東日本大震災から今日で丸4年、朝から吹雪模様の1日になった。
午後2時46分、政府主催の東日本大震災の追悼式典の中継に合わせて、職場で仕事の手を休め黙祷を捧げた。岩手県、宮城県、福島県の被災者の代表の方々も追悼の言葉を述べていた。
宮城県の15歳で津波に飲まれて母親を亡くし、自分だけは助かった少女の苛酷な体験には、身に詰まされる想いがした。
同じことの繰り返しが続く平凡な毎日の暮らしが、「退屈でつまらないな あ~」と、つい愚痴をこぼしたくなるのが世の常である。しかしながら、この大震災で傷ついた多くの被災者の人達は、「元の平凡な毎日の暮らしが出来る様になりたいなあ~」と、口をそろえて話しているのをよく目にする。
[毎週木曜日の昼:NHK-TV「被災地からの声」より] ※ 仙台放送局制作の東北限定の番組
大切な家族を亡くした人、全ての家財を津波に流された人、原発事故で県外に避難している人など、みんな震災前の平凡な毎日の暮らしが奪われてしまった。人は失って始めて、平凡な毎日の暮らしが出来ることが如何に恵まれて幸せなことかに気付く。
もっともっと生きたかったはずなのに、無念な想いで亡くなった方々に、ただひたすらに合掌。
私に出来ることは、被災した人々に想いを寄せ続けることだけです。
昨年11月上旬、三陸地方に一人旅をした。下の写真は、3泊4日の旅の最終日、宮城県南三陸町で撮影したものです。
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