友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

朗読クラブの発表会

2019年11月16日 17時46分59秒 | Weblog

 朗読クラブの発表会はとてもよくまとまっていた。マンションの集会所の改修した時、子どもたちのために置かれていたマンガなどの本を撤去してしまった。それでは子どもたちが本に親しむ機会を奪うことになるので、親しい友人に読み聞かせをやって欲しいと頼んだ。

 「それなら、あなたが朗読クラブに入って学習すべきよ」と言われ、それもそうだと思って入部した。クラブの活動日は週1日だが、先生は厳しかった。指摘される意味が分からないまま、何年か在籍したので、発表会にも参加したが、こんなに聞かせる朗読が出来ていたのだろうかと思った。

 心を込めた朗読の仕方とはどういうものなのだろう。私は「楽しければいい」と思っていたが、先生は「私が指導しているのに、その程度ではダメだ」と言われる。言葉のひとつ1つをキチンと発音する、そして著者が何を伝えたいかを意識して読む、そんな指導だった気がする。

 昨日、発表会を聞いていて、先生の言われたことを思い出した。クラブのメンバーは私がいた時とはかなり変わったが、高齢者であることには変わりない。取り上げられた作品の中で、向田邦子さんの「かわうそ」が興味深かった。いつか読んでみたい。

 普通の生活に戻るために、今朝はルーフバルコニーで作業をしてみた。手術前よりは物の区別ができる。洗剤の飛沫が目に入らないように注意しながら食器も洗った。カミさんが干していった毛布とフトンを取り込む時、いつものようにはたいてしまい、マズイと思った。ホコリが宙を舞っている。目にも入ったかも知れない。目だけでなく、身体の悪い人は大変な思いで生活している。

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