どこかのだれかの日記

主に岡山と兵庫の鉱山や廃墟、遺構、坑道探索と雑記。

Secret Mine 其の7

2020-02-14 21:18:04 | 鉱物採集 秘密

使われなくなった坑道だ。


中々大きな坑道の跡だ。
採掘跡が残っており、エアー配管も残っている。


これは斜坑だが、下りれるレベルではない。


こちらも斜坑だ。
石を落として時間を確認したところ100m近く下へ転がっていったと思う。
なぜかワイヤーが斜坑に向かって進んでいるが、どう考えても登れるって感じではない。


この鉱山至る所にワイヤーを団子にしたロープのようなものがあるが、これを使って上下へ移動していたようだ。


斜坑を後にして進んでいく。
主のエアー配管があるので、メインの坑道だった事が伺える。


この子達がなんという名前なのかは知らないが、どこの鉱山でも、いつもくっ付いて固まっている。



ここ不思議な坑道でした。
軌道もカクカクしているし、幅広採掘されていた。


採掘後に埋められた坑道跡には、主管も破棄されている。
というか、軌道部分以外のスペースはゴミ箱のような扱いだw

Secret Mine 其の6

2020-02-03 20:28:12 | 鉱物採集 秘密

私とあなたの心・・・
どうやらなにかの看板のようだ。


地面にはビットが打ち込まれている。
これは何もない場所に機器を設置するときに使う手法で、深く穴を掘り突き刺したビットに番線で機器を縛り付けて固定するのだ。
こうすれば基礎なども何も要らないし、ビットが岩盤に食いついているので外れることもない。


坑道は全体を通してそれほど大きくはない。
真っ直ぐ立つと頭を天井に打ってしまう。


この様に破棄された坑道は立ち入り禁止の柵をしている。


写真で見ると結構大きな坑道に見えますね。


鉱山が大きいので、斜坑、竪坑、人道が至る所に配置されている。


鉱体が合った場所はこの様な形となる。
なかなかの掘り具合だ。

Secret Mine 其の5

2020-02-02 20:17:06 | 鉱物採集 秘密

鉱車が現れた。
よく見ると枯葉の地面にはいくつもの軌道が走っていた。


鉱車の前には坑口だ。
エアー配管も坑内に引き込まれているので、名のある坑口であろう。
一先ずここは離れてこの階層の斜面を調べきることになった。


少し進んでいくと試掘跡。


不思議な窪みがあり左側は見えないが、左右にはそれぞれ軌道が走っている。


この鉱山で一番長大なズリだ。
後に上から下りてくるのだが、100M以上はあったであろう。
そして鉱物はこのズリに一番多く見られた。


景色も素晴らしい。
この時期に雪がないことがビックリだ。


では戻って坑口に入ろう。
坑口は鉱車とズリで蓋をしていたようだが、すでに誰かが侵入した後だ。


100Mも進まないうちに火薬を積む鉱車が合った。
こんなものを使うほどの規模だったのだろうか?
少し疑問である。


ここから長い探索が始まる事になる。

Secret Mine 其の4

2020-02-01 19:58:30 | 鉱物採集 秘密

写真では物があって見えないが、この鉄骨の構造物の2Fには軌道が引かれていてこちらに向かって鉱石を落としていたようだ。


これは初めて見た。
アセチレンバーナーの類だろうか?
ハンドエアーポンプタイプなのかシュコシュコして空気を送り込むのだろうか。


大きな建物の跡だ。


高圧の鉄塔は折ってあるので落ちているが、トランスや碍子と配線はそのままだ。
なぜか高圧の箱はぐちゃぐちゃだ。


おー、でました、コンプレッサー。


モーターもコンプレッサーも日立製でした。
こういうのが見れるのもこの様な場所ならではないだろうか。


ロッドとウェイトと部分はカバーが掛かっていて当時のオイルがまだ入っていた。
とってもジューシーな油の匂いでした。


資材置き場や配線類も多数置いていたようだ。
どちらかと言うと圧気室及び電気室だろう。


さすがに主力の電気室があった場所だからなのか、周辺は建物の跡が沢山ある。


コンプレッサーから作られたエアー配管は上部坑と圧気室隣にある坑道へ向かって進んでいるようだ。





Secret Mine 其の3

2020-01-23 22:13:44 | 鉱物採集 秘密

筒はまだまだ上に続いている。


しかしこの筒太い、400Φくらいはあったと思う。


ホッパーのような物が現れたが朽ちてしまっていて何かよくわからない。


車輪もポロリ。


建物の跡だがこちらも何かわからない。


長大なズリが数箇所に渡って流れている。
んーかなりの量のズリだ。


鋼材でガッチガチに作ってある。
一見するとコンベアの様に見えるがその様なものではなく、ただ石の自重で落とすだけの質素なもののようだ。


至る所にズリが広がっている。
大きな鉱山だったことが伺える。


こちらも先ほどの物と作りは一緒だ。
2階建てになっていて、1階は物置のようだ。