大学通りの銀杏
昨日は国立も朝からしばれて(北海道の言葉です)いました。
札幌を離れて7年たつので、空気のしんとした感じを忘れていましたが、ちょっと思い出してしまいました。
夕方宣伝では、思わず、ダウンを着たまま失礼しました。
帰りにぶらんこ通りを通って、ほっと暖かな気持ちに。
帰って、ふと目に入った記事。
単身女性、3人に1人が貧困 母子世帯は57%
以下、12月9日の朝日新聞の記事です。
勤労世代(20~64歳)の単身で暮らす女性の3人に1人が「貧困」であることが、国立社会保障・人口問題研究所の分析でわかった。2030年には生涯未婚で過ごす女性が5人に1人になると見込まれ、貧困女性の増加に対応した安全網の整備が急がれる。
07年の国民生活基礎調査を基に、同研究所社会保障応用分析研究部の阿部彩部長が相対的貧困率を分析した。一人暮らしの女性世帯の貧困率は、勤労世代で32%、65歳以上では52%と過半数に及んだ。また、19歳以下の子どもがいる母子世帯では57%で、女性が家計を支える世帯に貧困が集中している。
我が家のもみじ
今日、12月10日は国際人権デー
1948年、今から63年前に、世界中で侵略戦争の果てに5000万人の命を奪ったことを二度と繰り返さないとの決意で結ばれた世界人権宣言。日本の現状をみると、どこにその精神が生かされているのでしょうか。
派遣労働法ができて以来、すべての分野で非正規雇用が増えた上に、一般職でも日本の女性と男性の格差が大きすぎるのが現実。
正規の一般職でも女性は男性の約67.8%の給料しか払われていないという統計が厚労省から出ています。
パートや臨時ならなおさら低い水準です。
統計をみると1980年代の格差よりは少しづつ是正されているけれども、まだまだヨーロッパ諸国の90%からすると大きな差です。
そういえば、日本の貧困率が過去最悪で16%になったとの記事もありました(7月22日)
OECDの加盟国30か国の平均が10、6% いかに日本が低いかわかります。
給料が低くても、たとえば、ブータンのように医療費や教育費にお金がかからないのならよいが、
日本の場合、特に普通教育の教育費は世界1高いと言われています。ヨーロッパでは教育費は大学まで無償です。
日本では、貧困が教育を受ける子どもたちの権利の格差を生み出し、それが、貧困の再生産につながる…という記事もあった。
息子が大学受験を控えている我が家でも、他人事ではありません。
大学の授業料などの払い込み総額を調べて、その高さにびっくり。奨学金もあるけれども、日本の場合、ほとんど貸与奨学金なので、大学を出たら、すでに何百万円もの借金を背負っていることになってしまいます。
うちの娘も大学を自分の力でと奨学金で出たので、決して多くない給料から払い続けるのは大変のようです。
世界の流れはほとんどが給付性奨学金。その代り、大学はしっかり勉学に励まないと卒業できない。日本のようにバイトに明け暮れる暇はないと聞きました。
議員になって、さまざまな生活相談を受けます。
母子家庭の方は、だれもが子育て中もそのあとも大きな不安の中にいます。
そして、今、多いのは、単身の女性の方。働くだけ働いて、歳を取って働けなくなって、年金がなく暮らせない80代の方。中途障がいになって、それまでの仕事ができなくなり、できる仕事を探すけど見つからず、貯金も減って不安な60近い方。今は、若者の60%が非正規というから、将来の不安を持っているのは、年齢に関係なくなっている。
『まじめに働いていれば、老後まで贅沢しなければふつうに暮らせる』社会だったはず、それが、
憲法25条 すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。の具現化だった。
今の日本は、憲法25条がないがしろにされている社会。
これから、介護保険料の値上げがされて、国保も各地で値上げが始まっています。そして、消費税を2倍に上げるということになったら、
いったいどうなるのでしょうか。
このままでは、さらに格差社会がますます広がる。何とかしなければ!
多くの人で立ち上がるときです。
暗ーい話で気持ちが萎えそうなときに、我が家の猫の登場。
さび三毛ピッチ冬になると、毛に空気をたくさん取り入れてるのか、ふくらみます。
ふっくらふわふわな毛に癒されます。私が深刻な顔をしてると、どうしたの~という顔でみつめてくるピッチです。
このシクラメンは、大学通りの露店で、一番つぼみが少なくて元気のなかったものを買ってきました。
私の小さな趣味は、ちょっと元気のなさそうな植物を買ってきて、世話すること。
以前もやせて、たたき売りのような値段で売っていたミニバラ、1年後に活き活きミニバラに変身。
安くて手に入りやすいというのもあるけど、
もうだめかも…と思うような植物が元気になってくれると、嬉しくなって私まで元気になるんです。
小さな自己満足かなあ
今夜は月食ベランダから撮った月。
夕方の月。すごく輝いていて、昔の人はこんな月を観て、輝夜姫(かぐやひめ)を作ったのかなあと思いました。
昨日は国立も朝からしばれて(北海道の言葉です)いました。
札幌を離れて7年たつので、空気のしんとした感じを忘れていましたが、ちょっと思い出してしまいました。
夕方宣伝では、思わず、ダウンを着たまま失礼しました。
帰りにぶらんこ通りを通って、ほっと暖かな気持ちに。
帰って、ふと目に入った記事。
単身女性、3人に1人が貧困 母子世帯は57%
以下、12月9日の朝日新聞の記事です。
勤労世代(20~64歳)の単身で暮らす女性の3人に1人が「貧困」であることが、国立社会保障・人口問題研究所の分析でわかった。2030年には生涯未婚で過ごす女性が5人に1人になると見込まれ、貧困女性の増加に対応した安全網の整備が急がれる。
07年の国民生活基礎調査を基に、同研究所社会保障応用分析研究部の阿部彩部長が相対的貧困率を分析した。一人暮らしの女性世帯の貧困率は、勤労世代で32%、65歳以上では52%と過半数に及んだ。また、19歳以下の子どもがいる母子世帯では57%で、女性が家計を支える世帯に貧困が集中している。
我が家のもみじ
今日、12月10日は国際人権デー
1948年、今から63年前に、世界中で侵略戦争の果てに5000万人の命を奪ったことを二度と繰り返さないとの決意で結ばれた世界人権宣言。日本の現状をみると、どこにその精神が生かされているのでしょうか。
派遣労働法ができて以来、すべての分野で非正規雇用が増えた上に、一般職でも日本の女性と男性の格差が大きすぎるのが現実。
正規の一般職でも女性は男性の約67.8%の給料しか払われていないという統計が厚労省から出ています。
パートや臨時ならなおさら低い水準です。
統計をみると1980年代の格差よりは少しづつ是正されているけれども、まだまだヨーロッパ諸国の90%からすると大きな差です。
そういえば、日本の貧困率が過去最悪で16%になったとの記事もありました(7月22日)
OECDの加盟国30か国の平均が10、6% いかに日本が低いかわかります。
給料が低くても、たとえば、ブータンのように医療費や教育費にお金がかからないのならよいが、
日本の場合、特に普通教育の教育費は世界1高いと言われています。ヨーロッパでは教育費は大学まで無償です。
日本では、貧困が教育を受ける子どもたちの権利の格差を生み出し、それが、貧困の再生産につながる…という記事もあった。
息子が大学受験を控えている我が家でも、他人事ではありません。
大学の授業料などの払い込み総額を調べて、その高さにびっくり。奨学金もあるけれども、日本の場合、ほとんど貸与奨学金なので、大学を出たら、すでに何百万円もの借金を背負っていることになってしまいます。
うちの娘も大学を自分の力でと奨学金で出たので、決して多くない給料から払い続けるのは大変のようです。
世界の流れはほとんどが給付性奨学金。その代り、大学はしっかり勉学に励まないと卒業できない。日本のようにバイトに明け暮れる暇はないと聞きました。
議員になって、さまざまな生活相談を受けます。
母子家庭の方は、だれもが子育て中もそのあとも大きな不安の中にいます。
そして、今、多いのは、単身の女性の方。働くだけ働いて、歳を取って働けなくなって、年金がなく暮らせない80代の方。中途障がいになって、それまでの仕事ができなくなり、できる仕事を探すけど見つからず、貯金も減って不安な60近い方。今は、若者の60%が非正規というから、将来の不安を持っているのは、年齢に関係なくなっている。
『まじめに働いていれば、老後まで贅沢しなければふつうに暮らせる』社会だったはず、それが、
憲法25条 すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。の具現化だった。
今の日本は、憲法25条がないがしろにされている社会。
これから、介護保険料の値上げがされて、国保も各地で値上げが始まっています。そして、消費税を2倍に上げるということになったら、
いったいどうなるのでしょうか。
このままでは、さらに格差社会がますます広がる。何とかしなければ!
多くの人で立ち上がるときです。
暗ーい話で気持ちが萎えそうなときに、我が家の猫の登場。
さび三毛ピッチ冬になると、毛に空気をたくさん取り入れてるのか、ふくらみます。
ふっくらふわふわな毛に癒されます。私が深刻な顔をしてると、どうしたの~という顔でみつめてくるピッチです。
このシクラメンは、大学通りの露店で、一番つぼみが少なくて元気のなかったものを買ってきました。
私の小さな趣味は、ちょっと元気のなさそうな植物を買ってきて、世話すること。
以前もやせて、たたき売りのような値段で売っていたミニバラ、1年後に活き活きミニバラに変身。
安くて手に入りやすいというのもあるけど、
もうだめかも…と思うような植物が元気になってくれると、嬉しくなって私まで元気になるんです。
小さな自己満足かなあ
今夜は月食ベランダから撮った月。
夕方の月。すごく輝いていて、昔の人はこんな月を観て、輝夜姫(かぐやひめ)を作ったのかなあと思いました。