一級建築士の「住宅のヒントと秘訣」

注文住宅を考えたら「住宅の考え方が180度変わる」住宅勉強会やセミナー、他では聞けない住宅や建築がわかるブログ。

キールのホテルで

2008年02月01日 18時57分49秒 | ドイツ エコバウ建築ツアー
        ▲ 朝起きてのホテル外観。夜のイメージは前回参照。

ドイツエコバウ建築ツアー その(12)になります。

こんばんは、ミタス一級建築士事務所の清水です。

キールのホテルに泊まり、朝は早くに起きて散歩しました。目の前がヨットハーバーです。





▲4ツ星ホテルでした。



▲ホテルのテラスから目の前のヨットハーバーを




▲▼朝食は、ここで…。当然ソーセージは多いです。












▲海外ではいつもツインルームの個室使用ですが、珍しくシングルルームでした。



▲質素な室内だけを観ると4ツ星ホテルとは思えませんでしたが…。室内の照明器具は、すべてハロゲンランプでした。これもホテル室内では初めてでした。

▼チェックインをして部屋に入ったら、こんなチョコがひとつ置いてありました。喜んで食べてしまったのですが、ホテルからですよね。まさか、前の人の忘れも物…???(^^)ゞ





▲エレベータの中が鏡張りというのは多いですが、すべてというのは少ない。
一体何人くらい自分が増えるのか、後で数えようと写真を撮りましたが…。
カメラが邪魔で全ては見えませんが、無限…というわけにはいかなかったようです…(^^)ゞ


まあ、こんな感じで朝は早く夜は遅く、食事の暇も無いほど盛りだくさんの、楽しくてワクワク充実したツアーが、まだまだ続きました。次回は、大学の教授が実験している究極の自然素材使用木造を見学に行くのです。





住宅の設計監理

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デンマークからドイツのキールへ

2008年01月23日 12時52分08秒 | ドイツ エコバウ建築ツアー
    ▲ 本日の泊まりはドイツのキールという地名のヨットクラブにあるホテルでした。


みなさん、こんにちは。ドイツエコバウ建築ツアー その(11)になります。

デンマークは、この日が最後でした。フェリーに乗ってドイツへ渡るのですが、
その直前にハムレットの舞台にもなったお城が見えるところで、小休止でした。



▲クロンボー城というハムレットの舞台となったのが、このお城だそうです。




▲バスが止まったのは、この駅前広場でした。








▲そして、フェリーを使って国境を越え、このホテルにようやく到着。



▲ロビーです。







このホテルに到着したのが、夜の10時半前でした。部屋に入ったのは、11時を軽く廻っていました。

部屋に入らず、何十分も何をしていたのでしょう???

夜の間に、このホテルのインテリアや演出、建物を照明を通して感じたかった? ピンポ~ン!半分正解!


では、もう半分は? 実は…

キャスター付きの手荷物バックの鍵を、バックの中に落としてしまって小さな南京錠の鍵を掛けていたのです。私の荷物はこれひとつ。これが開かないとちょっと困ります。

そこで、フロントに頼んで、鍵を壊す道具、ペンチのようなものを借りることにしたのです。

フロントの若い女性従業員が持ってきたのは…。庭木の枝を切るのに使う小さなハサミ…。

ウゥ…。これでは、いくらなんでも無理か…。と思いましたが、力任せにそれを使ってやってみました。なかなかできませんでしたが、ついに何とか鍵をはずせました。

ちょうどそのとき、男性従業員が持ってきてくれたのは…。とってもデカ~イ、庭木バサミでした。庭木ハサミが多い…。

JTBの添乗員の方には、ご心配掛けました。(^^)ゞ

それで、このホテルの部屋でようやく休めることに。
次の日は朝早く起き、ヨットハーバーを散歩しました。




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デンマークのテラスハウス

2008年01月16日 12時29分46秒 | ドイツ エコバウ建築ツアー
▲玄関です。リフォーム中かな…

みなさん、こんにちは。ミタス一級建築士事務所の清水煬二です。

ドイツエコバウ建築ツアー その(10)になります。

ルイジアナ近代美術館から、同じデンマークにある キンゴーハウスへ移動です。キンゴー住宅、ローマ風住宅とも呼ばれています。

住宅の形式は、集合住宅というよりテラスハウスというべきか、いや戸建てですからアトリウムハウスと呼ばれています。要するに戸建ての集合体ですね。


▲写真のアングルを外しましたが、この左にはお孫さんらしきふたりの女の子と、そのおじいさんが自分たちで木に吊るしたブランコや、その周りで楽しそうで遊んでいました。




この小家族用の集合住宅が有名なのは、シドニーのオペラハウスを設計したヨーンン・ウッツンの設計であることと、デンマークの50年前ではこの設計は斬新だったのです。現在でも保存されているのは、そのためです。




▲トヨタの低燃費車のヴィッツが日本車では、目に付きました。

この住宅群は日本の建築の教科書にも登場します。学生や若い建築家の住宅設計で中庭が多いのは、影響を受けてしまっているからかも知れません。



自然とプライバシーの結合というコンセプトで、レンガと木の折衷構造です。美しい景観の中に、配置されています。敷地は15メートル四方です。日本的な匂いもしますが、平屋で建物も狭いので、現代の日本ではこれだけ敷地や自然がゆったりしていれば、もっと広い家を建てたくなります。ここで抑えられるのが良いですね。






▲この塀でプライバシーも確保




ここまで自然の中で間隔を置いているのは、日本では別荘地くらいか…。







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世界一美しい 美術館(3)

2008年01月09日 13時09分46秒 | ドイツ エコバウ建築ツアー
▲こういう、外部の自然のロケーションも含めて世界一美しいと言われているようです。


みなさん、こんにちは。 2007年12月11日の続きです。

今回で、ルイジアナ現代美術館の紹介は終わりです。



細かい部分ですが、下記のような部分もどうやっているか、我々は気になって確認し、記録のために写真を撮ることもあります。



▲使われていませんでしたが、階段手摺りの照明






▲縦格子と天井の取合い





▲庇となるデッキ部分の上部






▲上の写真はこのテラスの庇のデッキ部分です






▲現代美術館というだけあって、こういう展示コーナーもありました。






▲特設展示1






▲特設展示2





展示されている絵画やオブジェなどの作品は、ほとんど撮影していません。(^^)ゞ

箱根の森美術館のような感じで、外部の庭には、多くのオブジェがありますが、現代芸術で私には理解できないものもあります。(^^)ゞ


建物や自然との調和、景色を楽しんでカフェテラスで休憩、というのが良いかと思います。





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世界一美しい 美術館(2)

2007年12月11日 11時30分49秒 | ドイツ エコバウ建築ツアー
▲建物入り口は、こんな感じです。



みなさん、こんにちは。昨日2007年12月10日の続きです。

このデンマーク、コペンハーゲン郊外にある「ルイジアナ近代美術館」は、「ルイジアナ現代美術館」とも呼ばれています。 
Modern Art をどう訳すかですからどちらでも良いのでしょう。


デンマークの美術館になぜ ルイジアナ という名前がついた? 

オ~ プリ~ズ~♪ ステイ~バイミ~ ダイア~ナ~♪~

あっ、これは ダイアナか…。(^^)ゞ

いや、でもこの建物の元オーナーだった人が凄い人でした。アメリカにある ルイジアナ州とは関係ありません。

奥さんが3人いた、すなわち3度の結婚ですね。西洋人の有名人なら珍しく無いかな。

では、何が凄いかというと…その3人の奥さんの名前が ルイーズ、すなわち ルイジアナだったんです。3人とも! それでこの名前が付いたとのことです。

ルイーズ と聞くと自動的に恋に陥る人だったのかも…。宇多田ひかるの名曲 
イッツ、オ~トマ~ティック~♪ みたいですね。凄くないですか?(^^)ゞ

オ~ プリ~ズ~♪ ステイ~バイミ~ ルイジア~ナ~♪ とそのオーナーが唄ったかどうかは定かではありません…。

テレビ番組のレポーターのようなコメントになってしまいました。



では、真面目に写真です。




▲庭に面した廊下にも展示品がありますが、この廊下も美しい空間です。





▲近代美術館という感じの壁面画のデザインと色使いですね。天井や梁に木を使ってくれているので、ほっとします。





▲黄金比などに関する説明と展示コーナー
 ダビンチのデッサンとフィレンツエの教会も載っていました





▲ひとつ前の写真はこのコーナーにあったうちのひとつです






▲テラスのカフェもありました





▲最後の写真は、ルイジアナ近代美術館の敷地の出入口です




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世界一美しい 美術館(1)

2007年12月10日 15時36分29秒 | ドイツ エコバウ建築ツアー
▲中庭からルイジアナ近代美術館の建物の一部を観たところ

みなさん、こんにちは。ミタス一級建築士事務所の清水煬二です。

ドイツエコバウツアー報告(7)になります。

前回のデンマークのセカンドハウスから世界一美しいとも言われている、デンマークにあるルイジアナ近代美術館に行きました。

美しいといわれているのは、展示品だけではなく建物とその廻りの自然との調和を含めてです。ロケーションも素晴らしく、それらを意識して創られています。庭やそこから見える風景や彫刻などの展示品すべてを考えて設計、配置されているとのことです。建物はいくつもあり何人かの建築家が設計を担当していったようですが最終部分は、シドニーのオペラハウスの設計で有名なヨーン・ウッツンも担当していました。



▲この写真のアングルは有名で、この美術館の紹介によく使われています。写真はわかりいくいですが、窓の外はモネの睡蓮の絵の大きな実物の風景ということです。




▲別の建物を中庭から





▲別の建物と海峡、屋外の展示品が見えます。





▲崖に張り出したような建物です。内部から見ると、海へ飛び込むための台が建物のガラスを突き抜けているのですが、それも作品でした。





▲このアングル、ちょっと素敵です。もともとはレンガの外壁を漆喰で白く塗るというのは、街を歩いていてもよく見ます。

次回は、明日この続きの写真をアップ予定です。




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デンマークの高級セカンドハウス

2007年11月09日 12時32分25秒 | ドイツ エコバウ建築ツアー

▲コペンハーゲンのボート・ホールの室内リビングダイニングからロフトへ上る階段


みなさん、こんにちは。ミタス一級建築士事務所の清水煬二です。

ドイツエコバウツアー報告(6)になります。

デンマークのヴァンコンテン設計事務所で、50年以上前にボートの管理維持のために出来ていた建物を、近年アパートに全面改築をした建物を拝見しました。ヴァンコンテン設計事務所が設計したものです。

デンマークでは水辺の家がステータスのようで、このアパートはセカンドハウス的なものですが、運河と一体となったこの建物は、かなり高級なセカンドハウスなのです。




▲こういう美しい運河にボートやヨットを停泊させて、
週末に楽しむことが好まれているそうです





▲建築家のヴァンコンテン氏。
 案内して頂いた部屋は、知り合いの建築家の方が所有している部屋でした。
 プライバシーの関係で室内は、あまりお見せしませんが以下に少しだけ。




▲ロフトの手摺で、右下はキッチンです




▲運河を見下ろすリビングの窓枠はチーク製です




▲コンセントと巾木の関係が、なるほど…なのです。






▲建物外観




▲アパート形式となった各戸




▲内部の大きな外階段 手前には運河が建物内部に食い込んでいます






ここでは、デンマークの政治や学校教育、税金、福祉や社会的な考え方なども教えて頂きました。


デンマークの進んだ社会福祉や本当の意味での子供たちへのゆとり教育、値段が高くても良いものを長く使う精神など、羨ましい部分が非常に多いですが、デンマークの物価の高さにも驚きました。






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デンマークの設計事務所で(3)

2007年10月11日 12時57分10秒 | ドイツ エコバウ建築ツアー
▲ 屋根に注目

みなさん、こんにちは。ミタス一級建築士事務所の清水です。

ドイツエコバウ建築ツアー(5)になりますが、まだデンマーク滞在中でのお話です。2007年10月9日の続きです。

ヴァントクンステン設計事務所のミニセミナーと説明が終わり、中庭から現場へ向かうために外へ出ると、いきなり上記写真の建物が…。この建物の屋根の植栽が、写真でもわかりますでしょうか。

ヨーロッパは、通りに面した建物表側の反対方向の裏側に、中庭があります。これは東西南北に限らず、道路側と反対に必ずといっていいくらいありますね。


下の写真は、設計事務所の建建物の外部裏側です。中庭に面しています。
大きなトップライトの廻りと煙突の廻りの瓦部分が白く見えますね。
これが防水処理のためになされているのですが、どこを歩いてもこういう処理が目立ちました。日本では、板金処理で終わるのですが、瓦の形なりに防水処理を瓦の外側からもしていて、メンテナンスもやりやすそうです。見映えは多少悪くなりますが、安心ですね。







このあと、ここを通って建物へ無向かう途中、



夏の日射を防ぐ窓の外のルーバーを見ました。冬は日差しを入れて、夏は外部で日射を防ぐ、庇や簾と同じですが、陽射しカットにはドイツでもこの方法はポピュラーです。






次回は、建築家のヴァントクンステン氏に案内して頂いた、

この建物を紹介する予定です。




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デンマークの設計事務所で(2)

2007年10月09日 11時01分20秒 | ドイツ エコバウ建築ツアー
▲設計事務所の2階への階段の上の、トップライトと勾配天井


みなさん、こんにちは。ミタス一級建築士事務所の清水です。

ドイツエコバウ建築ツアー(4)です。

デンマークの設計事務所の写真を追加します。写真は、ホームページよりこのブログで増やしていきます。

古い建物ですが、この空間、いいですね。細かい意匠がどうのこうより、この空間そのものが良いので、こういう心地よい空間を提案して設計することが、私は快適な空間につながると思っていますし、設計の仕事だと思っています。細かいデザインは完成後でも後から変更やデコレーションは可能ですが、空間の変更は難しいですから。

トップライトは外側から見ると、どこにいってもそうでしたが防水処理がしっかりしています。そのかわり、防止処理部分の見映えは悪いですよ。防水処理の板金やテープは色も屋根の色と異なっていて、ハッキリ見えています。それだけに、メンテナンスもしやすいはずです。

私がビフォーアンドアフターで、トップライトを2つ付けましたが、既存の屋根は波型の古いトタン屋根で勾配も緩かったのです。防水紙はアスファルトルーフィングでなはく、フェルトの紙でした。外壁には使いますが、屋根には最近は使いません。

そこに、大工さんにトップライトを付けてもらうのですから、付きっ切りで取り付け方法の指導をしました。お陰で、どんな台風が来ても雨漏れはしていないようです。

デンマークでもドイツでも、私は屋根防水処理が気になって観ていたのですが、どこもその処理の部分は、見映えより雨仕舞いやメンテナンスを気にしていたようでした。さすがとも思いましたし、意外でもありました。


以前もお見せしましたが、もう一度、別の柱や梁の写真を観てください。


▲無垢の梁や柱は、乾燥に伴ってこんなに割れていても、構造的には問題はないということを知っておいて下さい。



無垢の材料は呼吸しているので動きます。ヒビもいきます。ですが、合板や集成材と異なり、すべてはそれも味と感じて欲しいです。




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デンマークの設計事務所で

2007年09月28日 12時57分51秒 | ドイツ エコバウ建築ツアー
▲ヴァントクンステン設計事務所の入り口です。壁の厚みにも注目!



皆さん、こんにちは。ミタス一級建築士事務所の清水煬二です。
<ドイツエコバウ建築ツアー その3> です。

デンマークのコペンハーゲンでの最初の訪問先が、ヴァントクンステン設計事務所です。ここで、設計事務所の内部を拝見し、スライドを使っての説明、ミニセミナーを受けました。

この事務所は、昔の厩や小屋を利用しています。日本の古民家のように味があります。漆喰の大壁と土間のせいもあって、モダンな軽い家具とも違和感はありません。




▲内部です。レンガに漆喰の壁に、柱や梁、床は木製で顕しです。


この写真を観ると、柱や梁の構造材はヒビだらけです。本来、無垢材はこのようにヒビが入るのが当たり前で、問題はありません。日本のハウスメーカーや多くの工務店は、クレームになるのを恐れて、ヒビの起こらない集成材を使っています。大工さんの技術も要りませんから。構造材としての耐久性や粘り、皆さんの健康を考えると、住み手にとっては無垢材の方が良いに決まっています。現在のように造る側ではなく、「住宅を住み手から考える」この当たり前のことを訴えながら追求していくことが、私のライフワークです。






▲スライドで、建築家のヴァントクンステンさんの解説を聞いています。この建物を後に見学に行きます。






▲最初の写真とこの写真の壁の厚みをご覧下さい




ヨーロッパの外壁は、戸建て住宅であろうと小屋であろうと壁厚が60センチくらいあるのは、珍しいことではありません。レンガを2重に積み、両面を漆喰で仕上げる、またはレンガのまま顕しということもあります。

これだけ厚いと充分ではないかもしれませんが、耐震性も強くなっているでしょうね。この厚みを利用して、窓のシャッターボックスが内部に取り付けられているケースを、イタリアでもドイツでもよく見かけました。





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デンマークでの宿泊ホテル

2007年09月26日 12時29分18秒 | ドイツ エコバウ建築ツアー
▲泊まったホテルのロビーです。



みなさん、こんにちは。ミタス一級建築士事務所の清水です。

早朝に事務所を出発して、成田からオランダのアムステルダムへ。乗り継ぎで、さらにコペンハーゲンへ。ホテルの部屋に入れたのは、出発から22時間以上経っていてからでした。

そのおかげで、バタンキューで寝れたため翌朝早く起きましたが、現地での時差ボケはあまり感じませんでした。むしろ、帰国してからの現在の方が大変です。




最初に泊まったホテルは、ラディソンホテルでした。



▲ラディソンホテルの外観







▲いずれも、ラディソンホテルの室内写真






▲到着後は、ホテル内にあるこのタイ料理レストランで有志で乾杯! 但し、ビールだけです。






▲このホテルには、「京都」というレストランもありました。でも、インテリアは京都のイメージとは、少し違うんですよね。西洋人から観ると、京都と香港の違いも、あまり分からないのでしょうね。





翌日の出発は、朝8時です。その前に、リバーサイドに近いホテルの周りを散歩してみました。
ホテルの高い位置になる窓からは、その向こう岸にヨーロッパならではのお城のように尖った古い建物がいくつか見えました。
道路に出ると、視線的にはさえぎられて見えなくなるのが残念。








▲最初に見つけた、ホテル前の古レンガの建物です。サッシは木製ですが、サッシの取替えを前提にしています。日本とは、この前提の考え方が違いますね。建物は、半永久的に使用するものだと考えているからです。日本では、サッシの耐久性が無くなる前に建替えすることもありますし、サッシの取替えを前提に新築を考えてはいません。






▲これもレンガの建物ですが、日差し除けのスクリーンが付いた窓があります。こういう日射除け方法についても、今回はドイツで確認したいと思っています。









▲いずれも、最初の訪問先へ向かう途中で







▲最初の訪問先の設計事務所です。次回は、この続きを…



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ドイツ エコバウ建築ツアー(1)

2007年09月25日 14時03分48秒 | ドイツ エコバウ建築ツアー
▲ドイツの環境庁の建物の中で。
世界中から160もの参加があった設計コンペの中から選ばれ、
エコロジーの当時の最新の技術や知恵を駆使して造られた建物です。


みなさん、ご無沙汰しました。ミタス一級建築士事務所の清水煬二です。

無事、ドイツエコバウツアーから戻ってきました。ブログをアップしていない間も、多くの方にアクセスして頂いていたようです。ありがとうございました。

今回は、個人のツアーではなく50名参加の大人数の団体ツアーでした。自由にできないデメリットはあったものの、それをはるかに上回るメリットがありました。

設計者や研究者のお話や携わっている方のお話など、個人では手配できない多くの専門家のお話が聞けたこと、たくさんの建物を廻ることができたことです。

個別の手法やテクニックというよりは、考え方や哲学という大きな面でのお話を聞くことができ、深く考えさせられることがありました。

伝説のヒーローにもお会いし、お話を聞けましたし、日本からは建築家の野沢先生、ドイツからは建築家であり、今回のコンダクターでもあるケーニッヒ先生の解説も聞けました。通訳も非常に優秀で親切なドイツ在住のグリムさんが同行してくれました。個人ではとても無理な充実した内容でした。

但し、ハードなスケジュールですし、住居の中に入れたものは、ほとんどありません。専門家のための内容ですから、一般の方は、参加は考えない方が良いかと思いますので、念のため。(^^)ゞ 

ブログ優先で、皆さんへの簡単な紹介を順次アップしていきます。ホームページは、ブログのアップがすべて終わってから、まとめるようにいたします。


▲ ドイツ環境庁の建物外観



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