ひたすら作業に勤しむ。夕方、風が吹いてくるまで、ひとり妄想の世界に入り込み、作業を続けた。9鉢出来た。