一級建築士の「住宅のヒントと秘訣」

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南側のトップライトでも…

2010年08月06日 19時55分08秒 | 住宅完成写真
▲ リビング増築部にトップライト(天窓)しかも南側…


トップライトは、通常北側に付けます。理由は、夏は日射しが暑いからです。

しかし、この増築では南に付けました。
以前は、新築で西に付けたこともあります。


西側に付けたときも心配で、夏が過ぎてからお聞きしました。
返事は、ノープログレムでした。

もちろんエアコンは必要ですが、

「断熱性能が良いので気にならない、とっても明るくてよい」と
お喜びでした。

でも、今回は南です。しかも天井は1階でそれほど高くはありません。
35度を越える、猛暑続きの今年の夏です。

昨日の2010年8月5日にお伺いしてお聞きしました。

お答えは

「最初はどうかな?と思っていましたが、暑いとは思いません。」
「エアコンの効きが良いので、夜遅くまでリビングにいた次の日の朝は
まだ涼しかったです。」「冬も楽しみです。」


問題ないという私の確信はあってのことでした。
でも、お住まいになる方がどう感じるかですから、良かったです!(^_^)v

もちろん、念のため今回は遮光ブラインドを付けましたし、
その他の向きでも、北側以外は通常のブラインドを付けます。

なぜ、確信が持てたかというと、昔から過去に何度も何度もトップライトは
付けていますのでその経験と、私が指定するトップライトはいつも同じメーカーのものなのです。

ベルックス社です。

ここのメーカーは、昔から射熱ガラスのペアガラスを使っていて
太陽の熱線を3分の2をカットしてくれます。

最近ようやくLOW-Eガラスが認知されだしましたがこれです。
通常のペアガラスでは不可ですし、LOW-Eガラスといっても性能に
差がある可能性もあります。

サッシも内部はアルミではなく木製です。
他社のトップライトでは、同じ結果になるのは難しいので誤解なきようご注意を!


明るさと風通しを確保するために付けたのですが、
両方を満たすことができて、お喜びでした。

「今までの昼でも暗いリビングが、夕方まで電気を点けなくて良くなった。」
「明る過ぎて、ブラインドを一部閉めることもあります。」


とのことで満足して頂いていました。
大丈夫だとは思っていましたが、良かった~(^^)

 

▲キッチン出口から、増築したリビングと改築した和室を見る






▲ダイニングから、増築したリビングと和室を見る
トップライトが明るいでしょ。





▲増築部のリビングから、ダイニング側を見たところ

実際にも電気は点けずにお過ごしでしたし、
いずれの写真も電気は点ける必要はありませんでしたが、

写真映りが良くなるように点灯しています。




……………………………………………………………………………
こんにちは、ミタス一級建築士事務所の清水です。
住まいに興味のある方はもちろん、無い方にも
何となく役立つか、楽しめる内容になることを願いながら書いています。
ご意見があれば、お気軽にどうぞ!

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