友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

みんなで出かけることは楽しい

2023年03月27日 18時08分03秒 | Weblog

 朝、中学3年の時の同級生から電話があった。彼女と仲が良かったノリちゃんのダンナが亡くなったことを告げ、ノリちゃんと話していて葬儀には行かないことにしたと言う。「落ち着いたらみんなで来てとノリちゃんが言うの」と話すので、「その方がいいね」と答えた。みんなと言っても誰がいるのだろうと考え、「佐藤君には僕から電話しておく」と伝えた。

 それで安心したのか雑談になって、「私、道で転んで顔を縫ったのよ」と言う。転んだ時、周りの人がビックリして、「救急車を」と言ってくれたのに、「娘を呼びますから」と断ってしまったと話す。娘さんが来て、ケガが酷いからと病院へ連れて行ってくれたけど、診察を受けるまで随分待たされ、傷を診た医師が「すぐに手術しましょう」と言われたと他人事のように話す。

 「顔に傷とは大変だったね。それでもう大丈夫なの」と心配になる。救急車で運ばれた人はすぐに処置されるが、気を遣って車で行けば一般患者扱いになってしまう。私も昨年7月に血便が止まらなくて、かかりつけの医師に診てもらったところ、医師が救急車を手配して長女のいる日赤病院へ運んでくれたので、その夕方には手術を受けることが出来た。

 中学生の時、顔をケガした友だち家にみんなでよく遊びに行った。高校を卒業した後、彼女の家が大阪に引っ越したのでみんなで大阪へ行った。大阪の繁華街を観たい、ストリップも観たい、そんな思いだったが、何人で出かけたのかはっきり思い出せない。今、ひとりは病気で、ひとりは音信不通になっている。「ノリちゃんのところ」へは何人で行けるのだろう。

 4月生まれの私はもうすぐ79歳だから、みんなも78歳にはなっている。老人の転倒は長期入院につながるが、彼女は元気で何よりだ。みんなで出かけることは楽しみだが、果たして本当に行けるだろうか。


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ニックネーム (イッサ)
2023-03-27 20:11:59
電話のあった同級生の女性はトヨちゃんです。
彼女は私のことをいつもニックネームの「イッサくん」と呼んでくれます。アケミさんもケイコさんも「イッサくん」と呼びかけてくれます。ただ、仲が良かったノリちゃんだけは、佐藤くんと言います。
学年で最も頭がいいと言われたミサコさんもそれほど親しかったわけでもないのに、私のことを「イッサくん」と呼び掛けてくれていました。
今日、トヨちゃんから「イッサくん」と呼びかけられて、私の気持は一足飛びに少年時代に戻っていきました。ノリちゃんとトヨちゃんに会える日を楽しみにしています。
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