天燈茶房 TENDANCAFE

さあ、皆さん どうぞこちらへ!いろんなタバコが取り揃えてあります。
どれからなりとおためしください

クルーズトレイン 「ななつ星 in 九州」の試運転列車を平成駅で見てきました!

2013-09-29 | 鉄道
来月からの運行開始に向けて、試運転を繰り返すJR九州のクルーズトレイン 「ななつ星 in 九州」
この週末は、招待したヨーロッパの報道記者を試乗させて「1泊2日コース」の実際の運行ダイヤで走っているらしいとの情報をインターネットのソーシャルネットワーク上で確認したので、今朝も熊本地区を通過すると睨んで見に行きました。

前回、金曜日の未明に熊本駅付近の線路際で見送った際
「ななつ星は車体色が濃い上に鏡のように磨き上げられているので夜の闇に溶け込んでしまい、暗い場所では非常に見え難い」ということが分かったので、今回は照明のある明るい場所での迎撃を試みました。
熊本駅から豊肥本線を阿蘇方面に進んだ一つ先の駅、平成駅で「ななつ星 in 九州」を待ち構えます!

そしてやって来ました、「ななつ星 in 九州」!
2日ぶりの再会です。


…うーん、照明がある駅構内でも、やっぱり車体が見えない!
どれだけ周囲の闇を映し込んでるんだ、この鏡面仕上げ仕様のピカピカ車体は!!(苦笑)


夏至の頃だとこの時間は既に空が白んでだいぶ明るくなっているのですが、これからは秋が深まり日の出は遅くなる一方なので、熊本市内での走行シーンをきれいに撮影するのは当分の間は絶望的だなぁ…
これはやはり、日が昇ってからの走行となる阿蘇地区まで見に行くしかなさそうですね。阿蘇駅では朝食会と早朝ウォーキングも行われるので「ななつ星 in 九州」は3時間程度も停車するし。
本格的に運行が始まったら一度、阿蘇駅まで見に行ってみましょう。でも、同じこと考えて見に来る人も多そうだな。立野のスイッチバック周辺では「撮り鉄」が集まって大変なことになりそう…事故が起きないといいけれど。

ちなみにインターネット上の情報では、試乗しているヨーロッパの記者たちも「ななつ星 in 九州」を大変気に入り感激している模様。
今後、クルーズトレインの本場ヨーロッパでも「ななつ星 in 九州」が評判になり、かの地の富裕層や王侯貴族たちがどんどん乗りに来てくれたら嬉しいな!

【速報版】クルーズトレイン 「ななつ星 in 九州」の試運転を見てきました!

2013-09-27 | 鉄道
来月から運行を開始するJR九州のクルーズトレイン 「ななつ星 in 九州」
日本初の本格的な豪華クルーズ列車として、デビュー前から全国的に注目を集める「ななつ星 in 九州」の試運転列車が今朝つい先ほど、熊本地区を通過しました!
その様子を見てきましたので、速報版でレポートします!!

今回「ななつ星 in 九州」は3泊4日コースの実際の運行ダイヤ通りに九州内を走行しているらしい、との情報をインターネットのソーシャルネットワーク上で確認していたので、熊本地区の通過予定時間帯となる今日、金曜日の未明に試運転列車が通過すると予想して“迎撃”にチャレンジ。
先ずは自宅近くの鹿児島本線の線路沿いに向かうと、いきなり踏み切りが鳴り始めて列車が接近。
「貨物列車かな?」と思ったら…


なんといきなりやって来ました!「ななつ星 in 九州」です!!
…僕の予想していた通過時刻よりかなり早くやって来たので、線路沿いの路肩に停めたクルマの中から慌てて撮影。
4つの前照灯を輝かせた、「ななつ星 in 九州」専用機関車DF200-7000です。

あまりにも唐突に現れて去っていった「ななつ星 in 九州」。
このままでは物足りない!という訳で、夜明け前の国道3号線を北上、熊本駅まで追いかけます。
「ななつ星 in 九州」は熊本駅で方向転換して阿蘇を目指すことになるので、熊本駅で機関車の入れ替え作業を行います。そのため長時間の停車時間が発生するので、安全運転でクルマを走らせても充分追いつける筈。

熊本駅の駐車場にクルマを止めて線路沿いを歩いていると、駅の方から汽笛とディーゼルエンジン音が聞こえてきました。そして…


目の前の豊肥本線の線路を、「ななつ星 in 九州」がゆっくりと走り去って行きました。
最後尾に連結されたラウンジカーの室内灯が一際美しかったのが印象に残ります。

かくして、初めて対面を果たしましたクルーズトレイン 「ななつ星 in 九州」!!
この次は、もっと照明のある明るい場所で車体のデザインをじっくりと見てみたいですね。
今回はとりあえず、速報版で取り急ぎの紹介でした。また見に行きます!

東京ディズニーリゾートやら東京スカイツリーやらに行ってきたらしい…妹夫婦が。

2013-09-25 | mogmog日記

今年で30周年だそうですね、ご存知「東京ディズニーリゾート」
僕は大学生の頃に、伯母さん達と一緒に家族旅行で行ったっきりだなぁ~
その頃は「東京ディズニーランド」と呼ばれていて、「ディズニーシー」なんて無かったな。

そんな夢の国東京ディズニーリゾートに、京都在住の僕の妹夫婦が遊びに行ってきたようです。
おみやげはもらっていませんが写真がたくさん送られてきたので、ちょっとご紹介。
(´・ω・`)いいなぁ~うらやましいなぁ~


これは、テオティワカン遺跡の太陽のピラミッドでしょうか。
インディ・ジョーンズの世界ですね。
「ちなみに、、ディズニーシーでは
インディジョーンズ90分まち(朝イチだったから!)
センターオブジアース30分まち(ファストパス取ったから!)
レイジングスピリッツ60分まち(ファストパス取ったから)
アクアトピア50分まち
ストームライダー80分まち。。
ご飯で1時間は待った。。」(妹談)

だそうです。ご苦労さん。






名物のパレードのようですね。




夜には、これまた名物の花火が打ち上がったようです。


…で、この日の夜は、例のあのタワーが見えるホテルに泊まったようですね。

そして翌日は、そのタワーを見に行った模様。



これまたご存知、東京スカイツリー


京都人だけどお上りさんなので当然スカイツリーに登ります。2時間待ちだったそうな。
ビルの谷間に両国国技館が見えていますね。


スカイツリーに登ったら、定番のサザエさん人形焼を食べます。
これは「タマ焼き」?


何故か一番人気商品の「波平焼き」は、もんじゃ焼き味だったらしい…

その後、国立新美術館でアメリカン・ポップ・アート展を鑑賞したらしい。




ヒカリエでご飯を食べて、KITTEで買い物して帰りました。



KITTEの郵便局長室からは、東京駅の構内も見える模様。
東海道新幹線と山手線と京浜東北線の電車、その向こうには八重洲口のグランルーフも見えていますね。


そしてKITTEの郵便局長室から見た東京駅丸の内口赤レンガ駅舎。


以上、東京満喫旅でしたとさ!
ああ、ほとんど説明のない写真を見て想像力だけで他人の旅日記を仕立てるのは骨が折れた…
妹よ、今度からもっとちゃんとした説明文を添付してくるよーに!!

一方その頃、京都では

“ワタシだけお留守番はひどいニャー!!”
不機嫌なももちゃんでした。

空を見上げるももこ

2013-09-20 | ねことか

2013年9月14日(かも知れない)(笑)

お、そろそろ「しんがたろけっと・いぷしろん」の打上げ時刻にゃ。




(画像提供:あつ志さん)


あっ、飛んだにゃ!どんどん飛んで行くにゃ~


…もう見えなくなったにゃ。やっぱり京都からだと、あんまり見えないにゃ!
ふわ~ぁ、眠くなったにゃ!



「いぷしろん」のことは夢だったかもしれないにゃ。晩ご飯までお昼寝するにゃ~

※この絵日記は若干フィクションですがあまり気にしないで下さい



イプシロンのお弁当を食べてみました

2013-09-19 | 食べる
先日、見事に打上げ成功したイプシロンロケット。
イプシロンが打上げられた内之浦宇宙空間観測所がある鹿児島県の肝付町では、
日本全国から打上げ見学に来る人たちに地元の美味しいものを食べてもらおうと2種類の「イプシロン弁当」が作られ、
打上げ当日は見学場所で販売されて、たちまち売り切れとなる程の大人気商品となりました。

僕も、宇宙仲間の方からこの「イプシロン弁当」を2種類とも差し入れて頂きました。
打上げ当日はずっとイプシロンの打上げに張り付いていたので、見学場所で食べる余裕はなかったのですが、
帰宅後にゆっくり味わってみましたよ。


先ずはこちら、「イプシロンちらし寿司弁当」
新聞紙に包まれていますが、何とイプシロンの打上げ決定を報じる記事が掲載された紙面を使うという凝った事をしています!


これが「イプシロンちらし寿司弁当」の中身。
錦糸卵ののったシンプルなちらし寿司と天ぷら、そして薩摩芋の漬物で表現されたイプシロンロケットが可愛い!


お弁当を調理されたのは、以前に「はやぶさ」地球帰還出迎え合宿でお世話になった民宿「潮騒荘」さんですね。


ちなみに、「イプシロンちらし寿司弁当」を包んでいた新聞紙をほどくと、
ちゃんと本物の地元紙「南日本新聞」が使われていました(笑)


そしてこちらは、「イプシロンの里弁当」
イプシロンの飛ぶ青空をイメージした掛紙が爽やかですね。




「イプシロンの里弁当」の中身。ちゃんと掛紙の裏に写真付きのお品書きが印刷してありました。
夏野菜の天ぷらと魚の塩麹干し焼き等盛り沢山の地元産食材のおかず類、
そしてご飯の上にはとどめの黒豚生姜焼きがドド~ンとのっていて迫力満点!



どちらも、とても美味しい心尽くしのお弁当でした。
今後は肝付町の名物として、内之浦宇宙空間観測所からロケットが飛ぶたびに季節の旬の食材でお弁当を作って下さったら嬉しいですね!
ロケットの打ち上げを見に行くのがますます楽しくなりそうです。

「ごちそうさま~。また食べたいね!」

内之浦M台地燃ゆ ~2013夏 イプシロンロケット、翔ぶ~

2013-09-18 | 宇宙
The first Epsilon Launch Vehicle (Epsilon-1)

2013-9-14(Epsilon-1打上げ当日)

AM00:00 (打上げ13時間45分前)



熊本県南部の自宅から高速九州道を北上、深夜の北九州空港に到着。
ここで羽田発最終便で到着する宇宙クラスタ諸氏と合流。運転を交代しながら夜通し九州道を南下、鹿児島県の内之浦を目指す。


AM07:30 (打上げ6時間15分前)



九州道から東九州道を通り、鹿屋市から国見トンネルを経由して内之浦地区に到着。
町の入り口には、ロケット打上げに伴う交通規制情報の看板が。



(画像提供:あつ志さん)
内之浦では、町をあげてイプシロンを応援していた。
これまでずっとロケットと共に在った町の、「帰ってきたロケット」に対する喜びと期待の大きさが窺える。


(画像提供:あつ志さん)
内之浦市街地を抜けて、山の上の内之浦宇宙空間観測所方面へ。
この先にある「宮原一般見学場」へは、実に27倍もの競争倍率を掻い潜り入場許可証を手にした見学者しか立ち入ることが出来ない。
その極一部の見学者の一人として選ばれた幸運に感謝しつつ、山の向こうにある見学場へと登っていく。


(画像提供:あつ志さん)
ロケット打上げ時は、内之浦地区の国道も通行規制される。内之浦宇宙空間観測所へと向かうこの道もまもなく封鎖されることになる。


(画像提供:あつ志さん)
宮原一般見学場近くのプレス関係者用報道見学場所では、イプシロンの打上げを生中継しようという報道各社の中継車もスタンバイ。

AM08:00 (打上げ5時間45分前)

宮原一般見学場に到着。
既に多数の見学者が訪れ、ロケットがよく見える場所に陣取り待機していた。我々も空いているスペースを確保し、これから午後1時45分の打上げ時刻までひたすら待つことになる。


宮原一般見学場には顔見知りの宇宙仲間・宇宙クラスタ達が多数集結しており、すぐに皆で集まって和気あいあいピクニック気分で待ち時間を過ごす。
今日は天気予報では鹿児島県大隅半島地方は曇り一時雨となっており悪天候が心配だったのだが、雲は多いものの雨が降る気配はなく、また時折雲間に青空も覗いており、どうやら降雨が打上げに差し支えるようなことは無さそうだ。
ただ、かなり風が強いのが気になるが…


イプシロンの機体はまだ整備塔に格納されており、その姿を見ることは出来ない。
9時頃から発射場上空の天候や気流を測定する観測バルーンの放球が行われるが、強風のせいか何度も繰り返してひっきりなしに行われている。


宮原一般見学場では物販コーナーも設営され、イプシロングッズ類等も多数販売されていた。
これは、知り合いの宇宙ファンの方から我々に差し入れて頂いた「イプシロンちらし寿司弁当」。地元食材にこだわった手作りの中身の美味しさもさることながら、わざわざイプシロン打上げを報じる記事の掲載された本物の新聞紙を使った包装は感激モノ。

AM10:45 (打上げ3時間前)
ランチャ旋回開始。イプシロンの機体がロケット整備塔から引き出される。







惑星分光観測衛星(SPRINT-A)を搭載したイプシロンロケット試験機が、その雄姿を現した。
打上げ直前に緊急停止された前回の打上げ予定日、8月27日以来2週間半ぶりに見るその白く優美な姿に、「今日こそは無事に翔んでくれ!」と願わずにいられない。

PM00:00 (打上げ1時間45分前)
正午。風がいよいよ強くなり、宮原一般見学場には土埃が舞い上がり始めた。
雲も多く、強風で流されていく。その都度、辺りが不気味に薄暗くなったりまた明るくなったり、まるで嵐の日だ。
「これだけの風だと、ひょっとして…今日も打上げ中止になる事を覚悟しておいた方がよさそうだな」
不安と焦りが募るが、我々には待つことしか出来ない。そう、祈って待つことしか…

PM01:00 (打上げ45分前)
報道ヘリが宮原一般見学場の上空を旋回し始めた。また、JAXAの観測か警戒用の小型ジェット機も飛来している。
いつになく賑やかな内之浦上空だが、航空機も強風に煽られているようだ。
気流観測のバルーン放球も数分おきに繰り返される。
風よ、おさまってくれ…!!

PM01:30 (打上げ15分前)
打上げ前最終GO/NOGO判定。結果はGO!

よし、翔ぶぞイプシロン!!

PM01:40 (打上げ5分前)
辺りから「打上げが延期になった」という思わず耳を疑いたくなる声が聞こえてきた。
「えっ!?…何だって!?」
…一瞬、背筋が寒くなり、2週間半前の悪夢が脳裏を過る。

結局、場内アナウンス放送によるとロケット射場近くの警戒海域に船舶が接近しつつあり、万が一の警戒海域侵入に備えて打上げ時刻を遅らせることになったらしい。
「なんてこったい… 本当に、最後の最後までハラハラさせてくれるじゃないか今回の打上げは!」

新しく設定され直した打上げ時刻は午後2時ちょうど。幸いにも遅れは僅か15分に留まり、ローンチウィンドウ(打上げ時間帯)の超過による今日の打上げ中止という最悪の事態は回避された。
気を取り直して、新しい「その時」を待つ。
打上げまで、あと約20分…なぁに、かえってお楽しみが長引いたと思えばいいのだ!!

そして、僕は目を2キロ先の白く美しいロケットに向けた。ただそこにいるロケットを見つめた。
それ以外のものは、目に入らなくなった。どうでもよくなった。
イプシロン以外のものは、もう見えなくなった…

僕は、イプシロンと向かい合った。

PM01:58:50 (打上げ70秒前)
打上げカウントダウン肉声読み上げ開始。



PM02:00:00 (打上げ時刻)














(以上7枚、画像提供:あつ志さん)

…その瞬間。M台地が燃えた。
僕の心もまた、燃え上がった。喜びとも興奮ともつかない、ただ大きな感情が突き上げる。ほとばしる。
内之浦に、M台地に、ついにロケットが帰ってきた。
あの日。最後のM-Vロケットを見送ってから、ちょうど7年。
栄光のM(ミュー)の系譜を受け継ぎ、さらに成長して、世界最高峰の日本の固体燃料ロケットが、今ここに帰ってきたのだ…







(以上3枚、画像提供:あつ志さん)

おかえり。きみのことをずっと待っていたんだよ。
…さあ、また新しい旅を始めようか。
一緒に行こう、翔ぼう!僕たちのロケット、僕たちのイプシロン!!

…帰ってきてくれて、本当にありがとう…




M-Vよ。そして、全ての日本の固体燃料ロケットたちよ。
見えているかい?今、一番新しい弟が生まれたよ。
随分と産みの苦しみを味わったし、それに今はまだ小さいし、ちょっと頼りない弟かも知れない。
でも、彼はきっとこれから大きく羽ばたいていく。きっと、新しい歴史を創り上げていく。
だから、これから先も彼のことを宇宙(そら)から見守り続けていて欲しいんだ…
僕たちからの、お願いだよ。


空を駆け登るロケットロードを見上げて、僕は泣いていた。声も出さずに、ただ泣いた。
…それは、今までで一番嬉しい涙だった…




ふと我に返ると、そこにはただロケット雲だけが残されていた。


やがて、おりからの強風がロケット雲をも吹き飛ばした。
M台地には、もう彼の姿はない。
つい数分前までそこに在った白く美しいロケットは今や上空100キロ以上の宇宙空間に到達し、名実ともに宇宙飛翔物体となった筈である。


(画像提供:あつ志さん)
後に残されたEロケット発射装置のランチャは、異様なほどに黒く焼け焦げていた。
やはり、イプシロンは今までのM-Vとは明らかに違う。
イプシロンはその華奢で優美な姿とは裏腹に、ランチャをこれほどまでに焼き焦がす程の強烈な炎を爆裂させて翔び立つ、猛々しさも併せ持つロケットだったのか…

黒く焼け焦げたランチャは、イプシロンの秘めた能力の高さとこれから先の無限の可能性を、静かにそして誇らしく主張しているようにも見えた。

PM03:01頃 (打上げ約1時間後)
視界から姿を消したイプシロンロケット試験機はその後も順調に飛翔し、予定通り搭載していた衛星を分離し軌道投入することに成功した。

イプシロンロケット試験機による惑星分光観測衛星(SPRINT-A)の打上げ結果について
(平成25年9月14日 JAXAプレスリリース) 

イプシロンが最初に宇宙へと送り届けた惑星分光観測衛星(SPRINT-A)も、イプシロンから切り離された後も正常に翔び続け、無事に太陽電池パドルを展開。
目を醒ました衛星は「ひさき(HISAKI)」と名付けられた。

惑星分光観測衛星(SPRINT-A)の太陽電池パドル展開および衛星の愛称について
(平成25年9月14日 JAXAプレスリリース)

ひさきとはイプシロンが翔び立った内之浦の地名であり、この内之浦周辺の地名が衛星に名付けられるのは日本が最初に打上げた人工衛星「おおすみ」(内之浦のある鹿児島の大隅半島に因む)以来のことである。
そう、イプシロンの打上げはまさに日本初の衛星打ち上げに匹敵する、日本の宇宙史上に刻まれる一大事業として取り組まれた出来事だったのだ。

PM04:00頃 (打上げ約2時間後)

イプシロンロケット試験機の打上げが成功したことを確認した僕たちは、宮原一般見学場を後にして山を降りた。
見下ろす内之浦の町並みが美しい。
この山と海に囲まれた小さな小さな町は、宇宙科学研究所のロケット発射場が建設されて以来、常にロケットと共に在った。日本の固体燃料ロケットを支え続けてくれた。
今、7年ぶりに帰ってきたロケットを迎えた内之浦の町は、その喜びと自負に満ち溢れ、祝福された栄光の聖地そのもののように見えた。

PM05:00頃 (打上げ約3時間後)

(画像提供:あつ志さん)
内之浦の市街地がロケット打上げ見学者のクルマで大渋滞していて、山のふもとに降りてくるまでに随分時間がかかった。今夜は内之浦は町を上げての大祝宴となるのだろう。
我々もそろそろ、帰路につくことにしよう。

最後に見上げた山の上の内之浦宇宙空間観測所では、パラボラアンテナが山並みの向こうを見据えている。地球を周回した「ひさき」が内之浦の上空に帰ってくるのを待っているのだろう。
僕たちも、またここに戻って来る。
再来年の冬のイプシロンロケット2号機の打上げの日、またここで再会することを約束して、僕は内之浦の地を後にした。


“僕たちは忘れない。あの夏、灼熱の聖地・内之浦に帰ってきた美しいロケットを。
イプシロンを追いかけた、煌めく長い長い2013年の夏の日々を…”

Lift-off ~旅立ち~ イプシロンロケット試験機打ち上げ日時決定

2013-09-12 | 宇宙

新たなる約束の日が決まった。
2013年9月14日13時45分00秒(日本標準時)、彼は遂に旅立つ…!!

イプシロンロケット試験機の打ち上げ日決定!
(2013年9月12日(木)イプシロンロケット/惑星分光観測衛星(SPRINT-A)特設サイト)

イプシロンロケット試験機による惑星分光観測衛星(SPRINT-A)の打上げ日時について
(平成25年9月12日 JAXAプレスリリース)

イプシロンの旅立ちを見送り、新たなるロケットの歴史が始まる瞬間を目撃するべく、僕ももうすぐ聖地・内之浦に出発します。

準備万端整った。さあ行こう、翔ぼう!!
イプシロンロケット試験機、まもなくLift-off!!

Revenge ~イプシロン、不屈の闘志~

2013-09-10 | 宇宙
“彼は、諦めない”


新たなる約束の日は9月14日以降…!

イプシロンロケット試験機による惑星分光観測衛星(SPRINT-A)の打上げ日の再設定について
(平成25年9月9日 JAXAプレスリリース)

未だ内之浦のM台地にいる彼の情熱は、衰えるということを知らない。
ただ天の高みを見据え、手を差し伸ばし、そこへ翔び立とうとする。
もがき、苦しみ抜いて、若き不死鳥は“新しい世界”へとやがて生まれ出づる…

そしてまもなく、彼は再び羽ばたく。
今度こそ…そう、今度こそ。
彼は翔ぶ。


Revenge ~イプシロンロケット試験機、lift-off!~


2020東京オリンピック開催決定おめでとう!な、ねこ?

2013-09-08 | ねことか

“お、そろそろ2020年のオリンピック開催都市が決まる時間だな。
テレビの発表を見なくちゃ”



“ドキドキ…”


“やったぁ~東京オリンピック開催決定だ!!”



…はい、すみませんオリンピック便乗のヤラセ記事です(笑)
アメショーももこが好きなテレビ番組は、「ナショジオ」などの海外の自然と動物系ドキュメンタリー。
特にライオンの家族やペンギンが好きみたい。


東京オリンピックではライオンやペンギンの競技もあればいいのにね~

残暑のももちゃん

2013-09-05 | ねことか

天燈茶房亭主が住む九州熊本は、ここ数日でいきなり涼しくなって秋に突入してしまったような気配ですが、関東地方とかでは残暑が厳しいようですね。
京都の妹夫婦宅で暮らすアメショーももちゃんは、秋になっても元気でしょうか?


ももこは何故か、水と戯れるのが大好き。
さすがに水浴びはしませんが、バスルームの前で水遊びをします。
器用に手酌で水をすくって飲むももこ。暑いときは水に限るニャ~


キッチンのシンクを見上げて、何やらたくらむももこ。
台所では水遊び禁止!!

夏休みの想い出2013 その12・大阪市立科学館プラネタリウムで「銀河鉄道の夜」を観る

2013-09-03 | 博物館・美術館に行く

その11・L特急(ワイドビュー)しなの16号の車窓から、日本三大車窓からの続き

平成25年8月14日

今日は朝から地下鉄を乗り継いで、ここへやって来ました。
大阪市立科学館



今日は午後から大阪市立科学館にあるプラネタリウムを観るつもりなのですが、ここのプラネタリウムはとにかくすごい人気で、休日には開館後すぐにプラネタリウムの全プログラムのチケットが売り切れることもあるとか。
今日は夏休み中なので、多くの家族連れ客が来館して大変な混雑となることも予想されたので、朝一番でプラネタリウムのチケットを買いに来たのです。


思った通り、開館前からプラネタリウムのチケットを買い求める人たちで長い行列が出来ていましたが、早い時間から並んだおかげで希望していたプログラムのチケットは無事に入手する事が出来ました。

さて今日は、プラネタリウムを観た後は夕方の新幹線で熊本の自宅に帰るので、予め荷物を新大阪駅のコインロッカーに入れたりして帰り支度も整えておきます。
そんなことをしているうちに、もうお昼過ぎに。今日は、友人と待ち合わせをして一緒にプラネタリウムを観ることにしているので、そろそろ待ち合わせ場所へ。


待ち合わせの場所は、大阪市立科学館の入り口に鎮座まします人造人間“學天則” の前。
無事に合流できた友人に、僕の大好きな
「人間の奴隷としてのロボットではなく、自ら学び共に成長する対等な友」
である學天則について一説ぶったりしているうちに、プラネタリウムの投影時間になりました。
地下の吹き抜けにある、プラネタリウムホールの入り口に行きましょう。


プラネタリウムホールへと続く通路に置かれた、カールツァイスII型プラネタリウムの“ご本尊”。
昭和12年に大阪市立科学館の前身である旧大阪市立電気科学館が、アジアで初めて導入したプラネタリウム投影機です。
今ではもう光を宿してドームに星空を映し出すことはありませんが、それでもさすが名機Carl Zeiss、すごい迫力と存在感です。
本当に惚れ惚れするほどカッコいいですねぇ!!

大阪市立科学館のプラネタリウムホールは、デジタルスカイビューの全天周映像システムを備えた世界最大級の直径26.5mの巨大ドーム。投影機は現在ではカールツァイス製ではなく、コニカミノルタの最高峰機種「インフィニウム L-OSAKA」が据え付けられています。
また、投影設備だけでなく客席設備も上質で、フランス製の特注品だという座席は座り心地が良すぎてつい眠ってしまいそうになる程(笑)

この素晴らしいプラネタリウムホールでは僕も以前に、小惑星探査機「はやぶさ」を描いた全天周映像作品
「HAYABUSA -BACK TO THE EARTH-」のプレミア一般向け試写会を観た想い出があります。
そんな大阪市立科学館プラネタリウムでこれから観るのは、
「銀河鉄道の夜 -Fantasy Railroad in the Stars-」
KAGAYA studioが手がけた、プラネタリウム作品の不朽の名作です。



KAGAYAの「銀河鉄道の夜」を観るのはこれで2回めですが、やはりいいですね…
余韻を持って終わるエンディングに、久しぶりに宮澤賢治の本をまた読みたくなりました。
初めて観たという友人も満足してくれたようです。この次は、明石のプラネタリウムに「生きているカールツァイス」を一緒に観に行こうかな。久しくご無沙汰している師匠のブラック星博士にもご挨拶したいし…

大阪市立科学館を出て歩いていると、友人がこんなものがあると教えてくれました。


以前から気になっていたという、ビルの谷間の空き地に設置された、謎のオブジェ。
何やら8の字型に切り込みが入っていますが、この8の字は…まさか、準天頂衛星「みちびき」の軌道!?
これはひょっとして、地上から「みちびき」の位置を捕捉するためのものなのか!?
…と思ったら、この画像をTwitterに上げた途端に「それはアナレンマという太陽の位置運動を観測するための装置だ」という説明レスが返ってきました。…いつものことながら、宇宙クラスタ恐るべし!

さらに歩いて行くと、大通りの交差点にこんな光景が!


はやぶさ薬局と、


ビアレストランあかつき!

何と、日本の宇宙探査機「はやぶさ」と「あかつき」が交差点で向かい合ってるじゃないですか(笑)
さすが大阪市立科学館の近所、お店も何気に宇宙してるぜ!!
(しかもこの後Facebook経由で「その近所に実はイトカワスタジオという写真館もある」というタレコミ情報も頂きました)
大阪の上天神南は日本一「宇宙探査してる」交差点だった!!宇宙機ファンのみんな、ヒマな時に見に行ってみよう



今日は大阪で宇宙を満喫出来ました。
友人に見送られ、九州行きの新幹線「みずほ607」号に乗車。さぁ、帰ろう!


「みずほ」は夕陽を追いかけるように時速300キロで走ります。新大阪から熊本まではわずか3時間、慌ただしい旅の終わりです。
でも、旅から帰っても僕の夏はまだ終わりません。いや、むしろこれからが夏本番!
何しろ再来週の27日にはイプシロンロケット試験機が打上げられるのですから!!

よし、家に着いたらすぐに、内之浦への遠征の準備に取り掛かるぞー!!


…そして3週間が経ちましたが、ご存知の通りイプシロン試験機はまだ打上げられていません。
そう、もう9月になりましたが僕の夏はまだ終わっていないのです。

イプシロンロケット試験機による惑星分光観測衛星(SPRINT-A)の打上げ中止について
(平成25年8月27日 JAXAプレスリリース)

今のところ、まだ新しい打上げ予定日は発表されていませんが、僕は心を真夏の太陽のように熱く燃やしたまま、イプシロンの宇宙(そら)への旅立ちを静かに待ち続けています。


今年の夏はまだ終わらない!イプシロンが翔ぶその日まで!!
長い長い夏を締めくくり、鮮やかに翔べ、イプシロンロケット!!


(旅行記終わり)

夏休みの想い出2013 その11・L特急(ワイドビュー)しなの16号の車窓から、日本三大車窓

2013-09-02 | 鉄道

その10・長野電鉄ロマンスカー特急「ゆけむり」号の車窓からの続き

JR長野駅を午後2時ちょうどに発車する、L特急(ワイドビュー)しなの16号。
日中は1時間おきに発車する特急「しなの」の中の一つですが、この「16号」は他の「しなの」とはちょっと違います。
長野発のしなの号は基本的に全て名古屋駅まで走る列車ですが、しなの16号は1日1本だけ運行される大阪駅まで直通運転する列車なのです。
長野駅から名古屋駅を経て、さらにその先の大阪駅まで、走行距離441.2kmを5時間18分で走破する、現在の日本の在来線では寝台特急を除いては最長距離を走る列車です。
今日はこれから、この長距離列車を全区間乗り通して、大阪まで行きます。

長野駅を発車したしなの16号は、篠ノ井線の険しい山道を登り始めます。
行く手の左側には善光寺平が見渡せて、とても景色の良い区間です。
ここが、名高い“日本三大車窓” の一つ「姨捨」です。






この辺りの景色は「田毎の月」と称される夜景の名所なのですが、昼間に見ても素晴らしいですね。


日本三大車窓を望みながら走る日本最長距離列車しなの16号の、車窓動画を撮ってみました。
真夏の高原を走る列車の旅気分を味わってみて下さい。



日本三大車窓を駆け抜けたしなの16号は、中央本線に入り木曽路を走ります。
木曽川の渓谷に沿って走るのでここも景色が良いのですが、強烈な夏の日差しが照りつけるので大半の乗客が窓にカーテンをかけてしまいました。
皆さん信州での行楽帰りでお疲れモードなんでしょうね、車内には静かな寝息が…
僕も、少し昼寝。

車内がざわついて目を覚ますと、もう名古屋に到着。
長野から3時間、ここで乗客の大半が降りるようです。せっかく大阪まで直通するしなの16号ですが、名古屋から先も乗り通す人は少数派のようで、名古屋を発車するとそれまではほぼ満席だった車内に残った乗客は半分以下に減ってしまいました。


しなの16号は東海道本線を走り続けます。
岐阜駅付近では、織田信長の居城だった岐阜城の天守閣も車窓から見ることが出来ました。


関ヶ原の古戦場を走り抜け、近江の交通の要衝である米原駅付近で夏の日が暮れました。
列車は夜の闇の中を、大阪目指しラストスパート!


途中、名古屋駅辺りでの混雑が原因で若干遅れましたが、
しなの16号は午後7時20分頃に無事に終着駅の大阪に到着しました。
在来線の特急列車に5時間以上も乗ったのは久しぶりなので、とても乗り応えがあって満足しました!
たまには新幹線ではなく在来線でひたすら走るのも、やっぱりいいものです。楽しかった!!


長距離を走りきって車庫に引き揚げるしなの16号を見送ってから、僕も今夜の宿に向かいましょう。
今夜は大阪市内で一泊して、明日は…大阪のプラネタリウムを観に行きます。

その12・大阪市立科学館プラネタリウムで「銀河鉄道の夜」を観るに続く

夏休みの想い出2013 その10・長野電鉄ロマンスカー特急「ゆけむり」号の車窓から

2013-09-01 | 鉄道

その9・長野市、夏祭りの夜からの続き

長野駅前のホテルをチェックアウトしてから、けいけい君と一緒に、
JR長野駅の善光寺口側駅前広場の地下にある長野電鉄の長野駅にやって来ました。


これから、長野電鉄の特急「ゆけむり」号で出発です!
「ゆけむり」号は、元は小田急のロマンスカー「HiSE」として使われていた車輌。外観も車内も、小田急ロマンスカー時代から基本的に全く変わっていません。


さて、ロマンスカーと言えば、やっぱり先頭車の一番前にあるパノラマ展望席!
この展望席部分も、もちろん原型のままで残されています。
しかし、長野電鉄では「ゆけむり」号は展望席も含めてすべての座席が自由席なので、この展望席も早い者勝ち!


パノラマ展望席はやっぱり大人気!
どうにか最前列から2列目の座席を確保して、長野電鉄のロマンスカー特急で乗り鉄前面展望の旅に出発です。
特急「ゆけむり」号湯田中駅行き、長野電鉄長野駅を10:46に発車!




長野駅を発車してしばらくは大都市の通勤路線のような地下鉄区間。
地上に出てからはだんだんと沿線風景がのどかな田園地帯に移り変わっていき、ローカル鉄道らしい風情が感じられるようになります。



やがて列車は志賀高原を目指して、坂道を登って走っていきます。





車窓にも爽やかな夏の高原が広がってきました。


長野から約50分。特急「ゆけむり」号は11:34に終点の湯田中駅に到着しました。
湯田中駅は志賀高原の入り口で、駅の周辺にも温泉街などがあってちょっと寄り道して行きたくなるのですが、僕たちは今乗ってきた「ゆけむり」号でまたすぐに折り返して長野に戻ります。




湯田中駅では、大急ぎで帰りのきっぷを買ってすぐに改札待ちの行列に並んだので、何とか最先頭車のパノラマ展望席の最前列の座席をゲット!
…我ながら大人げないですが、“大きいお友達”でもロマンスカーの旅を思いっきり満喫したいんです!(笑)


…という訳で、せっかく最前列に座れたので、窓ガラスのすぐ前にデジカメを置いてパノラマ前面展望を動画撮影してみました。
長野電鉄ロマンスカー特急「ゆけむり」号の、特等席の旅の気分を味わってみて下さい!


まずは正午少し前の11:58に始発の湯田中駅を出発してから、高原のふもとの信州中野駅まで。


信州中野駅を出発してからは、長野市近郊区間。通勤電車と頻繁にすれ違います。

沿線の見どころ、千曲川を渡る村山橋にさしかかりました。





村山橋は長野電鉄線と国道406号線が同じ橋を共用する、珍しい「併用橋」となっています。
鉄道と道路の併用橋というと瀬戸大橋を思い浮かべますが、2階建て構造で道路が線路の上を通る瀬戸大橋と違って村山橋は鉄道と道路が横に並んだ平屋建てになっていますね。

村山橋を渡ると長野市内に入ります。北陸新幹線の高架橋をくぐると、やがて長野市中心部の地下鉄区間へ。


「ゆけむり」号は地下を走り、行き止まり式地下ホームの長野駅にぴたりと停車。
長野電鉄長野駅に12:44到着。往復で2時間の、地方の私鉄の小さくてもダイナミックなパノラマ鉄道旅行でした!


長野に戻ってきたら、けいけい君と別れて、僕は一人で旅を続けます。
これからJRの最長距離特急列車に乗り込んで、信州を離れ大阪までひとっ走りです!

その11・L特急(ワイドビュー)しなの16号の車窓から、日本三大車窓に続く

夏休みの想い出2013 その9・長野市、夏祭りの夜

2013-09-01 | 旅行

その8・“うすださん”の夏からの続き

“うすださん”でのお茶会を終えて、レンタカー相乗りで新幹線の佐久平駅に戻ってきました。
ここから長野新幹線「あさま」号で長野駅へ移動。今夜は長野で一泊します。


長野での宿泊先は、JR長野駅前にそびえ立つシティホテル。
JR系のホテルなので、チェックインの時に試しに
「あの~駅と列車がよく見える“トレインビュー”の部屋にして頂けませんかねぇ」
と頼んでみたところ、残念ながらシングルルームは全て駅と反対側でシティビューとのこと。
でも、フロントの人は気を遣ってくれたのか、一番駅舎側の部屋にしてくれましたよ。

さて今夜は、「うすださんオフinうすださん」のお茶会から同行してくれているTwitter宇宙クラスタのけいけい君も同じホテルに泊まっているので、誘い合って夜の長野の街に繰り出します!


先ずは、駅前の老舗っぽい立派な店構えのお蕎麦屋さんに入って腹ごしらえ。
「信州長野と言ったら、やっぱり蕎麦でしょ~」


続いて、夜の街をそぞろ歩き。その途中、気になったのがこのお店。
屋上ビアガーデン営業中!の幟が立っていますが、どう見ても町家風の瓦葺屋根で屋上があるようには見えないんですが…!?
「ひょっとしたら、サン◯゛ーバードの秘密基地ばりの特殊建築になってて、
お客が入ったら瓦屋根が分割して屋上がせり上がってくるんじゃないの!?」

いやまさか(笑)

ちょうどこの日は長野市内の目抜き通りを歩行者天国にして、お盆のお供え花を売る出店が並ぶ「お花市」 という夏祭りの夜市が開催中。
屋台を冷やかしながら、ぶらぶら歩きを楽しみました。



真夏の長野の夜を楽しんで、ホテルに戻ってゆっくり休みます。
おやすみなさい…

平成25年8月13日


長野市での一夜が明けました。今日も暑そうですね~

豪勢なシティホテルに泊まっていますが、ネット予約限定の格安プランを利用しているのでホテルの朝食は付いていません。
仕方がないので…

朝から甘い物をムシャムシャ。
昨日のうすださんオフでけいけい君が振る舞った「シベリア」(※映画「風立ちぬ」に登場した謎のお菓子)を分けてもらっていたのです。


飲み物は、これも東京在住の某宇宙クラスタさんから差し入れで頂いていた「福島の桃あかつき」のジュース。
皆さん、ごちそうさまでした(笑)

さて、お腹もくちくなったし、そろそろ行きますか。
今日は、「長野ならではの乗り鉄」を楽しみます。

その10・長野電鉄ロマンスカー特急「ゆけむり」号の車窓からに続く