2023年2月21日、
プロレスリング・ノアの
東京ドーム大会は
3万96人の大観衆を集める
お祭りとなりました。
ダークマッチを含めると
全11試合(+ボーナストラック)で
他団体選手の参戦、
提供試合も盛りだくさんの
お得感のある大会でしたが・・・
私は武藤vsMr.しもの
プロレスゲーム動画を
なんとしてでも
この日のうちに
公開したいという
謎の使命感に駆られて
試合開始時刻に間に合わず
結局後半の4試合しか
観戦できませんでした。
こちらの動画の視聴数は
現時点で320回と
東京ドーム大会の客入りの
1/100程度と大惨敗。
たまたまこのページに
飛んできちゃった皆様、
どうかついでに
再生してやって下さいまし。
一応、610回再生オーバーを
狙ってたりします、ええ。
第4試合
宮原健斗 諏訪魔 青柳優馬
vs
拳王 中嶋勝彦 征矢学
会場入りすると
第4試合終盤でした。
この試合、
後ほどABEMAで
観戦したんですけど
盛り上がってましたねー!
拳王が青柳に
P.F.Sを決めて勝利!
やったぜ、ノア!
しかもこの2人の間に
生まれた因縁から
拳王&征矢の
世界タッグ挑戦が決定!
めちゃめちゃ面白く
なってきましたねー。
第5試合
外道 石森太二
vs
NOSAWA論外 MAZADA
NOSAWAの引退試合
・・・にも関わらず
試合は5分足らずで決着。
NOSAWAは嫌いでしたが
最後の試合、もっと
楽しみたかったっすなー。
それくらい体が
厳しいということなのか、
それとも引退試合なのに
あっさり終わっちゃうという
NOSAWAなりの
ユーモアだったのか、
真意はわかりませんが
会場では
「NOSAWAらしいなぁ」と
なんだか笑っちゃいました。
こういうところが
憎めないんだよなぁ・・・。
やっぱり
物足りなかったという
欲張りさんには
こんな試合もありますぜ!?
第6試合
高橋ヒロム vs AMAKUSA
きゃりーぱみゅぱみゅばりの
ド派手かつ
独自の世界観に満ちた
入場コスチュームで
登場したヒロム。
やっぱり華がありますよね。
コメントも面白いですし
私も好きです、ヒロム。
人気があるのもわかるなぁ。
試合中、
AMAKUSAのことを
「剣舞(けんばい)」と
呼び続けていたヒロム。
剣舞からもらったという
マスクを取り出すと
それをじっと眺める
AMAKUSA。
「まさかかぶるのか!?」
なんて思ってたら
マスクを持ったまま
ヒロムに顔面G!
この技、「厳鬼」という
剣舞の得意技らしいです。
なんて胸アツな展開!
濃密な11分2秒の
激闘を制したのはヒロム。
いつまでも見ていたい、
そんな風に思わせる
熱い試合でしたね。
IWGP Jr.ヘビー級王者が
GHC Jr.ヘビー級王者に
負けてしまったことで
AMAKUSAの
モチベーションや
GHC Jr.王座の格を
心配する声も
少なくはないでしょうが
これだけの舞台で
これだけの期待感の中、
これだけの試合を
見せてもらったんですから
「別にいいんじゃね!?」
セミファイナル
オカダ・カズチカ vs 清宮海斗
この試合を見に来たという
ファンも多かったはず!
私もその1人です。
虹色のコスチュームを
身にまとう清宮。
雨の後には
虹が架かるんだぜ!?
対するオカダ。
ぶっちゃけこの
猪木を意識したであろう
ガウンはあんまり
好きじゃないんですよね。
バスローブみたいで。
・・ただ、アレだ。
エエ顔しとるで!
さすが日本一のレスラーや!
ここに至るまで
オカダはひたすらに
格上のヒールという
スタンスを崩すことなく
立ち回ってきました。
私はノアファンですので
本気でムカついてましたけど
結果的にこうして
この対戦カードの期待感が
爆発的に高まったわけで。
悔しいですけど
やっぱり超一流と
言わざるを得ないですよね。
同時にオカダにとって
清宮が決して
「ただの小僧」では
ないということ。
あのクールなオカダが
清宮に対してだけ
非常に厳しく当たるのは
一目置いているからに
他なりません。
試合内容の方も
そりゃあもう
面白かったですぜ!
会場のボルテージが
とんでもないことに
なってましたからね。
私の近くの席でも
どちらかのコールがすれば
もう一方のコールで
打ち消そうとしたり
ファン同士も戦ってました。
殺伐としてたわけではなく
ノリを楽しんでましたね。
レインメーカーで
決められそうなところを
オカダがわざと
フォールを解いて
ダメ押しした場面は
悔しいですけど
「オカダ、流石だな」と。
清宮、自分では
「完敗」と言ってましたが
これからの成長が
楽しみすぎますぜ!
メインイベント
武藤敬司 vs 内藤哲也
メインイベントは
プロレス界の現在の
最前線を走る内藤と
昭和プロレス
最後のレジェンド、
武藤敬司の一騎打ち。
解説席には
武藤の盟友にして
永遠のライバル、
蝶野の姿も。
内藤は
花道を走っての攻撃や
武藤の得意技の
足4の字固めを
先に決めるなど
武藤を意識した攻撃を
織り交ぜていました。
まるでファンの
子供みたいな無邪気さ、
内藤もこの試合が
楽しかったんでしょう。
武藤はムーンサルトを
撃とうとしますが
思いとどまり発射せず。
家族の顔が浮かんだそうで、
そんな話を聞いてしまうと
更にこのシーンが
エモくなっちゃいますね。
ちなみにこの日武藤は
ジャンピングDDTと
エメラルドフロウジョンも
見せました。
大・三沢コールに
三沢ファンの私、涙腺崩壊!
シャイニングウィザードの
3連発を決めるも
カウントは2。
武藤の表情が溜まらない!
再びコーナートップから
ムーンサルトを狙うも
やはり途中で断念。
このときの場内の
安堵感と残念感たるや
表現の術がありません。
その隙を見逃さず
内藤が足攻めから
前後のシャイニング
ウィザード連弾、
デスティーノと畳みかけ
カウント3。
勝負どころと見るや
一気に畳みかけるところは
武藤さながらでした。
終わってみれば
力の差は歴然。
・・・ですが、
それ以上の何かを
見せてもらったような
気がします。
武藤、内藤、ありがとう!!
これで終わりと
思いきや、
ここからが
武藤の独壇場でした。
マイクを持った武藤、
なんとリング上から
解説席の蝶野へ対戦要求!
3万人が見つめる前で
逃げるわけにも
行かない蝶野、
杖を突きながら
しぶしぶリング上へ・・・。
特別試合
武藤敬司 vs 蝶野正洋
武藤と蝶野が
リング上で戦っている。
私たちの世代には
夢のようなひとときでした。
武藤は自身の引退試合で
デビュー戦の相手でもある
蝶野に介錯を
託したかったんですね。
それは長い間、
リングに上がることなく
このまま引退を迎えそうな
蝶野にとっても
意味のある試合になったと。
いやもうホント、
役者が違いすぎますわ。
武藤敬司、
あなたは本当に
ジーニアスだ・・・。
試合後には
古舘伊知郎さんが
610文字の詩を朗読。
「昭和プロレスの終焉」
という言葉に
若干の寂しさを感じつつ
この日の試合を思い返し
若きレスラーたちの
頼もしさに期待して・・・。
武藤は自らの足で
ゲートまで退場。
夢のような時間に
酔いしれながら
宴は終幕となりました。
今大会の私的MVP
武藤 敬司
異論は認めない!
・・・っていうか
文句ある人、いる!?
今大会の私的ベストバウト
セミファイナル
オカダ・カズチカ
vs
清宮海斗
武藤の試合が
昭和プロレスの終焉と
するならば
この2人の試合は
未来への希望、夢、
そんなテーマが
ふさわしいと思います。
それはもちろんセミ前の
ヒロムとAMAKUSA、
それ以外のカードに
出場した選手たちも
そうなんですけど
特にこの2人は
これからのプロレス界を
牽引する役割を
担うことになるでしょうしね。
ゴングがなる前もプロレス。
1月の新日本の大会で
対抗戦を戦った日から
この東京ドーム大会まで
プロレスファンに
刺激を与え続けてくれた
2人に感謝!
試合内容の方も本当に
スリリングでした!
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