走るナースプラクティショナー ~診断も治療もできる資格を持ち診療所の他に診療移動車に乗って街を走り診療しています~

カナダ、BC州でメンタルヘルス、薬物依存、ホームレス、貧困層の方々を診療しています。登場人物は全て仮名です。

サーベー

2022年07月19日 | 仕事
大きなサーベーが行われた。日本ではアンケート?調査?と言うのかな?アンケートと言うと安っぽい感じがするので、サーベーの方が好き。研究目的のものだ。

で、何のサーベーかと言うと、カナダ全土のNPを対象に。1ヶ月前に免許を登録しているカレッジからメールを貰った。研究には積極的に参加する。しかし兎に角忙しくて後回しにしていた。カナダ全土に対するもの。私一人が参加しなくても結果は変わらない、こんな思いも頭の片隅にあった。

しばらくするとNPリードから、サーベーに参加するようにメールが2度ほど来た。もちろん個人宛ではない。同じ保健機構のNPたち全員宛。ああ、集計が思ったより伸びていないに違いない、と推測できる。

で、そのリンクを開けてみる。終了に1〜2時間かかると書いてある。ヒエー。いったい何問あるのだ?それともほぼ記述式?解答に悩むような内容?いった何なんだ!!!!

内容はNPのエントリーレベルのコンピテンシーに関するものだ。

進めど、進めど終了までの棒グラフのパーセントが少ししか進まない。結局質問事項は180ほどあった。メインは施行している頻度とそれをすることの重要性のスケール選択で、セクションごとにコメントを記入できるようになっていた。

免許を発行するカレッジにはコンピテンシーのリストがある。こう書くとタスク的にものを想像される人が多いかと思うが、そうではない。少し大義に捉えているものだ。しかし系統的に細かく記載されている。実践、教育、カウンセリング、などで何をすべきか書かれている。

1回目は40%ぐらいまで済ませて、保存ボタンを押す前にWiFiが一時中断して保存できず泣けた(外回り先の不安定なWiFi環境でするとこのようなことになる)。 気を取り戻し翌日とその翌々日の2日に分けて終了。締切ギリギリに提出となったのだ。

さあ、カナダ全土のNPの何%が参加したのでしょうか?

サーベーはタイミング、期間、アクセス方法、などで大きく集計数が変わる。こんな大きな内容。結果にとても興味があります。楽しみ。

冒頭写真: 今回のデジタルデトックスの場所は湧水による湖のそば。温度も高いようで雨が降ると湯気がたちのぼります。温泉??と思ったけれど源泉は見つからず。温度は平均的なカナダの湖に比べれば暖かいけど、温水にはほど遠いもの。でもクリアとても綺麗な水でした。


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