赤膚焼輪線文茶碗
奈良の赤膚焼、江戸時代の碗です。
18世紀後半に赤膚焼として創業された焼き物で、そのときにこの「赤ハタ」の銅印が使用されはじめたとされています。
外側は彫文で輪線文が描かれています。
口縁に直しが一カ所あるのみで、ほかは目立った傷等はありません。
検索してみてくださればおわかりかと思いますが、
この時代のこういった茶碗は非常に希少で、
どこかの陶磁資料館に収まっていてもおかしくないお品かと思います。
現代の赤膚焼からは想像できない作風ですが、
ウィキペディアにでてくる画像の作品と同時代のものでまちがいないかと思います。
手取りよく、焼きもしっかり焼けています。
貴重な茶陶として、お茶道関係のかたにおすすめです。
径 約14.1センチ前後
高さ 約7.2センチ前後
高台畳付きにホツがいくつかあります。
実物と画像とでは多少色合いが異なる場合があります。
古いものですので、画像と説明文にない傷等ある場合があります。
サイズは「前後」と記載の通り、多少の誤差を含みます。
若干高さの合わない保存箱、更紗の包み裂が付属します。