開会式は雨か、曇りだったか、島岡美延です。
「スポーツの日」の名前を与えられた2020年7月24日、全世界注目の夜になるはずでした。
東京五輪2020は名前そのまま、来年7月23日開幕、全競技を同じ日程で行う予定です。
昨夜、国立競技場にたった一人で立った競泳の池江璃花子選手は、夏の競技を代表する孤高の女神。
私自身はオリンピック大好き、夏冬・競技を問わず、“生中継”を見るタイプ。
今年3月、福島スタートの聖火リレー直前に、“東京五輪、1年程度延期”が決まりました。
「緩んだ」と言われた連休の頃…。
あの頃の私たちは、緊急事態宣言が出されることも、巣ごもりの日々があれほど長く続くことも知りませんでした。
さらに、緊急事態宣言解除後、こんなに早く“過去最多の感染者”の数字を連日聞くとは…!
1年後に五輪開幕、その日に報告されたのは、全国で981人。
これがピークなのか、今日にもまた塗り替えられてしまう?
来年の今ごろ、どんな光景を見ながら、“1年前の私たち”を振り返ることになるのでしょう。
「スポーツの日」の名前を与えられた2020年7月24日、全世界注目の夜になるはずでした。
東京五輪2020は名前そのまま、来年7月23日開幕、全競技を同じ日程で行う予定です。
昨夜、国立競技場にたった一人で立った競泳の池江璃花子選手は、夏の競技を代表する孤高の女神。
私自身はオリンピック大好き、夏冬・競技を問わず、“生中継”を見るタイプ。
今年3月、福島スタートの聖火リレー直前に、“東京五輪、1年程度延期”が決まりました。
「緩んだ」と言われた連休の頃…。
あの頃の私たちは、緊急事態宣言が出されることも、巣ごもりの日々があれほど長く続くことも知りませんでした。
さらに、緊急事態宣言解除後、こんなに早く“過去最多の感染者”の数字を連日聞くとは…!
1年後に五輪開幕、その日に報告されたのは、全国で981人。
これがピークなのか、今日にもまた塗り替えられてしまう?
来年の今ごろ、どんな光景を見ながら、“1年前の私たち”を振り返ることになるのでしょう。
もちろん、感染者の増大は楽しい話ではありませんが、むしろ、感染すると犯罪者のようになってしまう日本の風評被害の方が問題をややこしくしているように感じています。
さて、池江選手の登場については一部に賛否両論があるようですが、彼女に与えられた試練も結果として、彼女をさらに大きくするきっかけになっている、そんな気がしました。誤解を避けずに言えば、女王のオーラみたいなものを感じました。
私たちは、「2週間後の想像力」すらちゃんと持てずに、毎日、棒グラフの数字におののいています。
この「感染者数の発表」の日常で、来年の7月を迎えるのでしょうね。
今度は「指針守らず感染者が出たら、店名公表」って、やはり、発想が“犯人探し”?
池江選手の登場は驚きましたが、ほかの誰にも、あの役は務められない、そう感じられるほどのオーラ。
記録を次々に塗り替えていたころが「無邪気な強さ」から、今は「試練を乗り越えた美しさ」をまとっているようでした。