湿度が高いせいなのか、風が無いせいなのか、朝から暑苦しい。
スズメはアンテナに飛び移った。
北側の空は少し青空が見え、トンビも悠々と旋回していた。
午後には『晴れだな』と納得できる空になった。
7月8日(旧6月5日)は、池田屋事件があったそうだ。
尊王攘夷派の筆頭達が集まっている池田屋に治安維持組織の新撰組が襲撃した事件。
思想も過激過ぎたり、極端過ぎるのは宜しくない。
私としては、『蒲田行進曲』の階段落ちを思い出してしまうのだが、やはり映画の世界。
実際の池田屋はこじんまりして、急な階段ではあったものの、派手に階段落ち出来るような代物では無かったらしい。
今日は突然不幸なニュースが飛び込んできた。
形あるものいつか壊れる。
命あるものいつか死を迎える。
だからといって、殺されるために生きているのではない。
これは、常々思っている事だ。
だから、人を殺してもいけないし、自分を殺してもいけない。
そういう極端な思いが頭をよぎったら、もう一度冷静になって自問自答して欲しい。
信頼できる人と話すのも良いだろう。
『人間は考える葦である』
こういう日は、やはり気が滅入る。