コメント
 
 
 
一族と代々の家人・郎党の繋がりは凄いですね。 (yukariko)
2012-09-29 14:43:09
これは貴族でない武士達・源氏、平家を問わず一族郎党力を合わせて土地を開墾してそこで力を蓄え、勢力を伸ばしてきた武士階級の成り立ちからずっと続く一族としての気持ちの繋がりだから強いですね。
助命の恩よりも何代も家人として仕えた忠義が先に立つ…また、それが本当の武士だと分かってこそ義仲も惜しんだのでしょう。
(当時の京雀に評判は悪くても、義仲は武士達に人気のあるカリスマだったのでしょうね。)

他にも似た話はあったかもしれませんが、こうして平家物語で歌われ世に膾炙したからこそ、寺の跡や供養塔が800年を過ぎても、消えてしまわず現存していると思うと、物語の力の偉大さを感じます。
 
 
 
一族郎党の繋がりは強い! (sakura)
2012-09-30 13:28:15
昔、海だった所に河川から流れ出た土砂が堆積して埋め立てられた地を代々開拓し、
その土地を平家の荘園にしてもらい名義料を支払う。
こうしておけば縄張り争いや万一所領争いなど起きた時にも何かと都合がいい。
苦労して開いた土地を保護してくれるはずの平家が今、都落ちして没落しかかっている。
それを木曽義仲が討とうとしている。その状況に妹尾兼康はいてもたってもいられなかったのではないでしょうか。義仲に好待遇を受けていながら、兼康の心はずっと屋島にいる平家にあったようです。
平家物語の史跡めぐりをしていると、八百年遠忌に建てたという石碑にも
あちこちで巡りあいました。
 
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