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有能で実行力にたけた武将の心の中は… (yukariko)
2018-07-28 14:25:25
田口重能はずっと清盛に信頼の厚い武将なのに嫡子が敵方に生け捕りにされた事で動揺し、海戦で裏切る。
鎌倉に連れて行かれての裁判や処刑の話を読んでも自分の事に関しては毅然とした人だったのだろうと思います。その人をしてこの裏切りは、
『人の親の心は闇にあらねども子を思ふ道にまどひぬるかな』という有名な歌を思い出します。
 
 
 
義経の作戦勝ち (sakura)
2018-07-28 17:51:42
義経の戦い方は少数精鋭の奇襲攻撃です。
田口重能の子、教能が戦わずして捕らえられたように、
時には謀略作戦も使います。

義経には、個性豊かな郎党たちが多く、教能を言葉巧みに欺いた伊勢義盛は、
伊勢の鈴鹿山の山賊出身ともいわれ、人を騙すのを生業としていたようです。

一進一退を続けていた壇ノ浦海戦で、捕虜となっている息子への情に
何もかもわからなくなり、重能は主君を裏切ったのですね。
 
 
 
田口重能 (揚羽蝶)
2018-08-02 23:20:01
壇ノ浦の決戦で、裏切った重能は、阿波国一の武士団で
清盛公の信頼も厚かった。都落ちの後は、屋島に内裏造営をしてくれたのですね。子供のために裏切ったとすれば、強くは責められないと思います。話は変わりますが、私の娘が、縁があり3月から、廿日市市の宮島近くのゆめタウンに転勤になりましたが、今年は西日本大豪雨の影響で宮島水中花火大会が中止になったそうです。亡くなられた方のご冥福と、一日も早い復興をお祈り申し上げます。
 
 
 
Re:田口重能 (sakura)
2018-08-03 13:31:16
毎年開催される宮島水中花火大会が今年は中止になったそうですね。
この花火大会はポスターでしか見たことありませんが、
花火が大鳥居を幻想的に浮かび上がらせている風景に思わず見入ってしまいました。

西日本各地に甚大な被害をもたらした豪雨、
中でも広島県は大きな被害を受けています。
宮島近くに転勤なさったお嬢様のお宅に被害はございませんでしたか。

「平家物語」の中には、親への孝、子への情愛が語られている章段がいくつかあります。

親子の絆は深くて哀しいものですが、
「世の人子のために諸々の罪をつくり、おちて三途にあって、長く苦しみを受ける」と
心地観経(しんじかんぎょう)に述べられています。

心地観経には「報恩品(ほうおんぼん)」というのがあり、
そこに父母・衆生・国王・三宝に対する四恩(しおん)が説かれています。

 
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