大崎市岩出山の下真山地区(小坪工区、黄金田一部工区、黄金田二部工区)では、農地整備事業を契機とした地域の営農体制づくりを進めており、地域内で農地整備事業制度の理解をより深める目的で、令和6年2月22日現地視察研修が行われました。当日は、地区の担い手等20人が参加しました。
視察先となった㈱上小田代(岩手県奥州市)は、下真山地区と同様に中山間地域で、農地整備事業を契機に営農組合から株式会社へと経営を発展させてきた法人です。対応していただいた伊藤社長のお話を参加者は熱心に聞き入っていました。そして、加工品の製造や販売、後継者や担い手についていろいろと質問をしていました。
下真山地区では、法人化に向けた話し合いが始まっている工区もあることから、将来に亘り下真山地区の営農が継続できるよう、普及センターでは地区の中心となる担い手の支援をしていきます。
<連絡先>
宮城県大崎農業改良普及センター 地域農業班
TEL:0229-91-0727 FAX:0229-23-0910