朝、8時5分前になると、名古屋駅前のビルから眩しい光が届く(写真)。太陽の光が建物のガラスに反射した光だ。ビル群を眺めていたら、北川検事正が女性検事を連れ込んだ中之島合同庁舎は、どれくらいの大きさのビルだろうと思った。
女性検事は酔っていて何も覚えがないようだが、上司の北川検事正は「これでおまえもオレの女だ」と言ったようだから、全く卑劣な男だ。初公判では起訴内容を認め、「争うことは致しません」と述べていた。
それが今月になって、「同意があると思っていた」として、無罪を主張し始めた。同意があったか否かが重要な決め手だけに、姑息な居直りとしか思えない。北川検事正は大阪検察庁のトップの人、誰もが恐れるエリートである。
しかもその下の、副検事正の女性が、「女性検事は性交に同意していた」「金目当ての虚偽告訴」と言いふらしているそうだ。そうなると女同士のいがみ合いかとも取れる。しかし告訴した被害者の記者会見を見ると、性被害を訴えることがどんなに苦しいかが分かる。
警察官や先生や僧侶までが、指導の名の下に性行為に及んでいる。私は、公務員であろうと僧侶であろうと、既婚者であろうと未婚者であろうと、性行為は互いが求め合えば、自由だと思っている。
地位や権力を笠にきた性行為が楽しいとは思えない。以前、中学のクラス会の時、浮気をしたことがあるかが話題になった。男どもは自慢気に告白していたが、清楚な女性の中にも手を挙げた子もいた。
秘訣を訊いたら、全員が「絶対にバレないこと」と言う。家庭の崩壊や連れ合いを、悲しませることの無いようにと教えてもらった。意外だったのは友だちで、女性を見るとすぐに口説くのに、「肉体関係は持たない」と言う。
どんな風に付き合ってもいい。人はそれぞれだ。明日の朝も、南の名古屋駅前のビル群を眺めてみよう。寒さがいっそう厳しくなってきた。世間に吹く風も、いつも通りのようでも、いつも通りではない毎日。
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