2020年9月21日月曜日☀ 皆子山 東尾根~寺谷沢コースへ
4連休・・・
シルバーウィークの過ごし方・・・
テント泊で山に行こうかと計画するも
体調面や 人出の事を考えると 迷ってしまう・・・
丁度 野暮用もできたため
天気が良い日の1日だけ
山に行こうと言う事になった
大峰山系・・・台高山脈・・・
どれもまだ未踏のルートがある
この時期だからこそ
その未踏のルートを片付けて行こう・・・
そんな気持ちもあった ところが・・・
京都の最高峰に登ろうとチチが言う
京都のお山?
だいたい 4時間ぐらいの山歩きという
今…決して体調が良いというわけでもない・・・
行ったことの無いお山でもある・・・
それならばと ついて行く事にした
そのお山は 皆子山
皆子山には いくつかの取付き点があるが
今回は東尾根から寺谷へと下るルートを考える
コースタイム
8:20 国道367号線駐車スペース → 8:30 正教院 → 9:39 P-941 → 10:05 皆子山 971.5m 10:32 → 10:48 源頭に下りる → 10:57 大岩 → 11:40 KYTWV小舎分岐 → 12:00 寺谷の林道出合 → 12:29 宮瀬橋 → 12:35 駐車スペース
今回の取付き点は
国道367号線沿いの路肩に駐車スペースがあり
今回はそこに駐車することが出来た
ただ そこは狭く 車種にもよるが
譲り合っても4台が限界のスペースだ
3台目にして 何とか駐車することが出来たのだ
国道367号線から安曇川沿いの道へ
右側の最初の橋を渡る
仲平橋を渡ってドン付きを右へ
正教院(曹洞宗)
準備をして 国道沿いの平バス停より南側に位置する
安曇川沿いの村の道に入ると 右手すぐに橋が見えてくる
その橋(仲平橋)を渉って安曇川の対岸へいく
橋を渡った正面を さらに右側に歩を進めていくと
正教院が見えてくる
その横を通り過ぎると 目の前に墓地が現れる
東尾根ルートへは
その墓地の入口すぐ左側から 入山して行く
正教院門前を通り過ぎて…
奥にお墓 手前の左側を進む
杣道の分岐があるが 登山道は直進
杉林の整理された道
杉林の間に延びる登山道 比較的緩い勾配から
徐々に急な斜面へと変わっていく
低山では 取付きから尾根に出るまでは
だいたい急登が続くが こんな歩き易い道は珍しい
今日は のんびりと楽しめそう♪
4時間ほどのハイキングコースだ!
この時は 勝手に思っていた・・・
花も楽しめるものと
秋の野花を探しつつ歩く・・・が 花は無く
杉の落ち枝と落葉が重なり合った腐葉土が
茶色の味気ない色を見せるだけだった
そして見つけた紅一点!
ツルアリドオシの果実
段々 急な道になって行く
一旦 自然林となるが
再び杉林の急登となる
森の様相が変わる
植林から自然林 また植林へ
そしてワラビの群生地へと変わるころ
勾配はきつく 地面とにらめっことなる
暫くは 急な登りが続くのだと
覚悟して ジグザグにゆっくりと登る・・・と
急斜面から抜け出したような 緩やかな尾根になった
緩やかな広い尾根は・・・
ヒノキ林だった・・・
ワラビの群生する急登を登ると
一旦緩くなった尾根に出るが そこは
ひのき林が迎え 南側に雑木林を置く
植林と自然林の狭間の尾根道だった
心地よい風が吹く 緩やかになった尾根では
倒木があっても 然程気にならず
ゆるりと山歩きを愉しむ
樹林帯ではあるが時折 右手の樹林に綻びが見つかると
その綻びの向こうに 比良山脈の稜線が現れる
写真を撮るチチの先には・・・
蓬莱山
あぁ~そうか
京都の最高峰の皆子山は
滋賀と京都の県境にある・・・
比良の山を近くに見てもおかしくないんだ・・・
改めて自覚しながら 懐かしき蓬莱山を望む
植林の尾根を少し下って
登ると ピークか・・・?
平バス停方面への標識
レスキューポイント標示
P941
ピークに見えていた所がP941だった
ここは左へと曲がる尾根沿いに進む
ワラビの広がる緩やかな尾根は
一旦 鞍部へと下る
鞍部から再び登り開始!
P941からコルまで下るが
けっこう下った感じを受ける
しかし、下ったわりには
そこからの登り返しは 思うほど急では無かった
緩い上下の曲線を描く尾根道ではあるが
気持ちの良い樹林帯で 歩き易い尾根である
樹林帯の端は 風の通り道の様に
自然林の姿に 風の跡を見る
それは・・・
頂上に近くなればなるほど強く表れていく
尾根の端の展望
琵琶湖
琵琶湖が望めた
左端の方に琵琶湖大橋が見える
金勝アルプス方面は霞んで見えないが
静かな湖面の琵琶湖が
地上の天の川の様に見える
眺望を楽しめる展望点
再び樹林帯へと入っていくが
植林から自然林へと変わり
その様相はがらりと変わる・・・
その自然林の切れ間から
東側の展望が望める時がある
比良山脈
標高が少し高くなったのか
比良山脈の稜線が目線上に見る事ができる
左に蓬莱山 そこから横に延びる稜線の
右にホッケ山 そして権現山の影がちらり・・・
灌木が目立つようになった樹林帯の尾根
木々に隠され展望は望めない事が多く
樹林に囲まれた道を登るだけ そして
開けたピークに出た!
ここが頂上?
違うよ
・・・
では・・・ここは?
山頂に着いた…と思った
・・・が 違った
そこは尾根の分かれる
ジャンクションピークともいうべき開けた処だった
空喜びとなった
見上げた空が遠くに感じたが
とても清々しく 爽やかだった
読み取れない標識
右方向が山頂
歪んだ幹の木々・・・
跪いたような恰好で 上を目指す木々・・・
風の悪戯 自然の為す業
どれだけの試練を受けているのか・・・
耐え忍ぶ鎮守の森の姿が そこにあった・・・
その姿だからこそ 自然の美しさと強さが感じられ
人の目を惹き 心を奪う
幾度か足を止めて木々の姿を見つめる
そんな木々の間を進んで行くと その先に・・・
山頂の姿が見えてき
皆子山三角点と標識
皆子山 971.6m
皆子山の頂は広く 樹林帯に包まれているが
三角点のある部分だけ 開けて明るかった
木陰を見つけて休憩
武奈ヶ岳
後は下るだけ・・・と言う事で
ゆっくり休むことにし お湯を沸かして
早めの昼食を 摂る事にした・・・
木陰を探して腰を下ろした先には
武奈ヶ岳が姿を見せてくれていた・・・
秋の空に武奈ヶ岳がよく映えて
暫く見つめた・・・
つづく
京都のお山というと 余りピンとこない所も有りますが
意外にお山は深く感じますね
高島トレイルは 中々の曲者というイメージを私も持っています
面白いと言えば面白く
ルーファンしながらの山歩きは
中々歩きごたえが有りますね
京都は観光だけでなく お山もいいですよ
特にこれからの季節・・・
楽しみですね
コメントありがとうございます
京都も山深くて良いですね~
数年前に高島TRAILをスルーハイクしたことがあるんですが、なかなかフミ跡が薄く後半メチャンコ厳しかった思い出があります(笑)
このシーズンオフには京都も歩いてみたいなと思っています^^