こんにちは、尾張美也子です!

暮らしの中で感じたことを気ままに綴っていきます。

文教都市くにたちとして、教育、図書館をもっと要に

2018年01月30日 | 日々のつぶやき
連日、厳しい冷え込みだけど、家に避難させているハイビスカスは花盛り外は雪が残っているけど、小鳥の声が元気なので、思わずベランダにみかんを置いたらひよどりさんがやってきて、気持ちを和ませてくれます。

1月28日は、くにたち図書館の図書館協議会が市民の意見を聞く会を図書館で開催。私も参加してきました。

図書館協議会の答申が出されました。本、図書館を愛する市民の方が、蔵書の充実や図書館政策の大切さや廃棄本のあり方、選書のあり方などについて
熱いご意見を出され、協議会の方々や市の職員さんとの意見が交換できた点はよかったです。

答申はすでに出されていますが、今後の協議会に、市民のみなさまの意見も反映させてほしいと願ってます。

私も、これまで議会で取り上げてきたことも入れながら、レファレンスの重要性や、文教都市でありながら市の総合基本計画の位置づけが軽い点、廃棄本を市民に公開展示すべきなど意見を申し上げてきました。

1月もあと二日。図書館については、私も12月議会でとりあげたので、年をまたいで、おそくなりましたが、議会報告します。

12月議会の一般質問では、子育て世代が住み続けられる街にすることが、高齢社会を支える底力になる視点から、教育予算を増額し、古い学校施設の改善、図書館施策の改善などを中心に行いました。

子育て世代が流出している国立市
 過去5年間の人口統計で、国立市を含め、国分寺市、立川市、府中市の人口はゆるやかに3~4%ほど増えております。しかし、0~14歳の数は、平成23年度の指数を100とすると国分寺103、府中市102と増えていますが、国立市は97と減っています。

市の転入・転出者へのアンケーとの結果で、転出者の半数が子供がいる家庭であり、その多くが転出先を決めるとき、近隣の立川や国分寺、府中などを検討したことがわかりました。またこのアンケートの結果で「国立の良くない点」で、多い答が1位が子育て支援、2位が図書館でした。このあたりが今後の国立のあり方を考える大切なポイントです。

子育て支援や教育費が低く、土木費が高い国立市の税配分
 市長の重点施策に次世代の育成に対する政策予算の割合は22%で、77%は国立ブランドの育成(土木・都市整備事業)です。

また、教育費は8%で26市中25位と低く、一方土木費は15%で、多摩平均を8%も上回っています。グラフの写真です多摩地域の殆どの自治体は、土木費より教育費の割合が高いのに、国立は逆。です。文教都市なのに、教育にお金を使っていない。

教育費を増額し学校トイレなどの改善を
予算編成時に各課の予算要望が政策経営課に出され、予算編成されます。私は、予算確定時の削減率が一番高いのが教育委員会の予算であったという資料を示しました。削減分の半分近くが教育費の約4億5千万円です
学校はいざというときの避難所にもなります。学校のトイレの洋式化率は5割以下です。学校のトイレの抜本改修や中学校プールの温水シャワー設置などの施設整備を求めました。市は財政が厳しいことを理由に抜本的な改修は難しいとの答弁。駅周辺の大型開発を見直し、税金の配分をかえれば可能です。学校の施設改善の要望は、PTAからも毎年要望されており、子育て世代の方からも声が寄せられています。今後も力を入れて取組みます。

 図書館は直営で文教都市の政策の柱とし充実を
国立駅高架下にも書棚空間を作り、図書館は直営で長期計画をたて文教都市の柱にすべきと求めましたが、直営は維持するが、長期計画は立てないと答弁しました。
市のアンケートでも国立駅に図書館の要望が高いにも関わらず、高架下の市民サービスコーナーは、貸出図書の受渡しのみの計画です。一方中央図書館では昨年、2万8千冊もの蔵書を廃棄しました。せめて、国立駅高架下の市民サービスコーナーに廃棄本などを展示し、市民に公開するよう求めました。市は、期間を設けて展示すると答弁しました。

まちづくりは市民の声を反映すべき
その他旧駅舎の周りや都市計画道路3・4・10号線延伸部分の形状など、多大な税の掛る大きな開発は住民投票などで、市民の声の反映をするため、市民自治条例を作り住民投票を行うべきと求めました。
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