昼間の土砂降りが小雨に変わったので、歩いて赤旗日曜版を配達に。
雨に洗われたあとの夜の住宅街。
だれも通らない静けさのなかを歩いていると、しっとりとした気持ちになる。
常に追われていたざわついた気持ちを鎮めることができた。
夜、だれもいない通りをゆったりと散歩するのは、手軽なリフレッシュかも。
2年くらい前に100円で買った小さなハイビスカスの苗。やっと15センチくらいの丈になって、初めて花を咲かせた!5センチくらいの小さな鉢だから花も小さいのかも。今度もう少し大きな鉢に植え替えよう。ささやかな幸せ。
さて、先日の続き・・・・携帯で撮った白馬の風景を入れながら…
白馬での室内楽innは、1984年から毎年(長野オリンピックの工事期間を除いて)行われてきた高原の音楽祭。
アーティストによるコンサートと音楽の学習を積み重ねる人たちのステージをホテルを貸し切って2夜で行われてきました。
コンサートの第1夜、8時までにディナーを終わらせて、グランドピアノのあるホテルのラウンジ。
ヴァイオリン・ピアノ・チェロのコラボレーション。
始まりは、あまり日本の(海外はどうかわからないので)コンサートで出会わないボッケリーニのピアノ五重奏曲
ヴァイオリンは亀田美佐子・尾張拓登 ヴィオラは松野迅 チェロは岡田拓朗 ピアノは曽我尚江(敬称略)
久々に生のバロックに触れて、懐かしいはずはないはずなのに、なにかどこかで出会ったことのあるような不思議な感覚を呼び起こされました。
ロマン派と違って、全体の音のバランスが大切で、ごまかしがきかないようにできているかと感じました
ピアノの調弦が高めだったと息子は言ってたけど、私の耳の問題かも…
でも、そんなことより、なによりよかったのは、いわゆるクラシックの固いイメージのコンサートと違ってもっと広い意味の『音楽』を楽しむ、そんなひととき。
松野迅さんの独特の、音楽に対する深い、あったかい笑いもある語りを間にいれての音楽が繰り広げられ、心の洗濯になりました
すべての曲について書きたいけど、時間がないので、はしょります
第2夜は、小学生から大学生院生までの音楽の学習をしている人を交えてのステージ。
1部は、大人のアーティストたちが、弦楽合奏でさりげなく温かく支えてくれる前半『絃の饗宴』
ヴァイオリンを習ったら必ずおけいこするヴィヴァルディの協奏曲イ短調とバッハの協奏曲第1番イ短調を小学生の二人が奏でて、息子がこの曲を弾いてたかわいらしかったころ(笑)を思い出してしまいました。
そのあと、大学生の方がドヴォルザークの「ロマンティックな小品」どれもピアノ伴奏ではなく、弦楽合奏をバックに奏でるので、華やかな舞台に。
2部は、専門的な学習に入っている学生の共演『香りと文化』
ドイツに留学している岡田拓朗さんが中川真由美さんのピアノでサンサーンスの「白鳥」の優雅な調べを楽しみました
そして、息子の拓登は、京都大学大学院の理科系(詳しい学科名を聞いたのに覚えてなくてごめんなさい)に所属の方とのピアノと共演
私の好きなフランクの「ソナタ イ短調」を全楽章たっぷりと聴かせてくれました。
中学2年生のときも、東京や札幌のコンサートで弾いていましたが、やはりちょっとだけ歳を重ねたせいか、説得力がでてきたように感じたのは親ばかでしょうか。
でも、中学生から高校生の男の子の豹変(適切でないかもしれないけど、まさにそんな感じ)ぶりには我が子ながら、びっくりです。
そして、プロでも結構大変だとおっしゃっているようなフランクのピアノを飄々と弾かれていました。若者のフランクもいいですね~
そして吉田隆子の世界をピアノ、ヴァイオリンで奏でたあと『心あわせて』
実は、生まれながら脳に障がいを持った娘も3度目の参加です。
年に1回、白馬で主役になる瞬間を与えてもらっています。
3歳のころからお兄ちゃんのヴァイオリンのおけいこに母とともに付き合っていたせいか、いつのまにかおさがりのヴァイオリンを手にして奏でるようになっていました。
楽譜を読むということは困難なので、耳で聴いて何度も何度も弓でならすうちに、正確な音を紡ぎだすようになっていたのにはうるっときました。
いつも童謡などの優しい曲を、皆さんの弦楽合奏のなかでヴァイオリンで歌っています。
リハーサルの写真です。
夕方、年に1度のおめかし。素敵なドレス(実はリサイクルショップで千円で手に入れたもの)に身を包みちょっと緊張
この日は、フォルストの「古い手紙」とイギリス民謡の「大きな栗の木の下で」でした。大きな栗の時には、出演者が出てきて、振付と歌で盛り上げて…
自然体で紡ぐ音と周りのアーティストの方々の温かい心が溶け合って、胸がキューっとなってしまいました。
そのあとは、若いアーティストの共演で瀬越憲作曲松野迅編曲の『すみれ』
そして、ヘンデルのパッサカリア
ヴァイオリンが拓登で、ヴィオラが松野迅さん。拓登がヴァイオリンを弾きたいといって始めたころに、CDで初めて聴いて、いつかは弾いてほしいなと密かに思っていた曲を聴けて月日が経ったことを実感。
夜の懇親会では、三上満さんがドイツ語歌曲を披露
なんとその前にいらっしゃるのは、元参議院議員の安武ひろ子さん。
とっても気さくで会話がポンポン。
いろいろな出会いと笑いと感動の二日間でした白馬の小道で拾った栗
ずっと雨模様で寒くてほとんど出歩けなくて残念だったけど、帰り道に白馬の写真家の菊池哲男写真館に壮大で美しい白馬の写真に出会えた。いつか一度は登って本物をみたい・・・
帰りには八ヶ岳パーキングエリアで、失くしたカメラを受け取って感謝の日々でした。
雨に洗われたあとの夜の住宅街。
だれも通らない静けさのなかを歩いていると、しっとりとした気持ちになる。
常に追われていたざわついた気持ちを鎮めることができた。
夜、だれもいない通りをゆったりと散歩するのは、手軽なリフレッシュかも。
2年くらい前に100円で買った小さなハイビスカスの苗。やっと15センチくらいの丈になって、初めて花を咲かせた!5センチくらいの小さな鉢だから花も小さいのかも。今度もう少し大きな鉢に植え替えよう。ささやかな幸せ。
さて、先日の続き・・・・携帯で撮った白馬の風景を入れながら…
白馬での室内楽innは、1984年から毎年(長野オリンピックの工事期間を除いて)行われてきた高原の音楽祭。
アーティストによるコンサートと音楽の学習を積み重ねる人たちのステージをホテルを貸し切って2夜で行われてきました。
コンサートの第1夜、8時までにディナーを終わらせて、グランドピアノのあるホテルのラウンジ。
ヴァイオリン・ピアノ・チェロのコラボレーション。
始まりは、あまり日本の(海外はどうかわからないので)コンサートで出会わないボッケリーニのピアノ五重奏曲
ヴァイオリンは亀田美佐子・尾張拓登 ヴィオラは松野迅 チェロは岡田拓朗 ピアノは曽我尚江(敬称略)
久々に生のバロックに触れて、懐かしいはずはないはずなのに、なにかどこかで出会ったことのあるような不思議な感覚を呼び起こされました。
ロマン派と違って、全体の音のバランスが大切で、ごまかしがきかないようにできているかと感じました
ピアノの調弦が高めだったと息子は言ってたけど、私の耳の問題かも…
でも、そんなことより、なによりよかったのは、いわゆるクラシックの固いイメージのコンサートと違ってもっと広い意味の『音楽』を楽しむ、そんなひととき。
松野迅さんの独特の、音楽に対する深い、あったかい笑いもある語りを間にいれての音楽が繰り広げられ、心の洗濯になりました
すべての曲について書きたいけど、時間がないので、はしょります
第2夜は、小学生から大学生院生までの音楽の学習をしている人を交えてのステージ。
1部は、大人のアーティストたちが、弦楽合奏でさりげなく温かく支えてくれる前半『絃の饗宴』
ヴァイオリンを習ったら必ずおけいこするヴィヴァルディの協奏曲イ短調とバッハの協奏曲第1番イ短調を小学生の二人が奏でて、息子がこの曲を弾いてたかわいらしかったころ(笑)を思い出してしまいました。
そのあと、大学生の方がドヴォルザークの「ロマンティックな小品」どれもピアノ伴奏ではなく、弦楽合奏をバックに奏でるので、華やかな舞台に。
2部は、専門的な学習に入っている学生の共演『香りと文化』
ドイツに留学している岡田拓朗さんが中川真由美さんのピアノでサンサーンスの「白鳥」の優雅な調べを楽しみました
そして、息子の拓登は、京都大学大学院の理科系(詳しい学科名を聞いたのに覚えてなくてごめんなさい)に所属の方とのピアノと共演
私の好きなフランクの「ソナタ イ短調」を全楽章たっぷりと聴かせてくれました。
中学2年生のときも、東京や札幌のコンサートで弾いていましたが、やはりちょっとだけ歳を重ねたせいか、説得力がでてきたように感じたのは親ばかでしょうか。
でも、中学生から高校生の男の子の豹変(適切でないかもしれないけど、まさにそんな感じ)ぶりには我が子ながら、びっくりです。
そして、プロでも結構大変だとおっしゃっているようなフランクのピアノを飄々と弾かれていました。若者のフランクもいいですね~
そして吉田隆子の世界をピアノ、ヴァイオリンで奏でたあと『心あわせて』
実は、生まれながら脳に障がいを持った娘も3度目の参加です。
年に1回、白馬で主役になる瞬間を与えてもらっています。
3歳のころからお兄ちゃんのヴァイオリンのおけいこに母とともに付き合っていたせいか、いつのまにかおさがりのヴァイオリンを手にして奏でるようになっていました。
楽譜を読むということは困難なので、耳で聴いて何度も何度も弓でならすうちに、正確な音を紡ぎだすようになっていたのにはうるっときました。
いつも童謡などの優しい曲を、皆さんの弦楽合奏のなかでヴァイオリンで歌っています。
リハーサルの写真です。
夕方、年に1度のおめかし。素敵なドレス(実はリサイクルショップで千円で手に入れたもの)に身を包みちょっと緊張
この日は、フォルストの「古い手紙」とイギリス民謡の「大きな栗の木の下で」でした。大きな栗の時には、出演者が出てきて、振付と歌で盛り上げて…
自然体で紡ぐ音と周りのアーティストの方々の温かい心が溶け合って、胸がキューっとなってしまいました。
そのあとは、若いアーティストの共演で瀬越憲作曲松野迅編曲の『すみれ』
そして、ヘンデルのパッサカリア
ヴァイオリンが拓登で、ヴィオラが松野迅さん。拓登がヴァイオリンを弾きたいといって始めたころに、CDで初めて聴いて、いつかは弾いてほしいなと密かに思っていた曲を聴けて月日が経ったことを実感。
夜の懇親会では、三上満さんがドイツ語歌曲を披露
なんとその前にいらっしゃるのは、元参議院議員の安武ひろ子さん。
とっても気さくで会話がポンポン。
いろいろな出会いと笑いと感動の二日間でした白馬の小道で拾った栗
ずっと雨模様で寒くてほとんど出歩けなくて残念だったけど、帰り道に白馬の写真家の菊池哲男写真館に壮大で美しい白馬の写真に出会えた。いつか一度は登って本物をみたい・・・
帰りには八ヶ岳パーキングエリアで、失くしたカメラを受け取って感謝の日々でした。