気ままな絵日記

我が家の庭のお花を紹介

山採りシュンラン

2007年04月19日 00時50分33秒 | ガーデニング


 今週になってすっかり季節は冬に逆戻りといった感じです。一度脱いでしまったコートを着るのもなんか恥ずかしい気がして、寒い中をコートなしでがんばっている今日この頃です。

 昨年手に入れた当地産のシュンランです。昨年もかなり黄色の花をつけてくれましたが、今年もキャップなしでしっかりと黄色の花をつけました。すっきりした花形でかなりのお気に入りになっています。欲を言えばもう少し花弁が丸いということなしなんですが、今の状態でも十分に良い花だと思っています。

 おそらく当地だけでなく、全国的にシュンランは、もっとも身近に存在している山野草なのではないでしょうか。それほど山に分け入ることもなく、ちょっとした林の中などで、よく見かける花のひとつだと思います。毎年のように株が増えているような場所もありますし、増殖率が高いのでしょうね。

 最近ではずっと前にこぼれた種から発芽して、カンランやエビネもまた自生地が出てきているようですし、少しずつでもいいから、ちょっとした林で、こういった花が見られる環境が戻ってくるといいですね。そのためにも、少しでも良いから自然にやさしい生活をしていきたいですね。






タチツボスミレ

2007年04月17日 00時50分30秒 | ガーデニング

 今日は冬に逆戻りの冷たい雨の一日でした。こうやって暑さ寒さを繰り返して徐々に本当の春になって行くんですよね。

 先日見てきたカタクリの群生地に同居していたタチツボスミレがきれいだったので、紹介しておきます。けっこうきつい斜面に張り付くようにして咲いていました。朝日をいっぱいに受けて濃い紫の花が目立っていましたよ。

 我が家の庭にも種から育った数多くのスミレが咲いていますが、タチツボスミレの濃色品種は最近見えなくなってしまいました。こうやって自然の中で見かけると、やっぱり綺麗だなと思います。

 最近はいわゆるビオラがスミレの雰囲気をかもし出していますが、やっぱり野生のスミレのなんとも言えない清楚な雰囲気は出すことが出来ませんね。ここが、野生種と園芸種の決定的な違いですね。

 皆さんも道端に咲いているスミレの種をお庭に蒔かれてはいかがですか。春らしい雰囲気が楽しめますよ。

白花カタクリ

2007年04月15日 19時34分27秒 | ガーデニング


 今日もよい天気でした。午後からは風が強くなりましたけど、さすがに風が心地良い季節になりました。

 昨日はカタクリの群生地を見てきましたが、今日は珍しい白花のカタクリをご紹介します。この花はいつも神秘的な美しさを見せてくれます。白花のカタクリが群生している風景があったらすばらしいでしょうね。

 白のカタクリは毎年種まきをして地道に増殖をしていますが、群生させられるようになるにはいったい何年かかるのでしょうか?

 とりあえずは、数を減らさないように大切に栽培していこうと思っています。



カタクリの自生地を見てきました。

2007年04月14日 20時19分57秒 | ガーデニング


 幸いなことに当地には数多くのカタクリの群生地があります。今日は天気もよかったので、2ヶ所を見に行ってきました。どちらも驚くほどの場所であり、写真で紹介してある場所などは本当に住宅街の裏山という風情です。時期的にはちょっと遅くて、多くの株の花が終わり、種をつけている状態でした。でもまだまだ開花している花があり、十分に楽しめました。

 それから、たくさんの発芽した苗が出ているのも確認できて、これからも増えてくれることが期待できる場所でした。

 山野草の自生地は行ってみて分かることなのですが、本当に栽培をしていく上で参考になることが多いですね。今日のカタクリも人間が上っていくには結構きつい傾斜地になっていて、今日現在では朝からよく日が当たっています。しかし、上を見上げると、大きな落葉樹がちょうど芽吹いてきているところでした。きっとあと2週間もすると、落葉樹の葉の影になってしまうのでしょうね。

 水はけよく、春の日が当たり、夏は木陰になるところというイメージが本当によく分かります。不思議なもので、今日訪れた自生地でも、一部分に杉の林になっているところがあるのですが、その杉の林の淵まではカタクリが見られるのですが、林の中にはカタクリは見ることが出来ませんでした。植物が育つ環境というのはこれほど微妙な環境の変化が影響を及ぼすことがよく分かりました。

 植物栽培愛好家としてはやっぱり、自生地を見て歩くことも重要だと実感した一日でした。


ナメクジが出てきています。

2007年04月09日 21時22分25秒 | ガーデニング


 なんかここ2~3日天気が安定しません。春だというのに毎日雷がなっています。ことしも安定しない気候が続くのでしょうか。

 毎年のことではありますが、ナメクジが活発に動き出したようです。やっと新芽が伸び始めたのですが、しっかりナメクジに食害された株があり、がっかりしてしまいます。

 写真の春ランの花もちょっと食害されてしまっています。せっかくの一年の成果がほんの数時間で台無しになってしまうことを考えると、栽培は難しいな~と考えてしまいます。

 夏に向かってさまざまな害虫や病気に気をつけて今年もがんばって栽培していきましょう。


十月桜と冬桜

2007年04月07日 20時11分19秒 | ガーデニング


 今当地ではソメイヨシノが満開という状況ですが、我が家の庭では「十月桜」が春の開花の最盛期です。

 埼玉県城峰山の「十月桜」と群馬県鬼石の「冬桜」はともに冬に咲く桜として有名ですが、中には同じ品種の桜だと思っている方がいるのではないでしょうか。

 城峰山と鬼石は場所も近く、なぜこのような場所に2品種の桜があるのか不思議な気がしますが、おそらくどちらかが変化したものではないかと考えています。どちらも花付きがよく、あまり栽培の手間が要らない品種です。

 「十月桜」は半八重咲きで、色も咲き始めの白からピンクに変化していきます。「冬桜」は一重で白の花が多いようです。花期も「十月桜」は10月~12月と3月~5月の二期咲きですが、「冬桜」は本当に真冬の一期咲きです。どちらの桜もソメイヨシノのような派手さはありませんが、日本人の感性によく合った桜だと思います。

 我が家の庭では花の少ない冬を彩る花としてとても重要な1本になっています。今年もあと1ヶ月くらいは楽しめそうです。