平成24年6月4日,七ヶ浜町吉田地区において七ヶ浜生産組合による大豆の播種作業が始まりました。七ヶ浜町では殆どの農地が東日本大震災の津波により浸水しましたが,吉田地区の約5ヘクタールで農地復旧工事を前倒しで進め,作付可能となったものです。七ヶ浜生産組合の佐藤太郎代表は,「多くの支援を頂いて大豆を作れるようになったので,収穫まで適切な栽培管理をしたい。」との抱負を語りました。
また,播種に先立ち5月29日には,仙台農業協同組合東部営農センターと普及センターの合同で,大豆栽培講習会を開催しました。2年ぶりの栽培へ向けた一般的な留意点のほか,津波浸水地における塩害対策のポイントについて,普及指導員が説明しました。普及センターでは,生育調査・病害虫防除指導など,大豆の収穫まで引き続き支援を行っていきます。
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