【有馬記念最終結論】明日に向かって逃げろ！

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こんばんわ。
いよいよ明日は有馬記念ですね。

ホームページの方に予想を掲載しました。
未来予想屋ホームページ

以下、ホームページより転載です。
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まずはちょっとビックリした話を。

「競馬最強の法則」という雑誌の最新刊に有馬記念に関する清水成駿のページがあった。
そこには、「ディープインパクトは絶対じゃない！」と書き、ディープを負かす馬として
トウショウナイト、デルタブルースを挙げていた。
そして、「最後に」と前置きをして書かれていたのがこのコメント。

「ドリームパスポートだけはいらない。今度だけはいらない。なにもムキになって
予想を引きずっているわけではなく、ドリームパスポートに向くペースになる
とは思えないもの。恐らく一昨年のハーツクライのように、離れたシンガリにいって、
届かないんじゃないかな」

ところが、だ。

今日の大スポを見てビックリした。

お馴染み、清水成駿の『馬単三国志』を読んでみると・・・・

◎ドリームパスポート　一瞬の脚に懸ける

とあった。
は？
しかも、「当初はドリパスはいらないと思っていたのだが、思いなおして・・・」
みたいなコメントもなく、あたかも最初から
ドリパスを本命にするつもりだったかのようなコメントが並ぶ。
入院して記憶を失ったのか？？（笑）


今回の有馬記念、私の◎も「は？」と思われるかもしれない。
これまで印は付けてきたものの一度も◎を打った事がなく、コメントでは
「そこまで強いと思わない」的なことを書いてきた馬だからだ。
しかし◎を打つからには理由がある。


では、本題に入る。
データ絞りで全ての馬が消えた今年の有馬記念。
データ絞りを気にせずに予想をするのは久しぶりだが新鮮。

ブログでも書いたように有馬記念で重要となる要素が「消耗度」。
これに「展開」を加味して予想を組み立てたい。

消耗度だが、まず割引が必要なのは『夏からずっと使い続けてきた馬』。
該当するのはコスモバルク、トウショウナイト、スウィフトカレント、トーセンシャナオー。
この馬たちは、まず秋のG1前に一度勝負をかけている。

コスモバルク　→　オールカマー（天皇賞の権利取り）
スウィフトカレント　→　小倉記念・新潟記念（サマーシリーズ制覇）
トウショウナイト　→　七夕賞・函館記念（復活に向けて必死に使い続けた）
トーセンシャナオー　→　セントライト記念（菊花賞の権利取り）

バルク、スウィフト、トーセンはこれに続いて、秋のG1を戦ってきた。
トウショウナイトにしても前走は悲願の重賞制覇に向けてメイチの競馬。
もう余力は残っていないだろう。


そして次に割り引くべきは『海外遠征の馬』。
長距離輸送＋レース＋長距離輸送。
これだけでも馬はだいぶ消耗する。
ディープインパクトはこれに加え、「負けることが許されないJC」を使った。
しかも馬体重はデビュー以来最少。
あれ以上の上積みは見込めまい。

オーストラリア遠征組のポップロックにデルタブルース。
彼らは、長距離輸送＋レース＋レース＋長距離輸送となる。
しかも、レースの距離は2400Mと3200Mで、3200Mの前走は2頭で壮絶な叩き合いを演じた。
余力はない。

もう一頭海外遠征組みがいる。
香港に遠征したアドマイヤメインだ。
実は、海外遠征組ではこの馬が最も消耗が少ないのではないかと考えている。
まず香港までの輸送時間だ。
少なくとも、ヨーロッパやオーストラリアよりは相当近い。
更に、メインは海外の雰囲気が合わなかったのか気持ちが落ち着かず「全くレースをしていない」とのこと。
橋田調教師も「いつもはレース後疲れが出るんですが、その心配がないからこその出走」としている。

次に、『3歳2騎』。
ドリームパスポートは、トライアル→菊花賞→JCという3歳王道ローテを全て3着以内にまとめた。
こういう馬はこれまで有馬でバテることが多かった。
メイチの菊花賞のあと、古馬相手に激走。
消耗は相当なものとなる。
ただ、この馬はデビュー以来3着を外した事が無い堅実な馬。
そこに賭けてみる手はある。

メイショウサムソンは、ドリパスと同じローテだが結果が出ていない。
というか、ここ2走は実力云々の前に体が絞れていないことが大きな敗因ではないかと思っている。
体をもてあましている印象を受けた。
ドリパスよりは消耗は少ないと思うだけに、馬体さえ絞れてくれば十分やれる。

消耗度の最後は『古馬G1馬』。
ダイワメジャーは毎日王冠から3連勝。
しかも、私の印象では3勝ともそこまで苦しい競馬になっていないと思う。
さらに、同様に好走し続けているドリパスやディープより使っている距離も短い。
中山2500Mは長距離適正を求めないコース。
距離の心配はしていない。

スイープトウショウは、1年間の休養を経て3戦消化。
消耗度という点ではダイワメジャーと同じくらいかな、というところだが如何せん衰えが見え隠れ。
脚質も有馬記念には向きそうにない。

消耗度については以上のような見解である。

そして展開。
こちらの方がより結果に直結しそうな要素なのでしっかりとシミュレートしたい。

アドマイヤメインが逃げ宣言をしている。
隊列は大まかに分けてこんな感じではないか。


アドマイヤメイン
　　・
　　・
　　・
ダイワメジャー
コスモバルク、メイショウサムソン
トウショウナイト、トーセンシャナオー
　　・
ドリームパスポート
デルタブルース、ポップロック
スイープトウショウ、ウインジェネラーレ
　　・
　　・
ディープインパクト
スウィフトカレント、アドマイヤフジ

これは大きく外れないような気がする。
あとはアドマイヤメインがどこまで引き離して逃げるかが全てではないだろうか。

私は、今回メインはガンガン逃げると思う。相当引き離すのではないかと思う。
そういう指令が陣営から柴田善騎手に出ているのに加え、柴田善騎手自身、
ダービーで溜め逃げをしてサムソンにやられた経験があるからだ。
あの時、「青葉賞のようなペースでいかなきゃ・・」と色んなところで書かれていた。
橋田調教師も「35秒台で入って35秒台で上がってくるようなレースが理想」と言っている。
そうなると相当面白い。
私自身、アドマイヤメインに対してこれまでそこまで大きな評価はしてこなかった。
それは常に「人気先行だよ、今回は」と思っていたからだ。
しかし、ここに来て遂に、競馬ブック上でもほぼ『無印』状態となった。

ディープが出走したレースで2着に入ってきた馬たちは皆、4コーナーでディープより前にいた馬達だ。
その中で最もディープを苦しめたのが、菊花賞のアドマイヤジャパン。
大きく引き離したあのレースだ。
きしくも同じ「アドマイヤ」。
中山コースであの競馬をすれば、2着どころか頭もあるかもしれない。

3角あたりから、「マクリ」宣言をしている陣営たちが動こうとするだろう。
トウショウナイト、デルタブルース、ポップロック、スイープトウショウ、
コスモバルク、メイショウサムソンを買っている人はその競馬を期待しているのだろう。
私も去年、デルタブルースにその思いを託した。
しかし、捲るどころかついていくのにも精一杯だった。見事に吹っ飛んだ。
今回のこの馬たちも捲れないのではないかと思う。
そもそも従来からそういう戦法を使っている馬たちではないのに加え、中山の小回りは捲りにくい。
デルタブルースは菊花賞の印象が強いのでついつい期待してしまうのだが、
あれは下り坂を利用できる京都だからこそ出来る芸当なのだと思う。
いや、去年の反省でそう思ったのだ。

しかも今回、私は、この馬たちではメインどころか2番手にいるダイワにすら追い
つく事が出来ないのではないかと思っている。
今のダイワを捲るのは相当なことだ。
秋の天皇賞でダイワの直後にいた馬たちは皆撃沈した。

メインが大逃げを打ち、4角でダイワメジャーが何とか2馬身後ろにつく事が出来る、
そして外から馬群を飲み込むようにディープインパクト。
この3頭の競馬のような気がする。
ディープが届かないケースも想定して、メインとダイワの組合せも買っておく。
もし中団から抜けてくるとすれば、「堅実ドリパス」と「ど根性サムソン」の3歳2騎だろう。
私が、ディープがいなくなる来年の競馬を任せたいのは現3歳馬たちだ。

（買い目）
　馬連　④－⑩　×　5,000円
　　　　　⑤－⑩　×　1,000円
　3連単　④、⑩2頭軸マルチ　→　③、⑤、⑧　×　100円
　
　そして、、、、
　1年間のありがとうを込めて、、、

　単勝　ドリームパスポート　1,000円


それでは、みなさん。
メリークリスマス！


※あおりんさんへ
　私もボクシング生でみたことはないんですよねー。
　PRIDEは大阪城ホールでみたことあるんですけどね。
　明日はいよいよ有馬記念ですね。
　お互い、いい思いが出来るといいですね！

※ハットファンさんへ
　指定席ですか！
　羨ましい・・・。
　指定席から見下ろす観客席は圧巻でしょうねぇ。
　なんせ10数万ににもなるのでしょうから。
　スイープはちょっと怖いなーとは思っているんですよ。
　予想以上に前が速い競馬になったときにズドンときそうな気がします・・・。
　私が買っていない時は来る馬ですしね。（笑）

※んまかさんへ
　成駿氏、なんと◎ドリパスですって。
　嫌ですねぇ。（笑）


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