自分の方が三歩も下がり、争いを避ければ良いです。そして、自分が身を引いても、相手から目を離さないことが大切です。もし、相手と対峙することに成れば、悲しみの気持ちを持って対応しましょう。
80 位台?クリックして現れるランク一覧の中から再度【ミロク文明】を押してね
・老子「道徳経と伊勢白山道」 徳経
第六十九章
*老子を英訳http://mage8.com/magetan/roushi07.html
・原文 「書き下し文
用兵有言、「 兵を用うるに言えること有り。
吾不敢爲主而爲客、不敢進寸而退尺。「吾(わ)れ敢えて主(しゅ)と為(な)らずして客(かく)と為り、敢えて寸(しん)を進まずして尺(しゃく)を退けと。
是謂行無行、「これを行くに行(みち)無く、
攘無臂、執無兵、扔無敵。「 攘(はら)うに臂(うで)無く、執(と)るに兵無く、扔(つ)くに敵無しと謂(い)う。
禍莫大於輕敵。輕敵幾喪吾寳。「禍(わざわ)いは敵を軽んずるより大なるは莫(な)し。敵を軽んずれば幾(ほと)んど吾が宝を喪(うしな)わん。
故抗兵相如、哀者勝矣。「故に兵を抗(あ)げて相い如(し)けば、哀しむ者勝つ。
現代語訳
用兵術にこんな言葉がある、
「こちらから攻撃するよりは、むしろ守って応戦せよ。わずかの距離を進軍するよりは、むしろ大きく後退せよ」と。
これは「行軍しようにも道が無く」「振り上げようにも腕が無く」「命令しようにも兵が無く」「攻撃しようにも敵がいない」と言われる事である。
戦いにおいては敵を軽視する事以上の災いは無い。敵を軽視すれば私の言う三つの宝、「慈しみの心」「倹しく暮らす事」「人に先んじようとしない事」の効力をほとんど失ってしまう。
だから同兵力での戦いの時には、慈しみの心で事態を哀しむ方が勝つのだ。
*悲しみを持つ人間は強く成れます 2012-12-20
伊勢ー白山道 記事全文http://blog.goo.ne.jp/isehakusandou/d/20121220
老子の言葉 第六十九章
(独自の超訳)
軍隊を使用する場合に言えることがあります。
「自らあえて攻撃を仕掛けずに、防衛に徹すること。
あえて無理に一寸でも前に進もうとはせずに、大きく10倍の一尺でも後退すること」
ということです。
このようなことを、「進軍するにも進むべき道が無い」
「こぶしを振り上げようにも腕が無い」
「武器をとらず」と言います。
すなわち、そのようにしますと戦うべき敵など存在しないのです。
敵を軽視することほど大きな災いはありません。
もし敵を軽視すれば、自分の宝の大半を失うことに成るでしょう。
だから、軍隊を出してお互いに拮抗する時は、悲しみの気持ちを持つ方が勝ちます。
原文
「用兵有言、吾不敢爲主而爲客、不敢進寸而退尺。
是謂行無行、攘無臂、執無兵、扔無敵。
禍莫大於輕敵。輕敵幾喪吾寳。故抗兵相如、哀者勝矣。」
(感想)
この章は、軍隊や戦争のことだけを言っているのではなく、社会での人間関係や、心の内面世界の葛藤への対策を老子が表現しています。
「相手に攻撃心を持つことよりも、自分の心の安心を守ることを意識しなさい。
少しでも相手を攻撃するぐらいならば、逆に自分の方から大きく後退するのが良いのです。
このような心境に成れますと、そこには争い自体が存在しなく成ります。
ただ、相手をバカにして、手を引き下げる自分が賢いと思っていてはダメです。
相手を軽視していれば、大きな被害を自分が受けることに成りかねません。
だから、相手に備えながらも、相手が可哀想な人間だと思う慈悲(情け)の心を持って静観していることが大切なのです」
このように言い換えることも可能です。
老子の思考のリズムには、宇宙の起承転結と言いますか、釈尊の生老病死と言うか、細かい心の綾(あや:模様)から大きな流れ、対策までもが完璧に織り込まれています。
庶民の悩みから王様の悩みまでも対応される、人智を超えた存在の知性を老子に感じます。
老子は、気の毒な戦乱の時代に転生したために、その表現によく軍隊を例に出しますが、当時の人間にはその表現が一番に分かりやすかっただけなのです。
もし老子が現代社会に転生していれば、サラリーマンの悲哀を例にしたかも知れませんね。
この章の大切なことは、
「悲しみの気持ちを持つ方が勝ちます」です。
これはまさに、親が子供を叱る時の心境にも言えます。
親が泣きながら子供を叱りますと、子供には後年まで影響するものです。良い意味で、一生忘れないかも知れません。
怒っているのに泣くとは、そこに「真剣な」愛情を子供ながらに感じるのです。
現実の戦闘におきましても、怒り心頭している人間よりも、悲しみを持って向き合う人間の方が冷静な判断が可能に成ります。
社会で生きていますと、仕事においても家庭においても、道路の交通におきましても大小さまざまな争い事が必ず起こるものです。
そういう場合は、自分の方が三歩も下がり、争いを避ければ良いです。
そして、自分が身を引いても、相手から目を離さないことが大切です。
もし、相手と対峙することに成れば、悲しみの気持ちを持って対応しましょう。
今年もあと10日ほどで終わります。明日12月21日は、一年で昼の長さがもっとも短い冬至です。
重力変化を想定して、入り始めの12月20日・21日・抜ける22日を防災意識を持って過ごしましょう。
電気料金の節約・倹約、冬場の停電対策の意味で、コタツ代わりの寝袋(最低使用温度域-10度)も参考に。
生かして頂いて ありがとう御座位ます
老子「第六十八章」 「第七十章」
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第六十九章
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・原文 「書き下し文
用兵有言、「 兵を用うるに言えること有り。
吾不敢爲主而爲客、不敢進寸而退尺。「吾(わ)れ敢えて主(しゅ)と為(な)らずして客(かく)と為り、敢えて寸(しん)を進まずして尺(しゃく)を退けと。
是謂行無行、「これを行くに行(みち)無く、
攘無臂、執無兵、扔無敵。「 攘(はら)うに臂(うで)無く、執(と)るに兵無く、扔(つ)くに敵無しと謂(い)う。
禍莫大於輕敵。輕敵幾喪吾寳。「禍(わざわ)いは敵を軽んずるより大なるは莫(な)し。敵を軽んずれば幾(ほと)んど吾が宝を喪(うしな)わん。
故抗兵相如、哀者勝矣。「故に兵を抗(あ)げて相い如(し)けば、哀しむ者勝つ。
現代語訳
用兵術にこんな言葉がある、
「こちらから攻撃するよりは、むしろ守って応戦せよ。わずかの距離を進軍するよりは、むしろ大きく後退せよ」と。
これは「行軍しようにも道が無く」「振り上げようにも腕が無く」「命令しようにも兵が無く」「攻撃しようにも敵がいない」と言われる事である。
戦いにおいては敵を軽視する事以上の災いは無い。敵を軽視すれば私の言う三つの宝、「慈しみの心」「倹しく暮らす事」「人に先んじようとしない事」の効力をほとんど失ってしまう。
だから同兵力での戦いの時には、慈しみの心で事態を哀しむ方が勝つのだ。
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老子の言葉 第六十九章
(独自の超訳)
軍隊を使用する場合に言えることがあります。
「自らあえて攻撃を仕掛けずに、防衛に徹すること。
あえて無理に一寸でも前に進もうとはせずに、大きく10倍の一尺でも後退すること」
ということです。
このようなことを、「進軍するにも進むべき道が無い」
「こぶしを振り上げようにも腕が無い」
「武器をとらず」と言います。
すなわち、そのようにしますと戦うべき敵など存在しないのです。
敵を軽視することほど大きな災いはありません。
もし敵を軽視すれば、自分の宝の大半を失うことに成るでしょう。
だから、軍隊を出してお互いに拮抗する時は、悲しみの気持ちを持つ方が勝ちます。
原文
「用兵有言、吾不敢爲主而爲客、不敢進寸而退尺。
是謂行無行、攘無臂、執無兵、扔無敵。
禍莫大於輕敵。輕敵幾喪吾寳。故抗兵相如、哀者勝矣。」
(感想)
この章は、軍隊や戦争のことだけを言っているのではなく、社会での人間関係や、心の内面世界の葛藤への対策を老子が表現しています。
「相手に攻撃心を持つことよりも、自分の心の安心を守ることを意識しなさい。
少しでも相手を攻撃するぐらいならば、逆に自分の方から大きく後退するのが良いのです。
このような心境に成れますと、そこには争い自体が存在しなく成ります。
ただ、相手をバカにして、手を引き下げる自分が賢いと思っていてはダメです。
相手を軽視していれば、大きな被害を自分が受けることに成りかねません。
だから、相手に備えながらも、相手が可哀想な人間だと思う慈悲(情け)の心を持って静観していることが大切なのです」
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老子は、気の毒な戦乱の時代に転生したために、その表現によく軍隊を例に出しますが、当時の人間にはその表現が一番に分かりやすかっただけなのです。
もし老子が現代社会に転生していれば、サラリーマンの悲哀を例にしたかも知れませんね。
この章の大切なことは、
「悲しみの気持ちを持つ方が勝ちます」です。
これはまさに、親が子供を叱る時の心境にも言えます。
親が泣きながら子供を叱りますと、子供には後年まで影響するものです。良い意味で、一生忘れないかも知れません。
怒っているのに泣くとは、そこに「真剣な」愛情を子供ながらに感じるのです。
現実の戦闘におきましても、怒り心頭している人間よりも、悲しみを持って向き合う人間の方が冷静な判断が可能に成ります。
社会で生きていますと、仕事においても家庭においても、道路の交通におきましても大小さまざまな争い事が必ず起こるものです。
そういう場合は、自分の方が三歩も下がり、争いを避ければ良いです。
そして、自分が身を引いても、相手から目を離さないことが大切です。
もし、相手と対峙することに成れば、悲しみの気持ちを持って対応しましょう。
今年もあと10日ほどで終わります。明日12月21日は、一年で昼の長さがもっとも短い冬至です。
重力変化を想定して、入り始めの12月20日・21日・抜ける22日を防災意識を持って過ごしましょう。
電気料金の節約・倹約、冬場の停電対策の意味で、コタツ代わりの寝袋(最低使用温度域-10度)も参考に。
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