“ワンチーム”の一人歩きは

今日はよく晴れそうですが、北海道では猛吹雪に警戒、島岡美延です。
昨日、「2019ユーキャン新語・流行語大賞」が発表され、ぴったり予想通り、大賞は「ONE TEAM（ワンチーム）」でした。
実は、ラグビー日本代表がW杯にむけて掲げたこの言葉、最初は違和感を覚えたのです。
どんなスポーツでも、代表ユニホームを着て試合に臨めば、チーム一丸になるのは当たり前、と思いこんでいた自分がいました。
でも、サッカー日本代表の裏話でよく聞かれるように（！）、個性的な集団ゆえに、すべての選手が心を一つにまとまるって口で言うほど簡単じゃない…！
あえて、シンプルすぎる「ワンチーム」を掲げ、本当に多くを犠牲にして積み上げてきた時間があってこその成果。
最近、何かと「ワンチーム」と言いたがる人、あなたのそばにもいませんか？
ラグビー日本代表の堀江翔太選手がさすがのコメント。
「言葉を使えばワンチームになれるというわけではない。どういうふうにワンチームにするかが大事で、中身をしっかり考えて使ってほしい」。拍手！