この記事は4つ前の記事「旅先で現金難民になる」の続きです。
そもそも宮城県の白石まで出掛けたのは “ONE GYMNASTICS FESTA(以下オージーエフと称します)”を観るためです。
オージーエフは男子新体操に特化したイベントです。
といっても東北振興の意味もあったみたいで、チアチームの東北ゴールデンエンジェルスのような男子新体操ではない、でも多少は縁がある仙台付近のグループも幾つか出てました。
新体操のイベントだと、大抵、女子の新体操選手も出場するのが倣いなのですが、今回は男子新体操に特化したイベントです。
でも、全く女性が出場しないのもおかしいと考えての女子集団のチアチームの参加だったのかも。
とにかく女性の出場は東北ゴールデンエンジェルスだけでした。
このイベントの大きな特徴は、大抵の競技会では禁止される写真・動画撮影を許可していただけでなく、#オージーエフのタグを付けて、sns等でどんどん拡散してほしいと主催者から言われていたこと。
ですから写真・動画撮影は、フラッシュを焚かないことのみ条件に、ほぼ自由でした。
(もちろん人が見ているのを邪魔するとか、常識レベルのマナーに反したらダメでしょうけど。)
会場だった白石市の体育館、ホワイトキューブに入ると、選手たちは本番前の練習中で、すでにお客さん達が選手達の練習の写真をマットの傍まで行って撮ってました。
そこで私もカメラだけ持って、他の人の邪魔にならないように一箇所に陣取って撮影しました。
写真の方は家に帰って見て、愕然とするほど上手く撮れませんでした。
我慢して見て下さい。
練習していたのは岡山県立井原高校男子新体操部の選手達。
たぶん、一番ファンの多い学校。
井原高校名物、I字バランスです。
この状態のまま、見ていてほとんど分からない程の微かな反動をつけて反転し、頭を上げます。
このI字バランス、何気ないようだけど男子でこれをやれる人はあまりいないみたい。
井原高校の男子新体操ではそれを全員でやります。
かつてのロシアのフィギアスケーター、ユリア・リプニツカヤ選手が、この姿勢でスピンしてキャンドルスピンと呼ばれてました。
上の3枚の写真を、親しい茶道仲間の人達が見たいというので見てもらいました。
一人は学生時代に体操をやっていて、フィギュアスケートも習ったことがある人、もう一人は娘さんがバレエを子供の頃から習っていて、今はプロのコンテンポラリーダンサーだという人でしたが、二人して「柔らかい!!」「柔らかい!!」と何度も言い合って、驚いていました。
見る人が見れば分かる、まさに驚異の柔軟性です。
でも新体操の美しさは、ただ柔らかいとか、同調性が優れているだけじゃなくて、手先からつま先まで美しくあるべく神経が張り巡らされているということだと思います。
以下の写真でも、肩上にいる選手は足の甲をしっかりと反らしています。
タンブリングです。高さがあります。
これは見出しにも使用した写真ですが、井原高校が練習している奥で次に練習する佐賀県立神崎清明高校の選手達が見ています。
井原高校と神崎清明高校はバチバチのライバル関係です。
さしずめお蝶夫人と加賀のお蘭みたいな、といっても分かる人いないかな(笑)
これは神崎清明高校のタンブリングです。
6人揃っての3連続バク転、その後に伸身、だったかな。
私も詳しいことは分かりませんが、柔軟の井原、タンブリングの神崎清明と言われています。
演技が始まって、私は席で3脚を立てて撮影しました。
その方が動画が撮りやすいのです。
その代わり3脚がついているので写真が撮りにくかったです。
カメラを2台持って来れば解決しますが、無茶苦茶荷物が重くなります
鹿児島実業高校のコミカルな演技。
鹿児島実業高校はお笑いの鹿実と言われていて、観客の笑いを取ることに特化した演技で人気があります。
でも今年はお笑いを封印し、真面目な演技で勝負してインハイで3位を受賞しました。
実力はあるのです。
仙台出身歌手の天道清貴さんと男子新体操のプロパフォーマー集団のBLUE TOKYO。
プログラムをすべて終えてからは選手の方々のお写真タイムでした。
鹿児島実業の選手達。
白のスーツ姿の選手はオッサンじゃなく高校生です。
前日の夜に坊主にしたとか言ってました。
神崎清明高校の選手達、1年生と2年生のチームだそうで、あどけない顔をしてますが、皆さん驚異の身体能力の持ち主です。
この子達は地元の宮城県立名取高校の選手達。
名取高校、スタイリッシュな演技で有名。私も2019年、2020年の演技は何回見ても見飽きません。
三つ子の佐藤三兄弟はこの高校の出身。
その日に出場した個人の選手達です。大学生が大半。
私自身の写真や動画の撮影という面では反省点が多々ありました。
何事も経験なので次に生かすしかないです。
主催者が写真・動画の撮影を許可、推奨したのはひとえに男子新体操の認知度向上と普及を考えてのことだったと思います。
選手達も嫌がらずによく応えてくれてました。
正直、演技は写真を撮ることを考えず、それだけに熱中して見てみたいと思いました。
それにしても宮城県までよく行ったと我ながら感心します。
来年はどうなることか・・・。
そもそも宮城県の白石まで出掛けたのは “ONE GYMNASTICS FESTA(以下オージーエフと称します)”を観るためです。
オージーエフは男子新体操に特化したイベントです。
といっても東北振興の意味もあったみたいで、チアチームの東北ゴールデンエンジェルスのような男子新体操ではない、でも多少は縁がある仙台付近のグループも幾つか出てました。
新体操のイベントだと、大抵、女子の新体操選手も出場するのが倣いなのですが、今回は男子新体操に特化したイベントです。
でも、全く女性が出場しないのもおかしいと考えての女子集団のチアチームの参加だったのかも。
とにかく女性の出場は東北ゴールデンエンジェルスだけでした。
このイベントの大きな特徴は、大抵の競技会では禁止される写真・動画撮影を許可していただけでなく、#オージーエフのタグを付けて、sns等でどんどん拡散してほしいと主催者から言われていたこと。
ですから写真・動画撮影は、フラッシュを焚かないことのみ条件に、ほぼ自由でした。
(もちろん人が見ているのを邪魔するとか、常識レベルのマナーに反したらダメでしょうけど。)
会場だった白石市の体育館、ホワイトキューブに入ると、選手たちは本番前の練習中で、すでにお客さん達が選手達の練習の写真をマットの傍まで行って撮ってました。
そこで私もカメラだけ持って、他の人の邪魔にならないように一箇所に陣取って撮影しました。
写真の方は家に帰って見て、愕然とするほど上手く撮れませんでした。
我慢して見て下さい。
練習していたのは岡山県立井原高校男子新体操部の選手達。
たぶん、一番ファンの多い学校。
井原高校名物、I字バランスです。
この状態のまま、見ていてほとんど分からない程の微かな反動をつけて反転し、頭を上げます。
このI字バランス、何気ないようだけど男子でこれをやれる人はあまりいないみたい。
井原高校の男子新体操ではそれを全員でやります。
かつてのロシアのフィギアスケーター、ユリア・リプニツカヤ選手が、この姿勢でスピンしてキャンドルスピンと呼ばれてました。
上の3枚の写真を、親しい茶道仲間の人達が見たいというので見てもらいました。
一人は学生時代に体操をやっていて、フィギュアスケートも習ったことがある人、もう一人は娘さんがバレエを子供の頃から習っていて、今はプロのコンテンポラリーダンサーだという人でしたが、二人して「柔らかい!!」「柔らかい!!」と何度も言い合って、驚いていました。
見る人が見れば分かる、まさに驚異の柔軟性です。
でも新体操の美しさは、ただ柔らかいとか、同調性が優れているだけじゃなくて、手先からつま先まで美しくあるべく神経が張り巡らされているということだと思います。
以下の写真でも、肩上にいる選手は足の甲をしっかりと反らしています。
タンブリングです。高さがあります。
これは見出しにも使用した写真ですが、井原高校が練習している奥で次に練習する佐賀県立神崎清明高校の選手達が見ています。
井原高校と神崎清明高校はバチバチのライバル関係です。
さしずめお蝶夫人と加賀のお蘭みたいな、といっても分かる人いないかな(笑)
これは神崎清明高校のタンブリングです。
6人揃っての3連続バク転、その後に伸身、だったかな。
私も詳しいことは分かりませんが、柔軟の井原、タンブリングの神崎清明と言われています。
演技が始まって、私は席で3脚を立てて撮影しました。
その方が動画が撮りやすいのです。
その代わり3脚がついているので写真が撮りにくかったです。
カメラを2台持って来れば解決しますが、無茶苦茶荷物が重くなります
鹿児島実業高校のコミカルな演技。
鹿児島実業高校はお笑いの鹿実と言われていて、観客の笑いを取ることに特化した演技で人気があります。
でも今年はお笑いを封印し、真面目な演技で勝負してインハイで3位を受賞しました。
実力はあるのです。
仙台出身歌手の天道清貴さんと男子新体操のプロパフォーマー集団のBLUE TOKYO。
プログラムをすべて終えてからは選手の方々のお写真タイムでした。
鹿児島実業の選手達。
白のスーツ姿の選手はオッサンじゃなく高校生です。
前日の夜に坊主にしたとか言ってました。
神崎清明高校の選手達、1年生と2年生のチームだそうで、あどけない顔をしてますが、皆さん驚異の身体能力の持ち主です。
この子達は地元の宮城県立名取高校の選手達。
名取高校、スタイリッシュな演技で有名。私も2019年、2020年の演技は何回見ても見飽きません。
三つ子の佐藤三兄弟はこの高校の出身。
その日に出場した個人の選手達です。大学生が大半。
私自身の写真や動画の撮影という面では反省点が多々ありました。
何事も経験なので次に生かすしかないです。
主催者が写真・動画の撮影を許可、推奨したのはひとえに男子新体操の認知度向上と普及を考えてのことだったと思います。
選手達も嫌がらずによく応えてくれてました。
正直、演技は写真を撮ることを考えず、それだけに熱中して見てみたいと思いました。
それにしても宮城県までよく行ったと我ながら感心します。
来年はどうなることか・・・。
エースを狙えは全巻持ってましたよ〜
確かにこの柔軟性はすごい
鹿児島実業がコミカルな振り付けを封印して大会に出たこと、
ワイドショーかなんかで見ました。
普及への努力、少しずつ実を結んでいるのかもしれません。
全巻お持ちでしたか。
おみそれいたしました。🙇
鹿児島実業、私がその日見たのはお笑いバージョン。
翌日は真面目バージョンだったのかな。
普及への努力、アニメの「バクテン!!」の威力が凄かったみたい。
「バクテン!!」見てファンになったという人に何人か会いました。
刺激受けて男子新体操をやってくれる男の子が増えたらいいんですけどね。