今日は平成27年の山形県公立高校の入学試験があった。天候は最悪の状態に向かっていた。朝は小雨が降り、昼前から強風が吹き始め、午後からは吹雪になった。真冬並みの寒さである。吹雪の中帰る受験生たちは少し可愛そうだった。
さて、大震災から3年が経った記事(昨年の3月11日作成)を読んでみると、被災地の現状は、一年後の現在でもあまり変わっていない様な気がする。
米沢市には現在でも、約400世帯、1200人以上の福島県出身者が避難している。3年前のピーク時には3000人を超えていたと思う。福島県内にいる家族との二重生活による経済的負担から、子供の入学時期に合わせて、戻る人たちが増えている。
声なき声が聞こえてくる。「原発の事故さえなかったら、こんなに苦しむ必要も無かったはずなのに・・・」
※ 震災から3年後の記事を再掲載します
東日本大震災から3年 2014-03-11 20:42:37
季節はずれの寒さが連日続いている。ちょうど3年前、仕事中に大きくて長い揺れを経験した。米沢では震度5強、立っているのがやっとだった。
震災の特集番組を見るに付け、心が痛くなる。仮設住宅での慣れない暮らし、家族が離ればなれの生活、未だに行方不明の人達、身元不明の引き取り手のない遺骨など、時計は14時46分で止まったままの状態が今なお続いている。さらに、福島では深刻な原発事故の後遺症が3年経ってもまだまだ収まっていない。
定年退職の日まであと20日。平凡な日々の幸せに感謝するのみである。1年2ヶ月を過ぎた孫娘は先月末からようやく歩くようになり、今では10歩以上歩く様になった。
来年の3月11日は、被災地で迎えたいと思う。[ ※ 1]
※ 1 昨年の3月考えていたことがとても実現できそうにない。
最大の理由は、急きょ3月の1ヶ月間だけ仕事を依頼されたからである。
5年目を迎える来年は、是非とも実現させたい。福島県の浜通り辺りで。
3月1日、これまで一部未開通部分のあった福島県内の常磐自動車道が、全線開通した。
[ 平成25年5月福島県相馬市訪問の写真集 ]
※ 詳細については、下記のブログをご覧ください。
相馬市訪問~大震災の予震に遭遇~ 2013-05-18 22:10:00
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