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Vol.16 松下電器産業株式会社さまから学ぶ
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先日、大阪の西三荘駅の近くにある「松下電器歴史館」
(松下幸之助メモリアルホール)に立ち寄った。
入り口をはいると「素直」というおおきく掲げられた
2文字が目に入る。
パンフレットには、「幸之助の心と足跡を資料や映像で展示
しております。」と紹介されている。
創業当時の作業場の様子や、製品の歴史も見ることできた。
製品展示では、1920年(大正9年)に開発された
あの二又ソケットから1979年(昭和54年)開発の
ビデオデッキまで、電気製品の歴史を見ることができた。
足止めされたところは、松下幸之助翁の講話を聞く事が
できるコーナでした。この講話は、いくつかのテーマに
まとめられとおり、すべて聞くには、一日がかりとなり
そうでした。
この日、約1時間程度しかこの場所にいることができず
ものすごく、心残りでした。
社員研修、管理者研修の場として再度一日訪問したい。
そんなことを感じながら歴史館を後にしました。
そんな訳で、今回は、松下電器産業株式会社様から学ばせて
頂きました。
━━━━━━━━ Webからの引用 (ここから)━━━━━━━━━
綱領
産業人タルノ本分ニ徹シ
社会生活ノ改善ト向上ヲ図リ
世界文化ノ進展ニ寄与センコトヲ期ス
(出所:http://panasonic.co.jp/company/cc_0001.html 2005/07/24)
━━━━━━━━ Webからの引用 (ここまで)━━━━━━━━━
【企業理念育成のヒント】
松下電器産業様の経営理念について調べていたところ、
下記の文献が見つかりました。
今週は、この文献から学習させていただきました。
----参考文献--------------------------------------------------
「松下幸之助の人間観、自然・宇宙観と経営理念」
(研究レポート PHP総合研究所研究本部 1997年 佐藤悌二郎)
http://research.php.co.jp/kenkyu/report/pdf/journal/004.pdf
--------------------------------------------------------------
■経営理念の確立
「経営理念は、真理というか、自然の理法にかなった、
経営者の正しい人生観、人間観あるいは社会観、世界観
に根ざしたものでなければならない」
■松下幸之助翁の「人間観」
「まことに人間は、崇高にして偉大な存在である。
お互いにこの人間の偉大さを悟り、その天命を
自覚し、衆知を高めつつ生成発展の大業を営ま
なければならない」
「人間には、それぞれに異なる天分が与えられており
これを見出し、伸ばし、存分に発揮して生きること
が、「人間としての成功」だ」
「人間はみずから自主的に、責任感をもってことに
あたるとき、やり甲斐を感じ大きな成果をあげるものだ」
「人間はだれでも自分の知恵や意見が採り入れられ生かされる
ならば、仕事のやり甲斐なり喜びを感じるものだ」
「人間は優れた本質をもっているが、一人の力には
おのずと限りがある、だからできるだけ多くの
衆知を集める事が大切で、それによってはじめて人間の
使命・役割は達成される」
■松下幸之助翁の「宇宙観」
「【宇宙】に存在するすべてのものはつねに生成し、たえず発展する。
万物は日に新たであり、生成発展は自然の理法である」
「ここでいう【宇宙】とは、星とか太陽といった天体だけでなく
つまり単なる物質だけでなく、非物質的、心的なものも
含んだ全体、われわれ人間をすっぽりと包み込んでいる
物心両面の世界を指している。」
「万物、万人、さらに宇宙全体が生成発展しているから、
かぎりない繁栄と平和と幸福が与えられている」
「万物はすべて【対立】しつつ【調和】しています。これは
自然の理法であり、万物はこの理法にもとづいて
生成発展している」
「ここでいう【対立】とは、万物それぞれが個性とか立場
を異にして独自に独立して存在している姿をいう」
■経営理念の意味
1.企業は何のために存在するのかという存在の意義、目的。
2.存在意義をもつ企業の、経営の進め方についての基本的な
考え方。
---------------------------------------------------
●所感
松下幸之助翁の経営理念の根底にある人間観・宇宙観を
調べていくと、あまりにも 観(人間観・人生観・社会観・
世界観・自然観・宇宙観)が壮大であり、自分が小さく
感じてしまう。
今回は、松下哲学の表面を掬っただけだったが、機会を
見て更に深堀していきたい。
いままで、気付かなかった、
『松下の経営理念には、松下幸之助翁の
「人間観」と「宇宙観」 が根付いている。』
ということを知ったことはちょっと賢くなりました。
また、資料中の
「PHP(Peace and hapiness through Prosperity)活動が
おおきなきっかけとなって、松下の頭の中で漠としていた
それらの考えが、徐々に整理され、熟成され、明文化されて
理念・信念が確固たるものになった」
この一文は、
私が考えている
「今を生きる中から生まれ育まれるものである。」
に自信をあたえくれた。
Vol.16 松下電器産業株式会社さまから学ぶ
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先日、大阪の西三荘駅の近くにある「松下電器歴史館」
(松下幸之助メモリアルホール)に立ち寄った。
入り口をはいると「素直」というおおきく掲げられた
2文字が目に入る。
パンフレットには、「幸之助の心と足跡を資料や映像で展示
しております。」と紹介されている。
創業当時の作業場の様子や、製品の歴史も見ることできた。
製品展示では、1920年(大正9年)に開発された
あの二又ソケットから1979年(昭和54年)開発の
ビデオデッキまで、電気製品の歴史を見ることができた。
足止めされたところは、松下幸之助翁の講話を聞く事が
できるコーナでした。この講話は、いくつかのテーマに
まとめられとおり、すべて聞くには、一日がかりとなり
そうでした。
この日、約1時間程度しかこの場所にいることができず
ものすごく、心残りでした。
社員研修、管理者研修の場として再度一日訪問したい。
そんなことを感じながら歴史館を後にしました。
そんな訳で、今回は、松下電器産業株式会社様から学ばせて
頂きました。
━━━━━━━━ Webからの引用 (ここから)━━━━━━━━━
綱領
産業人タルノ本分ニ徹シ
社会生活ノ改善ト向上ヲ図リ
世界文化ノ進展ニ寄与センコトヲ期ス
(出所:http://panasonic.co.jp/company/cc_0001.html 2005/07/24)
━━━━━━━━ Webからの引用 (ここまで)━━━━━━━━━
【企業理念育成のヒント】
松下電器産業様の経営理念について調べていたところ、
下記の文献が見つかりました。
今週は、この文献から学習させていただきました。
----参考文献--------------------------------------------------
「松下幸之助の人間観、自然・宇宙観と経営理念」
(研究レポート PHP総合研究所研究本部 1997年 佐藤悌二郎)
http://research.php.co.jp/kenkyu/report/pdf/journal/004.pdf
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■経営理念の確立
「経営理念は、真理というか、自然の理法にかなった、
経営者の正しい人生観、人間観あるいは社会観、世界観
に根ざしたものでなければならない」
■松下幸之助翁の「人間観」
「まことに人間は、崇高にして偉大な存在である。
お互いにこの人間の偉大さを悟り、その天命を
自覚し、衆知を高めつつ生成発展の大業を営ま
なければならない」
「人間には、それぞれに異なる天分が与えられており
これを見出し、伸ばし、存分に発揮して生きること
が、「人間としての成功」だ」
「人間はみずから自主的に、責任感をもってことに
あたるとき、やり甲斐を感じ大きな成果をあげるものだ」
「人間はだれでも自分の知恵や意見が採り入れられ生かされる
ならば、仕事のやり甲斐なり喜びを感じるものだ」
「人間は優れた本質をもっているが、一人の力には
おのずと限りがある、だからできるだけ多くの
衆知を集める事が大切で、それによってはじめて人間の
使命・役割は達成される」
■松下幸之助翁の「宇宙観」
「【宇宙】に存在するすべてのものはつねに生成し、たえず発展する。
万物は日に新たであり、生成発展は自然の理法である」
「ここでいう【宇宙】とは、星とか太陽といった天体だけでなく
つまり単なる物質だけでなく、非物質的、心的なものも
含んだ全体、われわれ人間をすっぽりと包み込んでいる
物心両面の世界を指している。」
「万物、万人、さらに宇宙全体が生成発展しているから、
かぎりない繁栄と平和と幸福が与えられている」
「万物はすべて【対立】しつつ【調和】しています。これは
自然の理法であり、万物はこの理法にもとづいて
生成発展している」
「ここでいう【対立】とは、万物それぞれが個性とか立場
を異にして独自に独立して存在している姿をいう」
■経営理念の意味
1.企業は何のために存在するのかという存在の意義、目的。
2.存在意義をもつ企業の、経営の進め方についての基本的な
考え方。
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●所感
松下幸之助翁の経営理念の根底にある人間観・宇宙観を
調べていくと、あまりにも 観(人間観・人生観・社会観・
世界観・自然観・宇宙観)が壮大であり、自分が小さく
感じてしまう。
今回は、松下哲学の表面を掬っただけだったが、機会を
見て更に深堀していきたい。
いままで、気付かなかった、
『松下の経営理念には、松下幸之助翁の
「人間観」と「宇宙観」 が根付いている。』
ということを知ったことはちょっと賢くなりました。
また、資料中の
「PHP(Peace and hapiness through Prosperity)活動が
おおきなきっかけとなって、松下の頭の中で漠としていた
それらの考えが、徐々に整理され、熟成され、明文化されて
理念・信念が確固たるものになった」
この一文は、
私が考えている
「今を生きる中から生まれ育まれるものである。」
に自信をあたえくれた。
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