絵画レンタル・販売 みうらコレクション

福島県郡山市で絵画レンタル店を開いています。今井幸子さんやアステックスの作品の他多数。竹久夢二の版画、グッズも販売。

『美人画絵師 竹久夢二』 版画展示即売会  in 磐梯熱海温泉  浅香荘

2016-07-25 14:12:26 | 展示会案内

この度、郡山市の磐梯熱海温泉 浅香荘様のご厚意により「美人画絵師 竹久夢二」版画展示即売会を開催することとなりました。入場無料です。多くの皆さんのご来場をお待ちしています。
 さて郡山市の『安積開拓・安積疎水』は平成28年度「日本遺産」に認定されました。 磐梯熱海温泉はその安積疎水の中間に位置しています。浅香荘様は安積疎水神社をはじめ丸森発電所、竹ノ内発電所、沼上発電所など歴史的文化遺産をめぐる歴史散策を提案されています。美しい景勝を伴い、途中には100年の古民家を改築したカフェや陶器の冬樹窯が楽しめます。
 浅香荘様は源泉かけ流し、季節旬の食材を使った懐石料理を自慢にしています。「懐石料理と日帰り温泉」のコースも評判です。ぜひご来館、ご利用ください。

(記) 「美人画絵師 竹久夢二」版画展
期間:8月6日(土)~8月20日(土)
時間:AM.8:00~PM.6:00
会場:大会議室




磐梯熱海温泉 浅香荘

日本遺産 郡山市・猪苗代町


夢二と福島県

2016-06-23 23:46:10 | 展示会案内
こんにちは。みうらコレクションの三浦です。昨日22日より福島市八木田の岩瀬書店プラスゲオにて『夢二と斉加年 回顧二人展』を開催しています。
夢二は不遇な時代に本県を訪れ長逗留をします。主に田村市や郡山、会津東山。早稲田実業時代の学友の招きによってでした。今でもその足跡をしる資料や直筆の美人画も多く残されています。喜多方をモチーフにしたとされる絵も描いています。
米倉斉加年は夢二が亡くなった同じ年昭和9年に九州で産まれ、役者を志して宇野重吉の民芸で芸を磨きます。若い頃から絵を描き貧しい頃をしのぎます。副業の絵描きではなく夢二に深く傾倒し、夢二の産まれ代わりの絵師を自称して憚りませんでした。一昨年8月突然帰らぬ人となりました。
夢二と斉加年、時代は大きく違いますが彼らが追い求めた理想を作品のなかに見出だせるかもしれません。
ご来店お待ちしております。 店主

『夢二 と 斉加年 回顧二人展』 

2016-06-15 13:31:25 | みうらコレクションについて
 こんにちは。みうらコレクションの三浦です。この度6月22日(水)から6月28日(火)まで福島市八木田の岩瀬書店八木田店プラスゲオ2Fギャラリーにて『夢二と斉加年 回顧2人展』を開催することとなりました。この企画展は昨年末の郡山で開催した企画展と同様ですが展示絵画は多少違います。
 以前から福島市での企画展開催を希望しておりましたが、この度岩瀬書店様のご協力を得て開催する運びとなりました。原画(肉筆画)初版12作品、他版画で全40作品以上。福島の皆様にも竹久夢二、米倉斉加年の美人画の世界をぜひともご紹介したいと思います。入場無料ですので皆様ぜひご来場ご鑑賞ください。 店主

忘れられない1枚の絵

2016-06-13 15:14:17 | 絵画、美術展
みうらコレクションの三浦です。
 昨日国立西洋美術館の『カラヴァッジョ展』が最終日を迎えました。カラヴァッジョについてはNHK、民報TV局、がそれぞれ取り上げ絵画展の人気を盛り上げました。イタリアきっての人気の画家でありながら、激しく血にまみれた逃亡の人生。39歳での夭折。絵画展のメインで世界初公開、話題の『法悦のマグダラのマリア』。私にとってこの1枚が何とも忘れられない絵画となりました。死人のような白く青ざめた肌。静かですが悩ましいほどの恍惚。表現するに言葉は無力です。こんな絵があったのか!
 東京での展示会と時を同じくした4月、フランスのトゥールーズの屋敷の屋根裏部屋からカラヴァッジョの『ホルフェルメスの首を切るユディット』が発見されたとニュースが入りました。現在これはフランス政府が国を挙げて鑑定を行っています。真作であれば日本円で160億円。
 今春開催の美術展の数々は目を見張るものがありました。私の居所福島県でもつい先月まで県立美術館で『フェルメールとレンブラント展』、二本松市の大山忠作美術館でも『さくら展』が開催され記憶が定かならそれぞれ11万人、3万8千人の来場を数える芸術の春となりました。東京でもご存知の通り『若冲展』が44万人超を集め、『黒田清輝展』『安田靫彦展』と目白押し、それらの終了後もルノワール他数々の絵画展、美術展が全国で開催されております。
乞う、ご期待です。

芸術の春

2016-02-13 12:32:55 | 展示会案内
 こんにちは。ご無沙汰してます。三浦です。今東京では愛好家には垂涎の美術展が目白押しです。先日11日朝8時15分『城から消えたダ・ヴィンチ「糸巻きの聖母」の数奇な旅』がNHK総合で放映されました。ご覧になられた方も多いと思います。門外不出のこの作品が今、東京江戸博物館で見ることが出来ます。バクルー侯爵家スコットランドの城から盗難にあって2008年に発見された作品です。ダ・ヴィンチと言えばルネッサンス期の巨匠のひとりですがもう一人、サンドロ・ボッティチェリの展示会が東京都美術館で開催されています。ボッティチェリはダ・ヴィンチより少し年上ですが、やはりフィレンツェの出身です。ダ・ヴィンチとは異なり生涯をフィレンツェですごしメディチの庇護を受けて活躍しました。また今年4月から福島でも予定されている『フェルメールとレンブラント:17世紀オランダ黄金時代の巨匠たち展』が森アーツセンターギャラリーで開催されています。このほかに山種美術館では若冲・大観、少し後に奥村土牛など盛りだくさんです。ご興味のある方は是非東京まで足を延ばして見られたらいかがでしょうか?素敵な絵画との出会いがあると思います。3月半ばから4月にかけていたるところ満開の桜が皆さんを出迎えてくれると思います。

                                   みうらコレクション 店主
ボッティチェリ展
http://www.tobikan.jp/

レオナルド・ダ・ヴィンチ--天才の挑戦
http://www.edo-tokyo-museum.or.jp/s-exhibition/special/

フェルメールとレンブラント:17世紀オランダ黄金時代の巨匠たち展
http://www.roppongihills.com/events/2016/01/macg_vermeer_rembrant/

山種美術館
http://www.yamatane-museum.jp/exh/next.html